文化醸成や採用強化を促す207(株)のSlack活用方法

いつでもどこでもモノがトドク、世界的な物流ネットワークを創りたい、207株式会社イナバです。

207は完全フルリモートの組織です!
なので、オンラインでのコミュニケーション設計は拘っているのですが、今日は、中でもSlackの活用方法をご紹介していきます!

役に立っている・あってよかったと思うチャンネルに絞って、目的や役割などを紹介するので、自社のSlack運用の参考にしていただけると幸いです。

カルチャーの醸成

バリュー(行動指針)のチャネル

207には「Speed with quality」「3S」「Be opene」という3つのバリュー(行動指針)があるのですが。

各バリュー(行動指針)に関するスタンプが押されると、対象の投稿がバリューチャンネルにキュレーションされます。

各バリュー(行動指針)ごとにチャンネルがあり、関連するスタンプが押された投稿がそれぞれのチャンネルに流れる、という感じ。

これはBeOpenに紐づくスタンプが押された投稿のキュレーション

このチャンネルによって、バリュー(行動指針)の社内での認知度が上がり、文化情勢に繋がります

# reading-books

読んだ本の感想を共有しあうチャンネルです。207では3Sというバリュー(行動指針)を掲げています。

この3Sの中のインプットを推進するためのコミュニティとして活用されています。

個人情報に関わるチャンネル

バリュー(行動指針)として「Be open(情報の透明化と自律駆動)」を掲げる207にも、クローズドチャンネルが2つだけあります。それが、従業員の給与情報などを扱うチャンネル。これはクローズドチャネルとして、参加者を制限しています。

…が!
以下2つのチャンネルで扱う情報の性質と、チャンネルの存在を全社員に明示しています。そうすることによって、完全なブラックボックスにならないようにしている感じです。

# private-fulltime-employee-salary

フルタイムの従業員の給与情報に関して連絡するためのチャンネル。経営陣と経理のみが参加するクローズドチャンネルです。

# private-personal-infomation

業務委託の従業員の給与などの個人情報についてやりとりするチャンネル。正社員のみが参加するクローズドチャンネルです。

タスクの抜け漏れ防止

#shinya-yarimasu

代表の高柳慎也さんが「しんややります!!」スタンプをつけたメッセージをキュレーションするチャンネルです。

Slack上で依頼されたタスクはついつい忘れがちですが、このチャンネルがあることで抜け漏れ防止に効果的。

完了したタスクには「DONE」スタンプを押していくことでタスクの完了・未完了も把握できます。

  1. Slack上でタスクが発生する

  2. 慎也さんが「しんややります」スタンプを押す

  3. 慎也さん1人が参加しているSlackルームに上記2でスタンプを押したメッセージが流れる

  4. タスクが完了したら「DONE」スタンプを押す

このようなフローで、Slack上で発生したタスクの抜け漏れを防いでいます!

スタンプと連動した「〇〇やります!」slackルーム、便利です!

情報をオープンにするチャンネル

「Be open(情報の透明化と自律駆動)」というバリュー(行動指針)に紐づいて、なるべく情報はオープンにしています!

# general

このチャンネルでは、全体周知が必要な情報だけが投稿されます。

注意点は、#generalで個別連絡をしないように徹底すること。個別連絡をしてしまうと、チャンネルが形骸化しちゃうので…!

# z-mtg-recording

207では、すべてのMTGをレコーディングして全メンバーが閲覧できるように公開しています。

これ、独自性がある施策なのですが、結構いいです!!!

自分が知りえないところで何かが行われているということは基本的にないため、心理的安全性につながっていて。

さらに、副次的効果として、
・会議での「言った・言わない」が確認可能
・外部から207がどう見られているか分かる
といった効用も享受できています。

一旦、ここでCMです!

207ではあらゆるポジションで絶賛採用募集中です!!!!!!

本noteを読んで「ちょっとこの会社の事を調べてみようかな」と思って頂けた方はまずは、コチラの動画を見ていただけると会社の事がよくわかるかもしれません!(1:55:15~)

その後、「207に興味が出てきた!」という方は、カジュアルに面談でもしましょう。

もちろん、直接の採用応募も、とっても嬉しいです!

...

......

以上、CMでした!!それでは続きをどうぞ!!!

