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ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2021・03 その26
こんにちは!
昆虫などの生命体が大好きな変人の20.315です。
20.315の開拓地「ネイチャーフィールドX」にも、春の足音が聞こえてくる季節になりました!
最低気温も氷点下以下になることはなく、先日は小春日和の中、モンシロチョウがフワフワと飛んでいました。
ネイチャーフィールドXでは現在、デコボコの土地を平坦にする土木作業やカブトムシを生育するカブトムシ・ファームを作ってたりしています。
そんな土木作業中に土の中から出てきた生命体が、ヘッダーの写真です。
スナハラゴミムシです。もしくはオオスナハラゴミムシです。素手で捕まえるとお尻から異臭ガスを出すので、私も素手で捕まえることはしません。
スナハラゴミムシとオオスナハラゴミムシとの違いがよくわからないのですが、スナハラゴミムシは現在、関東エリアでのみ確認され、絶滅危惧種に指定されています。一方のオオスナハラゴミムシは本州以西に広く分布、とされています。
体中真っ黒で、体長は20ミリ。見た目はかわいいです!
↑ 20.315はこうした朽木を見ると、興奮します。ハアハア。笑。
なぜかといいますと、朽木を裏返すと、大体このように、5~10ミリの楕円形の固形物が無数にころがっているからです。↓ これは・・・!
そう、カブトムシの幼虫のフンですね!
朽木をかじって食べているため、朽木の養分が幼虫の栄養になります。朽木の繊維質部分は排泄され、楕円形のフンが無数にあります。
↓ その下を掘ってみたら、たくさんの幼虫が出てきました!ワオッ!
ワンダフルな光景ですね!
↓ ふと傍らを見たら、クワガタのメスらしき生命体の姿が!
よく見たら、亡き骸です。おそらく昨年の秋~冬にかけてお亡くなりになったと思われます。コクワガタのメスですね。
↓ その後、土木作業中に出てきたのは、ニホンカナヘビの子供です。
前脚の指とか見ると「かわいいでちゅねー」とか言いたくなります。
ほぼほぼ冬眠明けではないかと思われます。結構、俊敏に動いています。
↓ 今回の最後は、ツクシです。
これは都内の公園で撮影したもの。スギナが繁茂していたので、やっぱりツクシも伸びてきました。
ツクシは節にある袴を取り除き、油炒めにして塩を振りかければおいしくいただけます。20.315もサバイバーとして食べたことがありますが、結構いけます。
災害等では非常食としても重宝できますね。
関東も春になり、日照時間が長くなって暖かくなってきました。乾燥した大地にも雨が降るようになり、植物が芽吹き、同時に昆虫たちが動き出す季節です。
さあ、今年も昆虫の季節到来です、楽しみですね!
※写真は全て20.315が撮影。ツクシの写真は都内公園で撮影しましたが、ほかは全てネイチャーフィールドXで撮影しています。