学生時代
学生時代って聞いたら大学生を連想するでしょうが、残念。高卒です。
中学の時、自分を変えて行こうと思い、人の先頭に立つことを始めた。
学級委員。
私以外の学級委員は勉強ができたり、運動ができたり、一目置かれるものがある人ばかりだった。ちょっとの劣等感がありながらもそれらしく真面目に取り組んだ。
学級委員の担当の先生がリーダーを育てる研修や学年集会の企画、運営をさせてくれてとても勉強になった。
その経験もあり、その後のあらゆる場面で役立つことがたくさんあった。
学校で真面目の代名詞のような私。無言電話、嫌がらせは普通にあった。
頭髪検査や服装検査を毎日、学級委員が仕切る。チャイム席の取締もする。仲良くてもひいきはしなかった。
だから、真面目くさってると言われた。無視されたりも・・・
私は、動じなかった。いつの間にかそんなふうになっていた。
小学校の時から親友だった子に裏切られた。とても信頼していて何でも話していた。家の事情から好きな子の話から、何でも・・・
ある日、鞄にしまっていた家の鍵がなくなった。親友が私の弟の仕業じゃないか?と言った。確かにその頃、弟が色々やらかしていたので・・・
それにしてもおかしいのだ。一緒に帰っていたのに「用があるから、漫画本を〇〇に返しておいて」と私に頼んでくる。そんなことが数回あった。
それで気づいた。なにか変だと思ったら、500円貯金、100円貯金がない。私のお小遣いの入れ物からお札だけなくなってる・・・
後日、私のジャージの上がなくなった。私のジャージはLサイズで校章の部分が切れていた。Lジャージが學校で流行っていた。
それを親友が着ていた。ショックで倒れ込みそうだった。
その後、「これ、もやしちゃんの鍵じゃない?」と鍵を持ってきた。
もう盗む物がなくなったからだ。
すべてを別の2人の友達に話し、実験をすることになった。
親友を呼び出し玄関に財布を置いたらどうなるか?別の2人の友だちに襖の破れたところから見ていてもらった。
「財布から取っていた」とジェスチャ―を送る2人の友達。2人共震えていた。
翌日、家庭科の実習中、数人で囲み、「昨日のお金は?」と聞く。
「私、取ってないよ!」と答えた。
「あー、取ってないんだね。取ってないってなにそれ?」
そんな事があり、人は100%信じてはいけないと思った。と同時にしばらく落ち込んだ。裏切られた。その日から、親友ではない。
担任に話したら、友達を泥棒にするのか?と言われ取り合ってくれなかった。担任にねじ伏せられ、お前の親は何もしてないと意味のわからないことを言われた。確かに仕事ばかりしていた。話を聞かない担任に親のことを言われる筋合いはないと思ったが、そこはグッと我慢。
だいぶ割愛させてもらったが、ここまでが中学生時代
私の真面目さを買ってくれる人もいた。悪いことはしていない。真面目で何が悪い?と自分を肯定させて進んでいくしか考えられなかった。
高校時代、毎日が楽しかった。私を理解してくれる友と出会い、バンド活動にあけくれた。
部活紹介でフォークソング部という名のバンドの演奏があり、これだ!と思った。
1年生歓迎コンサートに友達と行き、カッコいい先輩を見て入部を決めた。先輩は女子でありながら爆風スランプのコピーをやっていた。めちゃめちゃカッコいい!MCが面白くてプロのようだった。
こんなふうにやれたら気持ちがいいだろうなー。良すぎるものを見た。
そして、やりたかったドラム!
小学生のときに三原じゅん子さんのドラムセットに向かってる雑誌の1ページを見て憧れていた。誰にも言えなかった。
たくさん練習した。部活をやりに学校に行ってた。
自主練も欠かさず、勉強はそこそこにバンドのことばかり熱心だった。
部活引退後は、有志バンドとして活動を始める。
スタジオに通い練習。3年間楽しんだ。仲間もできた。たくさんの思い出ができた。プリンセスプリンセスのコピーバンドだった。バンドとしては上手じゃなかったけどドラムを楽しんだ。今でも、演奏した曲を聞くと血が騒ぐ。自然にリズムを刻みたくなる。
ドラム大好き♡
社会人になってもメンバー入れ替えながらも活動した。
商業高校に行ったのに商業科目が苦手で珠算は3級取れず。書道検定とペン習字検定でカバー。
好きなことばかりする高校時代だった🤣🤣🤣