#13-社内MTGは柚木にとってはPodcast
物流のラストワンマイルをDX化する【207株式会社】がお届けするPodcastの文字起こしnoteです。今回は後編(前編はこちら)です。一緒に働くメンバーの印象、Be openな社内MTGのキャッチアップ方法、Valuesの自己評価などを中心に伺いました。
インタビュアー:Tasuku
インタビュイー:207 柚木
ー 開発体制やご自身の役割、ポジションについて改めてご紹介頂けますか?
柚木:現状はサーバーサイドが全部で2~3人です。クライアントサイドが全部で4人いて、その中で僕はサーバーサイドを主に担当しています。ただその時の優先度が高いタスクがあればフロントエンドのタスクも触る事が最近は多くて、僕はどっちなんだろうと思うところはあります。
ー プロダクト切りはないですか?
柚木:TODOCUサポーターチームとTODOCUクラウドチームの2つの体制で分かれています。
ー 柚木さんはどちらの担当ですか?
柚木:TODOCUサポーターを担当しています。
ー どういうメンバーが多いですか?
柚木:和気あいあいとしています(笑)
ー チームは少し若いですかね?
柚木:全体平均すると20代後半で、丁度僕が中心値くらいになります。
ー 皆さん年齢関係なく新しい技術への探求心や好奇心がすごく強いイメージがありますね。
柚木:そうですね。技術が好きなメンバーは多いかもしれないですね。あと新しいガジェットが好きな人も多いです。
ー なるほど。業務委託の方も多いと思いますが、その辺りは難しさを感じる事はありますか?
柚木:あまりないですね。恐らくフルリモートだからこそだと思いますが、全員タイムスチャンネルを作っていたり、Discordでいつでも話しかけていい雰囲気があったりするので、特にコミュニケーションの壁はあまり感じないですね。
ー とても良いですね。他の会社にあまり無い開発チームの特徴はありますか?
柚木:今はコロナのタイミングだからこそ分かりませんが、Discordの活用などは過去関わったところで見なかった気がします。全員が同じ部屋に入っていて、いつでも声を掛けて相談が出来る環境はすごく魅力的だと思います。
ー Discordは元々エンタメ用ですからね。
柚木:そうですよね。
ー バーチャルオフィスみたいなものも昔やっていましたよね?
柚木:Pragliですか?全員アバターで身を包んで入っているようなツールですよね。
ー それはいかがでしたか?
柚木:それもすごく良かったです。ただPragliで話した会話を録音出来なくて、Discordにした気がします。小さな相談事もBe open的にみんなに公開した方が良いとなった時にDiscordに移行しました。
ー ではBe openというカルチャーを基にツールが変わったんですね。
柚木:そうですね。
ー 今まで開発組織で上手くいった事、上手くいかなかった事のエピソードをご紹介頂けますか?
柚木:前回もお話ししましたが、上手くいかなかったエピソードとしては一人で開発していた時の設定が今も負債となって残っているところですね。上手くいったエピソードでいうと…。
ー 例えば、僕が思いつく限りで言うと、僕が一番最初に入った時開発の定例の進め方があまり良くないと思っていました。具体的に言うと、仕事を割り振るだけの会議みたいな状態だった気がして、そういう状態ををすぐにどんどん改善していけたのはすごく良かったなと思っています。
柚木:確かにそうですね。初期の頃からと比べると今はものすごく変わっていますよね。元々定例が全くなかったり、「とりあえずこれ作って」という感じで決まっていなかったり。いまCTOの福富にはとても助けられていますね。
ー 今の組織にあえて改善点を指摘するとしたらどういうポイントがありますか?
柚木:ごめんなさい、パッと浮かばないです(笑)何だろうな…。あまり僕自身も大きく見えてないんですよね。タスク毎に修正して直しているので、組織的なところで見えていないです。
ー 仕組みや、こういうツールを入れたら良くなりそう、定例を増やしたらいいなど、開発チームのスループットを上げるための観点でも大丈夫なので、もしあればお願いします。
柚木:ごめんなさい、やはりパッと浮かばないです(笑)
ー 分かりました。少し話は変わりますが、仕事がらみで今一番興味がある事はありますか?
