見出し画像

日本の映画館で台湾人に驚かれたこと!


みなさんは映画が好きですか?
私は大好きです!!
私は台湾人の知り合いが多くいるのですが、
よく台湾の友達に言われるのが。。。

日本ってどうして海外映画の公開がとても遅いの??」

「洋画をどうして吹き替えしてるの??」

と言われました。
???そうなの!(◎_◎;)???
正直日本に住んでいるので全然気がつきませんでした。
そこで今回は日本と台湾の映画事情について調べてみました。

  

 

1.日本と台湾の海外映画上映の違い

本当に公開が遅いのか少し調べてみました。
まず世界的に有名になったアナと雪の女王について調べてみました。

 検索してみると、 
日本の公開日は2014年3月14日となっていました。 

それに比べて台湾では、公開日は2013年12月27日ということが分かりました。確かに日本より台湾の方が3ヶ月早く上映されていることが分かります。
これだと少し日本が損のような感じがしますよね。

 

この他にも調べてみたのですが、
ほとんどの海外映画上映が台湾の方が早いことが分かりました。
また、台湾のみならず世界的に見て、
日本は映画の上映が遅い傾向にあることが分かりました。

 

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

⏬どうして日本は海外映画の公開が遅いのか!?

 理由として日本の映画の宣伝方法に違いがあるようです。
また日本人特有の理由で映画公開が遅れていることも分かってきました。

 

 その1 映画会社が海外の反応を見て映画公開日を決めている

スクリーンショット 2020-07-02 1.23.07

日本の映画会社はその映画が海外でどれだけの売り上げを記録したか着目します。
確認した後で、「この映画なら日本でも売れるだろう!」
と確信したところで日本公開が決まることが多いです。
簡単に言うと、「その映画が日本で公開して儲かるか?」
を見ているんですね。。

 

  

その2  日本は他国より宣伝時期が長い

スクリーンショット 2020-07-02 1.23.18

日本は海外での映画をより多くの人に見てもらうために宣伝が多いです。
例えばCMで宣伝したり、バラエティ番組に海外の俳優さんを呼んで宣伝したりします。この映画はこういう所がすごく面白いんだよ!
と勧めた所で映画を公開します。

 

 

その3  映画の肩書きを待つため

スクリーンショット 2020-07-02 1.23.29

日本では、その映画が賞を受賞するまで公開を待つことが多いです。
例えばアカデミー賞受賞作品や全米ナンバーワン映画など、
その映画がどれだけ海外でヒットしたということを宣伝方法として使用します。
よくニュースなどでアカデミー賞受賞式などありますよね?( ´ ▽ ` )ノ
よくよく考えてみれば、映画を見た人たちがこの映画は面白い!
という理由でノミネートされます。
しかし日本ではその映画がまだ公開されていないことが多いです。
賞を受賞したら日本はその肩書きを載せて宣伝し公開に踏み切ります。

 

 

まとめますと。。。

日本の映画会社は、海外で有名になった映画を上手に宣伝した上で見てもらいたいという思いが見られました。
確かに宣伝した後だと見たい気持ちが強くなりますよね( ´ ▽ ` )ノ
また、日本人は自分の意思で見たいと思う人より、
客観的に勧めてもらう方が映画の興行収入が上がる傾向にあるそうです。
 そのため日本は海外より映画公開が遅いです。
映画好きな台湾の友達がいるのですが、
日本は映画公開が遅いから台湾にいる友達が凄く羨ましい(⌒-⌒; )
話についていけなくなる😿
と嘆いていました。
確かに数ヶ月遅れたら話についていけなくなりそうですね。。。

 

 

  

 2.日本の音声吹き替えについて

スクリーンショット 2020-07-02 1.26.22

 日本の吹き替えについてみなさんはどう感じますか?
私は友達や奥さんに言われるまで全く何とも思わなく、
世界でも普通に吹き替えを行っているものだと思ってました!
よく奥さんが日本のテレビで海外の映画をしている時に
「どうして海外の映画なのに日本語で話しているの!?Σ(・□・;)」
と言われます。
私には全く違和感がなかったのですが、外国人からすると違和感ありありだそうです。
台湾では基本的に吹き替えというものはありません。
しかし子供向けの場合のみ吹き替えがあります。(アニメなど)
そのため凄く不思議に思ったのだと思います。

 

日本だと大人向けの映画も吹き替えがありますよね。
特にテレビで上映となるとほぼ100%が吹き替えです。
しかし、日本でも論争がありますww
昔から「大人だから吹き替えはやめなさい!」
とか、私も
「吹き替えを見るとか子供じゃあるまいし!」
などと言われたことがあります。皆さんも言われたことがあるのではないでしょうか?

 昔から吹き替えに関してはいろいろと議論されていますが、
私個人としては、
大人でも吹き替えを見ても恥ずかしくないと思います。
本人の声じゃないとスリルが味わえないなどという人がいますが、
実際のところそんなに変わらないと思います。
吹き替えの方が字幕よりも多くの情報が詰められていますし、
何よりわかり易いですよね♪( ´θ`)ノ
どっちを見るのかは本人の自由です!

 

こちらは考察ですが、
日本では吹き替えの影響で公開が少し遅れているのではないか?
と考えることができると思いました。
海外だと字幕で文字を打ち込めば終了ですが、
日本では声優さんの吹き替えに少し時間がかかりますよね♪( ´θ`)ノ

映画に関しても日本と海外ではこんなに違いがあるとは知らなかったので
面白い発見だと思い記事にしました。
この記事を見て、なるほど!面白かった!
と思ってもらえたら嬉しいです!

 

 

 

オススメの台湾映画

ここで1つオススメの台湾映画を紹介したいと思います!
私が短期留学時代に台湾で見たシェフという映画です。

 

料理に全く興味のない主人公と母が、謎の天才料理人の力を借りて
料理コンテストで優勝するまでの道のりを描いたコメディ映画です。
私は台湾の映画館で鑑賞したので字幕は英語でしたが、
コメディ映画なので言葉があまり分からなくても充分楽しめました♪( ´θ`)ノ
また中国語の勉強にも良い面白い作品になっています。
料理ということで、台湾にしかない珍しい料理もたくさん登場しているので
見る価値アリだと思います!!

twitterやっています!よろしければフォローよろしくお願いします^^

twitter
https://twitter.com/trizolyuta


いいなと思ったら応援しよう!

ゆーた 台湾移住🇯🇵🇹🇼
大阪在住の29歳。web制作会社勤務。noteを通してたくさんの出会いを作っていきたいです。台湾が大好きで中国語勉強中。日台夫婦。日々の挑戦の記録や、社会の生きづらさ、台湾のことなどを書いていこうと思います。2023年台湾に移住予定です。