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e-onkyo→Qobuzへ引き継げなかった音楽たち

はじめに

少し前にこんな記事を書いた。

e-onkyoからQobuzへ購入履歴を引き継ぐ際、半端な状態で止めてしまったせいか引き継げなかった曲がある、再移行できるか運営に確認中……といった内容だ。今回はその続報。


運営からの報告

あれから約一ヶ月。先日、運営からこのような連絡がきた。

・追加移行の可能性を検討したが、さらなる様々な問題が発生する可能性があり断念せざるを得ない状況
・レーベルとの契約形態の変化や権利の都合から一部アルバムは移行できないと案内していたが、購入していたジャンルやレーベル・アーティストによっては多数のアルバムを移行できない結果となってしまったのではないかと思う
・移行できなかった楽曲やアルバムは、過去の音源を大切に保管してほしい

移行できなかった楽曲やアルバムの再移行は残念ながら叶わないらしい。

しかし、「移行できない一部アルバム」がどのレーベルなのか、どのアルバムかは公表されていない。一部アルバムや楽曲が移行できなかったのは権利の都合なのかいわゆる"おま環"なのか不明瞭なのだ。中にはサブスクに登録されているが引き継げていないアルバムもあり、権利の都合で引き継げなかったのか素人目には全くわからない。そこで、曲や購入履歴が引き継がれなかったものをまとめてみた。

Qobuzで配信されていないもの

そもそもQobuzに音源がなさそうな楽曲たち。

日本コロムビア系

購入履歴は移行されていた。もし配信始まったら聴けるようになると嬉しいが、果たしてどうなることやら。

Suara The Best~タイアップコレクション~

レーベルはF.I.X.Records。購入履歴は移行されず。
2024年発売のSuara The Best2は配信中のため、不安定な神様は聴けるが夢想歌は聴けない状況。

ホーンテッド・オバケストラ系

レーベルはPoni-Pachet。2枚ほどシングルを買っていたのだが、どちらも消えていた。とはいえ2018年~2019年に発表された楽曲をまとめたアルバムが配信されており、初期曲が完全に聴けなくなってしまったわけではなさそう。

REASON FOR…

レーベルはフロンティアワークス。TVアニメ「神々の悪戯あそびのED曲。同メンバーが歌唱しているOPは聴ける。同じ作品でも扱いが違うの、不思議。

Qobuzに音源はあるが履歴を引き継げなかったもの

Qobuzに音源はあるものの、購入履歴が移行されなかった曲たち。結構前のアルバムでe-onkyoに発売当時から登録されていたはずなのに数年後ニューリリース欄に載っていた作品が多いような気がする。

アイドルマスターSideM系

唯一の生き残り
CIRCLE OF DELIGHTシリーズはこれしか持っておらず、他ユニットの状況はわからない

レーベルはLantis。移行状況がおかしいのに気がついたのはこのジャンルがきっかけで、アルバム一枚を除き全滅だった。すべてのアルバムを買っていたわけではないし計算もしていないが、このジャンルの曲だけで数万は吹っ飛ばしていると思う。

徳武竜也さんが歌う楽曲がダウンロードできなくなるのは覚悟していたが、まさかここまでごっそり消えるとは。正直わりと落ち込んだ。

A3!系

レーベルはポニーキャニオン。聴けなくなっていたのは「A3! BRIGHT SUMMER EP」と「Home/オレンジ・ハート」。他の楽曲の状況を鑑みるに、2020年12月に起きたキャスト変更が大きく関係していそう。仕方ない例だと思う。

オフィスオーガスタ系

一定時期より前の楽曲・アルバムが消えているようだ。私が買っていた楽曲・アルバムのうち、消えていたのはこの3枚。

・Ah Yeah!! / スキマスイッチ
・青の光景 / 秦基博
・4YU / さかいゆう

レーベルはすべてUniversal Music LLC。さかいさんのアルバムはハイレゾで買っているのだが、「Yu Are Something」以降は無事移行されていた。

おわりに

QobuzにはストリーミングはCD音源、ハイレゾ音源はダウンロード販売のみの楽曲がある。今回取り上げたものでは、ホーンテッド・オバケストラアイドルマスターSideMがそうだ。
Qobuzアプリでこういった曲のハイレゾ音源を聴きたい場合、もう一度購入し直すしかない

ローカルには音源が保存されているとはいえ、Qobuzアプリでハイレゾ音源を聴きたければもう一度買い直さないといけないのは残念だ。サービス提供者側の都合によって購入したものがどうなるか左右される、デジタルコンテンツの弱みを痛感した出来事だった。