柚木:僕はいま、侑さんがやっている業務に結構興味がありますね。データを整理して、ここに問題があるんじゃないか、ここは良いんじゃないかみたいな、すごく楽しそうだなと思います。
ー とても楽しいですよ!見えなかったものを見える化して、データに基づいて話が出来るようになるので、本当に楽しいです。
柚木:今までそこが出来ていなかったので、タスクさんが来て一気に変わりました。ダッシュボードとかもすごいじゃないですか。あれを見て面白いなと思って。
ー あれも福富さんに役割が変わってから出来るようになったので、あの意思決定は良かったですよね。
柚木:データに基づいて次のアクションを決めるのはすごく良いですよね。
ー データドリブンはカルチャーとして良いですよね。
柚木:良いですよね。
ー 組織の話にまた紐づきますが、今後どういう組織にしていきたいかについて何かお考えあればお願いします。
柚木:まさにデータドリブンに動いていこうという方向が強まっているので、更に強まっていけると良いなと思います。
ー ビジネスサイドの人もSQLを書けるようになったら良いという話を福富さんがしていて、そういうところは皆さんの言っている事が繋がっていて面白いなと感じました。
柚木:確かに全員SQLが書けたら良いですね。
ー それすごく格好いいですね。少し先の話ですが、5年後くらいに社員が100名程になった時に柚木さんご自身が207株式会社(以下「207」)でどういうポジションでいたいかについてもお聞かせ頂けますか?
柚木:悩みますね。エンジニアとしてでも楽しそうですし、PMとしても楽しそうだなと思いますね。
ー 柚木さんがPMってとても良いかもしれないですね!
柚木:本当ですか?侑さんに言われると嬉しいです!
ー 疑似荷物配送体験みたいなものもやられていますよね?
柚木:そうですね。月一でこれからも行こうと思っています。
ー 現場のデータや肌感覚はすごくフレッシュですし、かつ創業期から見てきたからこそ全体のレバレッジが効くのも良いですね。しかもTODOCUシリーズもスキマ便もどんどんプロダクトが多角化して、その辺りにより注力していくのは多分福富さん一人では足りないので、今後柚木さんみたいな方の力が必要だと思います。
柚木:そうですね、はい。
ー 妄想の話でもいいので、207で今後実現していきたいビジョンについてお伺いしていいですか?
柚木:まず目先の目標ですが、TODOCUサポーターの目標を達成する事が実現したい事ですかね。国内の配送員が全員TODOCUサポーターを使うようになったらすごく嬉しいですね。
ー その世界まで早く最短で持っていきたいですね。
柚木:持っていきたいですね。
ー 207の3つのValues「Speed with quality」「Be open」「3S」の中でどれが一番好きですか?
■ 207 Valuesについて
1. Speed with Quality スピードMAX、クオリティ7割
即レスを意識し、タスク実行はスピードMAXでかつクオリティは7割を担保せよ。
2. Be open 情報の透明化と自律駆動
メンバー全員が有機的に素早く最善の切断を下せるように、常に信頼しオープンマインドな行動を心掛けよう。
3. 3S 先生であり、生徒であり、科学者であれ
常に体験しインプットを惜しまず、かつアウトプットし、データで判断せよ(Sensei、Seito、Scientistsの頭文字の「S」をとって3S)
柚木:やはり「Be open」ですかね。
ー どの辺りが好きなポイントですか?
柚木:コミュニケーションがスムーズにいくのがすごく楽で良いなと思いますね。みんな基本的に全部公開しているので、何を話せばいいかも分かりやすいですし、この人はこういう人なんだというのも全部分かるので、楽しいですね。
ー 柚木さんはミーティングレコーディングのチャンネルの動画をPodcast感覚で流していると聞いたことがありますが、多分とても聴いてますよね?
柚木:結構聴いてますね(笑)
ー 大体全部聴いていますか?
柚木:社内で話しをしているのは結構聴いていますね。なので6割くらいは聴いている気がします。
ー すごい!それは多分スキルですね!
柚木:本当ですか?
ー 僕は集中して聴かないと聴けないです。タダで仕事できないので、それはとてもすごいなと思います。
柚木:ありがとうございます。
ー 3つのValuesについてそれぞれ5点満点で自己評価して頂きたいのですが、一つ目「Speed with quality」はいかがですか?
