ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2021・08 その35
こんにちは!
開墾地「ネイチャーフィールドX」で昆虫観察する変人の20.315です!
今夏の関東は暑かったり、長雨が続いたり変動が大きいですね。
雨の日は、ネイチャーフィールドXでの雑草堆肥作りも昆虫観察もできませんが、晴れ間に繰り出して、たまたま見つけた虫がヘッダー写真の昆虫です。
これはアカハネナガウンカです。体長はおよそ5ミリ。名前のとおり、ウンカの仲間でカメムシ目に属します。
顔が特徴的で、Twitterなどで時々「面白い目」「かわいい」などと話題になったりします。
↑ カマキリの成虫が、同じくらい大きなアブラゼミを狙っています。
しばらく様子を眺めていましたが、5分経っても両者動かず。30分ほど経過してから再度見ましたが、アブラゼミもカマキリもいなくなりました。
お盆前後、ネイチャーフィールドXはこのアブラゼミやミンミンゼミの大合唱です。あんまりうるさいので、捕獲してみました。
↑ ほんの1分もかからず、アブラゼミが4匹捕れました。
といっても、別に捕獲することが目的でもなく、撮影できれば用済みなので、すぐに逃がしてやりました。20.315はやさしい観察者なんです、笑。
↓ アメリカセンダングサの茎に擬態(?)して獲物を狙っています。
カマキリの終齢幼虫ですね。
おそらく次の脱皮で、翅も生え立派な成虫になることでしょう。
↓ マイマイガの立派すぎる成虫がいました。体長およそ6~7センチ。
腹部を見たら、ブリッブリッでした。顔もかわいい。
↓ ナガコガネグモの成虫です。前脚と後脚まで体長はおよそ10センチ。
ここまで大きくなると、スズメバチやカマキリとの戦闘もありえます。
YouTubeに、カマキリとコガネグモとの戦いを撮影した動画もたくさんアップされていて、壮絶な戦いが見物です。
8月、ネイチャーフィールドXの生命体たちの多くは、その成長がピークとなり、多くは次の世代を生んだ後、自然に亡くなります。
カブトムシは8月上旬以降、ほとんど姿を見せなくなりました。
彼ら彼女らは、生殖活動した後に堆肥エリアに卵を産みつけて亡くなります。
↑ 茶色の堆肥エリアに、卵があると思われます。
雑草、枯れ木、枯葉を積み上げた堆肥エリアは、雨が染み込み、真夏の太陽があたり、風雨にさらされながら徐々に熟成していきます。おそらく、その匂いを嗅ぎつけて、カブトムシのメスが産卵するのでしょう。
↓ ここに、雑草や下草を処理できない場所があります。
2年前に伐採した竹を積んでいるエリアです。
実はここに、スズメバチやアシナガバチが営巣しているらしく、20.315は怖くて近づけません。笑。
秋になれば、スズメバチもアシナガバチも死滅する(一部は冬眠)ので、下草処理はそれまで待つほかありません。
お盆を過ぎた頃、ここはツバメとトンボの恰好の狩場となります。
↑ 黒い鳥の影は、いずれもツバメたちです。
トンボは撮影できていませんが、蚊、アブ類、ハチ類、ハエ類などを捕食するためにツバメやトンボがたくさん飛翔しています。
ふと見上げると、夕焼け空に。
↑ これは昨年のこの時期に撮影してアップした写真です。
夕焼け空を見上げ、風がそよぐと夏の終わりを感じますね!
この写真、note のフォトギャラリーにシェア写真として共有しているんですが、超人気写真です。他の人に写真が使われると、都度お知らせメールが来るんですが、この1年で40回くらい使われています。
本心は課金したいぐらいです。笑。
大丈夫です、20.315は広大な心をもっているので。
それではまた、ネイチャーフィールドXでお会いしましょう!
※写真は全て20.315が撮影。場所も全てネイチャーフィールドX。