夫源病 困ったね
お盆ですね
みなさま
夫の休暇が長くて、絶望的な気持ちになっておられる方も多いのではないでしょうか?
夫源病 説明するまでもなく 見て字の如く 説明は不要ですね
あらゆる年齢の方が、苦しんでおられると思いますが、熟年世代に近づきつつあるかた
または、熟年の方の場合について書いてみたいと思います
①昭和世代の『おじさま』方の共通する手強さ
おじさま方は、令和に生きていますが、魂は昭和をいきています。
家事•育児は女の仕事、男は社会にでて働くものである。そういう教育、家庭環境で生きてきたので、それが誇りであり、自身の源つまり芯でもあるので、それを失うことは
自身を失う事にもなります。とはいえ時代の流れで、社会でそれをつらぬくとパワハラになってしまいます。自分たちはパワハラに耐えてきたにもかかわらず、部下を呼び捨てにすらできない社会です。昭和のような呑みニケーションで、うんちくや、武勇伝をを聞いてくれる若者もおりません。価値観の変化の中で非常に鬱屈した日々を送っている場合が多々あります。時代の変化の中で大変な思いをしていることは事実です。
そうやって、自分を抑えて、やっと昭和人として生きていける唯一の場所が家庭、妻の前です。
時間もできた事だし、自分の考えたやり方で妻と一緒にアレやこれや楽しもうと考える方も多いようです。
②私たち自身の変化
女性の側も、夫と同じような環境で育ってきましたので、家事育児は女の仕事という思いから、結婚生活をスタートさせた方が多いのではないでしょうか?そして、それを後悔している。
子育てで正規社員を諦め、養ってもらっているという負い目を感じてる方、またその負い目を理不尽に思い、自立したいけれどブランクからうまくいかない。
自身の母親を手本として始めた結婚生活ですが、母の生き方、思考に嫌悪感を抱いてしまっている。
世の中では、夫育てだの、子どもと思って接するだのというノウハウがありますが、
同じ部屋にいるのすら苦痛な相手を、子供と思うなんて、ありえませんよね。
夫源病は、もうそういう段階ではありません。
それに、女性は、幼い頃より自分を抑えて合わせる場面も多く、時代に合わせていくのが男性より上手であるともおもいます。
③堂々巡りの思考
まず、頭をよぎるのは離婚です。
けれど、これは茨の道ともいえます。
経済面が一番大きい理由でしょう。
子供に莫大な教育資金を注ぎ込み、家のローンを払い老後の計画もままならない上での離婚は厳しいですし、離婚に応じる夫もそうそういないでしょう。
そうすると、この夫と今以上に顔を突き合わせ一生やっていくのかという絶望感がうまれます。自分の家なのに安らぐことができず、夫の気配におびえる日々。
相手を変えることはできない、自分の気の持ち方を工夫して、前向きに頑張ろう!としては、夫の言動、行動で気持ちがペシャンコになり、その繰り返しでどんどん自分を失っていってしまうのです。
④これからの視点
じゃあ、これからどうするのか
まず、心身に異常をきたしている場合は、やはり勇気を出して治療を受けるところかだと思います。まずは気持ちがフラットになる時間を持てるようになる。
それができないと、堂々めぐりの思考を繰り返して、時間が過ぎ老いていく一方です。
愚痴をいうガス抜きもいいですが、愚痴というのは諸刃の剣で、ガス抜きのつもりが、同じ不満や辛さを繰り返して語ることで、脳に嫌な気持ちがさらに深く刻も込まれる事になるのです。
心がフラットになる時間がもてたら、まずは、自分を俯瞰で見るところから始めます。
悲観も楽観もなく自分を見つめる。
そこから、これからの戦略を立てるのです。まだまだこれからです。
今日は長くなったのでここまで、、、
自分に期待して戦略を考える話は、また次回に。