柚木:3.5でお願いします。
ー その心は?
柚木:qualityがたまに低い時が個人的にあるなと思うので、そこがマイナス1.5点です。
ー 前回のコードの話もありますか?
柚木:そうですね。期日が迫っているとどうしても早く出さなきゃと思ってしまい、小さなところでボロが出てしまうので、quality面で点数が低いですね。
ー 「Be open」はいかがですか?
柚木:4.5でお願いします。
ー 残り0.5点は何ですか?
柚木:(笑)基本的に全部openだと思いますが、何かopenにしていないところもしかしたらあるかなと自信が無いので、一応減点しておきます。
ー QAの西田も言っていましたが、結局Be openをどこまでBe openにするのかについて悩んでいる人はいるのかなと思っています。例えばプライベートでLINEをして、それが仕事の話では無くても仕事の関係上の相手だとそれはBe openにするべきなのか、どの辺りまでBe openにするかを悩んでいるお話をしていました。会社のプロダクトのスループットを上げるためのBe openだと思いますが、その辺りの線引きを難しいと感じている人はいるのかなと少し思いました。
柚木:確かに、西田は結構悩んでいますよね。
ー 柚木さんも西田からよく相談されますか?
柚木:「これはBe openにした方がいいのかな?(笑)」みたいなLINEはたまにきます(笑)。
ー 「3S 」はいかがですか?
柚木:3.5でお願いします。
ー その心もお願いします。
柚木:波があるんですよね。すごくインプットしている時もあれば全然していない時もあるので、そこの波で減点ですね。
ー 波が出るのはその時々の忙しさが理由ですか?
柚木:忙しさもありますし、Netflixにハマってしまってそっちに流れてしまうみたいな事があります(笑)
ー 最近Netflixでは何を観ていますか?
柚木:最近はアニメが多いかもしれないですね。キングダムとか。あと昨日mineという新しい韓国ドラマを観ました。
ー 韓国ドラマのベンチャー企業の話もありますよね?
柚木:スタートアップですかね?
ー そう!あれは途中まで観ました!
柚木:僕も途中まで観ました。7話くらいでやめてしまいました。
ー Netflixにハマると一気見してしまいますよね。
柚木:そうなんですよね。一気見のタイミングで「3S」が全く進まなくなるので減点です。
ー 207のValuesが発揮されていると思う瞬間があったら教えてください。
柚木:何気なくタイムスチャンネルに上げた事で「3S」などのスタンプが押されると、発揮しているんだなと思います。個人的には意識してなかった事も、これ3Sだったんだという事がありますね。
ー そういう意味でも発信は出来る限りやった方が良いですよね。自分の中で当たり前だと思っていた事が誰かのためになる事が結構ありそうですよね。本当にその習慣は207にいるから勉強になった事も僕自身多いと思います。Values浸透のために何か提案はありますか?
柚木:Slackのスタンプの集計があっても良いかもしれないですね。あとは鍋会(メンバーが会社に集まって鍋を食べながら交流する会)で表彰する機会があるのも良いですね。一年前くらいから話していた気はしますが中々実践できていないので…。フルリモートだとValuesの浸透って難しいですよね。
ー カジュアルな話になりますが、最近のニュースを一つ教えて頂けますか?
柚木:WWDC(Worldwide Developers Conference)で新しいMacBook Proが発売されなかった事がショックです(笑)すごく待っていたので少し落ち込みましたね。
ー (笑)「Be open」な一言という事で、あまり社員の人でも知らなそうな事を教えてください。
柚木:5kg太りました(笑)。
ー (笑)5kgくらい全然余裕ですよ!最後に今後どういう人と働きたいか、柚木さんが思う今後207に来てほしい人物像についてコメント頂けますか?
柚木:やはりプログラミングが好きな人と一緒に働きたいですね。どちらかというと、新しい技術が大好きで休日でも触っているような人と働けたら嬉しいです。
ー そういう人はエンジニアの中で結構レアですか?
柚木:結構いらっしゃると思います。僕の周りはそういった人ばかりなので。
ー 最後に一言お願いします。
柚木:207を引き続きよろしくお願いします!
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