ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(爬虫類&哺乳類&昆虫)2020・12 その22
前日、ゆるい小雨がふり注ぎ、ネイチャーフィールドXの草木に雨粒が残っていました。朝日が雨粒にキラキラと反射して、みずみずしい緑が一層きれいさを増しています。
こんにちは!
開拓地「ネイチャーフィールドX」の管理人兼変人の20.315です。
12月に入ったので、昆虫などの生物に出会う機会もめっきり減少していますが、それでも刈り取った草木を処理していると、いろんな現象に出くわします。
例えば・・・。
↓ 干からびたカエルが、乾燥した枯草の茎にへばりついていました。
撮影しやすいように、竹の切り株の上にそっと安置。土ガエルのご遺体ですね。カリカリに乾燥しちゃってました。
20.315のせいではないと思いたいのですが、確証はありません。下草を処理している最中に土から出てしまい、直射日光にあたったまま、お亡くなりなった可能性も否定できない・・・。私のせいだったら、ごめん。
↓ レーキ(いわゆる熊手)を購入して、刈り取った野草、雑草をかき集めて堆肥(のもと)の山を作っています。
↓ 刈り取った下草が大量なので、堆肥の山がいくつもできます!
朽ちた竹を引き抜いたり、レーキで地面をゴシゴシ削っていたら、土ガエルが出てきて、ピョンピョンはねて逃げていきます。
ごめんね、君たちの住処を荒らして。↓
干からびてお亡くなりにならないよう、祈ります。
レーキって結構楽しくて、散らばっている枯草を集めたり、土をかいたり、ならしたりするのにとっても便利!
ちょっと気になる場所があったので、レーキでまさぐりました。
それは「やがて堆肥α(アルファ)」です。底と地面の境をかきかきしてみたところ・・・。
↑ 地面に、何やら動く物体が出てきました!
地面近くで接写すると・・・
↓ これは、そう、カブトムシの幼虫です!
キターーーーーー!
20.315がせっせと堆肥を作っているのは、実はカブトムシの幼虫が育つ環境をも整備するためなんです!
これが、「カブトムシの堆肥栽培」です!
やがて堆肥αは、もう1年以上前から枯草、草木を堆積している場所で、地面と草木の間は、すでに堆肥化しています。成虫のメスは、おそらく堆肥の匂いに誘われて、朽ちた草木付近に卵を産んでいると思われます。
来年の夏、昆虫トラップを仕掛けるのでみんな来てね!
一方、倒木を裏返したら、やっぱり出てきました!
倒木の裏側にも、地面にもたくさんの幼虫が!
そのままにしておくと、死んじゃう可能性が高いので、別の倒木の底を掘って幼虫たちを置き、土をかけてあげます。「無事、生きていきなよ」とお祈りして。
ただ、倒木の中に入りこんでしまって、救出できない幼虫もいます。こうした幼虫は、残念ながらお亡くなりになると思います。すまん。
20.315の背後に何やらじーっとこちらを見ているモノの気配を感じました。振り向くと、
黒猫です!
よく見ると、寝てるだけやん!ひなたぼっこやんか。
ご近所には、少なくとも4匹以上の猫がいます。
ネイチャーフィールドXにもよく出没していて、彼らの恰好の遊び場、昼寝場所、ネズミの狩場、そしてトイレになっています。
ここでの作業が2時間を超えると、さすがに20.315も疲れます。
↓ そこで、これも購入しました!
チェアリングです!
風がないと、ぽかぽかしてきて休憩するのに最高です!
ドクターペッパーを飲めば、さらに気分がよくなります!
ネイチャーフィールドXの枯草をかき集めて堆肥をつくり、生命体を観察&撮影しているとあっという間に夕暮れです。
近くの公園で美しい夕焼けを撮影しました。
左下に富士山が見えます。秋口から翌年の4月ぐらいまで、晴れて空気が乾燥していると、富士山がよく見えるんです!最高!
※写真は全て20.315が撮影。場所もネイチャーフィールドXとその付近。