# corporate-inquiry

コーポレートサイトからのお問い合わせが流れてくるチャネルです。
どんなお問い合わせがあるのかが全社員に対してオープンになってることで、各従業員が自律的に「この問い合わせ対応、自分がやります!」というコミュニケーションがしばしば発生します。

「自律駆動」をバリュー(行動指針)に掲げる私たちだからこそ、「お問い合わせ内容を担当者に振る」といういち工程が減り、スムーズなプロジェクト進行の一助を担っています。

#z-whiteboard

207ではホワイトボードに書きながら議論する文化があります。(正確にはオフライン組織の時に、ありました。)ホワイトボードに書いたことを写真に撮って共有するのがこのチャンネル。

オンラインのMTGはレコーディングして全体に共有しますが、オフラインで話した内容はホワイトボードに書いて、写真に撮って、このチャンネルで共有しています。

それによって、全社員がオフラインで何が話されているか分かりますし、後で見返したときに議論の内容を思い出せます。

# channel-contact

自社アプリ・TODOCUサポーターに寄せられたユーザーの声が見れるチャンネルです。


いいフィードバックも悪いフィードバックも、全社員が顧客の声を直接知れる場として機能しています。

#nippou_hitokoto

そこに各メンバーが感情とともにその日の業務などについて一言で日報を投稿します。

「誰がどんなことをしているか」、「何に・どんな感情を抱いているのか」が見える化できるので、一緒に働く人達の人となりを理解しやすくなり、信頼関係の構築に有効でした。

# times-〇〇

個人用の分報チャンネルです。
分報チャンネルとは、業務に関連するか否かに関わらず個人的なつぶやきを投稿するチャンネルです。207の各メンバーが「times-〇〇(名前)」のSlackチャンネルを開設しており、そこにちょっとした出来事やその日の気分などを書き込みます。

上記のような感じで、業務と関係ないゆるい内容の投稿もOK。

この分報チャンネルがあることによるメリットは大きく以下の2点です。

207では「Be Open」というバリュー(行動指針)のもと、DMを基本的にNGとしているため、特定の個人への連絡は分報を活用する(コミュニケーションが視える化される)

・つぶやきを通して日々、メンバー同士でお互いの感情の機微を感じ取れるので、よりよいコラボレートができる

history

207の起きたことを写真で投稿するチャンネルです。思い出のアルバムのようなイメージで運用しています。

  • 新しく207にジョインした方が207の歴史を見れる。

  • 時間が経ってから振り返るとものすごくエモい。

業務に直接的に役に立つかと言われれば疑問ですが、日々のストーリーを記録しておくことは「なんか良い(とっても感覚)」と感じています。

情報キャッチアップ系のチャンネル

# rss-news

物流に関連するニュースが流れてくるチャンネルです。
これを見ておけば物流業界の動向をキャッチアップできます。(207は物流テックのスタートアップです!!)

# rss-news207

207に関連するニュースが流れてくるチャンネルです。
プレスリリースやメディアに取り上げられたタイミングで全社員に共有されます。

採用に関するチャンネル

# prj-meety-recruit

カジュアル面談プラットフォーム「meety」と連携しているチャンネルです。meetyでつながった方を社内で共有できます。

# prj-scout-recruit

「この人、スカウトするとよさそう!」と思った方を共有していくチャンネルです。日々、SNSなどで素敵な方を見つけたら情報を共有しています。

Twitterで見つけた素敵な方をご共有

現在、207では「全員採用」といいうスローガンを掲げ、全社員での採用活動を推進しているので、その後押しにもなっています。

チャンネルの命名規則

チャネルを作る際は命名規則があると、のちのち管理しやすいです。207では以下のように、チャンネルの目的ごとに接頭辞を決めています。

命名規則を決めておくと、チャンネルがたくさんできても、各チャンネルの目的などがチャンネル名から読み取れて便利です!

おわりに

以上、207のSlack活用術を紹介いたしました!

現在、そんな207ではあらゆるポジションで絶賛採用募集中です!!!!!!

本noteを読んで「ちょっとこの会社の事を調べてみようかな」と思って頂けた方はまずは、コチラの動画を見ていただけると会社の事がよくわかるかもしれません!(1:55:15~)

その後、「207に興味が出てきた!」という方は、カジュアルに面談でもしましょう。

もちろん、直接の採用応募も、とっても嬉しいです!

本当の最後に

この記事を「よかった!」と思っていただけましたら、代表のツイートにいいね・コメント・RTの何でも構いません。ご反応をいただけると泣いて喜びます!!!


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