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ダイスタワーを作る


ダイスをふるときの道具

ダイスを振るのに、テーブルの上で直接は…
コマ、ユニット、タイルやチップを吹き飛ばすのでよろしくないですね。
まわりの方々を見ていると、トレイ、カップ、瓶、ケース、ダイスタワー。

ガラス瓶は、ダイスが”跳ねる”のでランダマイザーとして良いと思いますが、(ダイスが少数ならさておき)「音」と、ガラス瓶をゲーム会に運んでいくのに躊躇するのが(自分としては)ネックになっています。
Advanced Squad Leaderのプレイヤーが、小形の瓶に小さなダイスを2つ入れているのをよく見かけます(スタイリッシュだと思います)。

ダイスカップは憧れますね。使っている方を見ると欲しくなります。これとダイストレイの組み合わせもよさそうです。

ダイスタワーは格好いいですね。かさばることと、材質によってはダイスが跳ねる音が大きくなるのも気になります。
折りたためるものもありますが…

ダイスタワーを作る(100円ショップの文具を流用)

そこでダイスタワーを作ってみることにしました。音を考慮し、材質は紙。また持ち運べるように、なるべく小型になるように考えてみました。
(セリアでダイスタワーが販売されていたとも聞きましたが、残念ながら入手できていません)

四角柱の内側に、互い違いにいくつかの斜面を作り、そこを転がることでランダム性を担保しているのが一般的なダイスタワーの構造となっています。

ただ、考えてみれば、ダイスが転がりさえすれば、必ずしも複数の斜面を要することは無いはずです。
そこで、ここではそれをゴム紐で担うことにしました。

100円ショップにあった、クラフト紙製のペン立て/机上小物入れ※の一部壁面部分をカットし、斜面としました。小物入れ部分に落ちたダイスがたまる仕組みです。

ランダマイズ部分は、ペン立て部分に仕込みます。高さがあまりありませんので、互い違いの斜面は仕込まず、ゴム紐を3本入れることにしました。

ペン立て部分を上から

このクラフト紙製のペン立て、昔に買い家にあったものを使ったのですが、同じものが最近の100円ショップでは見当たりません。

美麗ではありませんが、機能、大きさ、音など充分満足した出来栄えになっています。多面体ダイスなど大ぶりのダイスをたくさん流し込むのにはむいていません(ひっかかってしまう)。また、ゴムで跳ねて飛び出してしまうこともあるので、ゴム紐の配置は短慮だったように思っています(逆三角形でなく三角形の頂点を上に持ってくるべきだったかも)。

余談

ダイストレイは、かつてはゲームの入っている箱の上蓋を使うこと多かったです。最近は100円ショップなどで安価に入手できるグッズで代用することが一般的になっています。
でも、「上箱でダイスを振る」ことがルールに書いてあるゲームもあるらしいです。下の投稿に際して、ご意見をいただきました。

エリアインパルスシステムの元祖である「アルンヘム強襲(Storm over Arnhem)」シリーズには、ルールの一項にダイスロールについて言及されています。ここまでルールに明記しているのも珍しいのでは。
・箱で振る
・1つでも箱から出たら、全て振り直す

以下は、同じシステムの「Turning point:Stalingrad」のプレイレポートです。

ところで、年齢とともにダイスを振る際に込める精神力が落ちているような気がしますが、それでもできれば気合はこめたい。であると、素手で持ったダイスを大きめのダイストレイで振るのが自分の望む理想形なのでしょうか(大人としては、ダイスカップを使うべきなのでしょうけれど)。