孤独で狂うのは女も同じだ
本日たまたま目にしたこちらの記事。
家庭からも、仕事からも、人間関係からも、どこからも自己肯定感や、自己効力感を得られない悲惨な状況をひしひしと感じた。
そして自分自身も人ごとではないなと思ったのである。
私自身は、男性ではなく女性であるが、やはり、年齢を重ね30代後半に差し掛かり、独身で、なおかつ、仕事でそれなりの役割を担うというようなこともなく、誰でも出来るような仕事を淡々とこなす日々。
存在が透明化していくようなそんな感覚に襲われることが増えてきた。
独身で中年になってくると、関心を払われることがほぼ皆無なのである。
20代の頃には周囲から無意識のうちに享受できていたであろう(でも、その頃にはその関心の量に気づくことが出来ず、あって当たり前の状態だったのだと思う。)関心というものが、気づかないうちに干からびて、なくなって初めてその苦しさに気づくという。
そう、誰からも関心を払われないというのは、本当に寂しいものだ。
子どもが、周囲からの関心を欲しがるのは自然なことだが、本当のところ大人になってもその構造はちっとも変わらない。
きっと人がほとんどの人が、欲しくてたまらないのは、ちょうど良い量の周囲からの関心なんだと思う。
お金や物より、関心が欲しい。
それが、全人類の心の叫びなんだと思う。
今は、GWだから、孤独な人の心が狂いがちな時期ではある。
だって、世の中は行楽にふけって賑やかで
普段以上に存在の透明感が増してしまうから。