#36-目黒オフィスでの共同生活を振り返る
物流のラストワンマイルをDX化する【207株式会社】がお届けするPodcastの文字起こしnoteです。今回は「スタートアップあるある話」によく出てきそうな、事業立ち上げ期の共同生活について当時を振り返ってもらいました!
インタビュアー:207 CTO 福富
インタビュイー:207 石田・若月
福富:1年半前に僕が入社した時目黒オフィスに住んでいましたが、当時目黒オフィスに一緒に住んでいたメンバーである石田さんと若月さんに来て頂きました。よろしくお願いします。
石田、若月:よろしくお願いします。
福富:まずは軽く自己紹介をお願いします。
石田:石田幸です。よろしくお願いします。僕の担当はビジネスサイドのTODOCUクラウドの営業と、スキマ便という事業のオペレーション周りの構築を担当しています。
若月:僕はTODOCUサポーターという配達員向けの配達効率化アプリの、主にフロントエンドの開発をしているエンジニアの若月です。よろしくお願いします。
福富:この中で一番最初にオフィスに住み始めていたのは石田さんでしたか?
石田:はい、私です。
福富:石田さんがオフィスに住み始めたのはいつからですか?
石田:2019年の10月ですね。当時のオフィスが渋谷にあった時から住み込んでいますね。
福富:なるほど。渋谷から今の目黒オフィスに移転したのはそもそもどのくらいでしたか?
石田:2020年の2月だったと思いますね。
福富:丁度僕と若月さんが住み始めた頃ですか?
石田:そうです!
福富:思い出してきました!僕が「207株式会社(以下「207」)に入りませんか?」と言われた時に、LINEで「こんな部屋見つかりました!」と送られてきていたんですよね(笑)だからあの当時が探し始めたところですよね?
石田:そうですね。
若月:僕と福富さんが入る時に、LINEで部屋の動画を撮ったものを渡して頂いた気がします。
福富:確かに。「2つ部屋が空いているからどっちにしますか?」みたいな話をされていましたね。
若月:そうでしたね!
福富:とても思い出してきました!若月さんは渋谷のオフィスに行った事はありますか?
若月:僕は無いんですよね。
福富:そうなんですね。僕は一度だけあるんですよね。2019年の忘年会にお邪魔した時に、忘年会に行く直前に渋谷のオフィスに行きまして、当時そこで今もバックエンドエンジニアをやられている柚木さんと初対面でしたね。渋谷のオフィスはそんなに広くなかったですよね?
石田:そうですね。1Kでしたね。
福富:平米数で言うとどのくらいあったんでしょうか?
石田:どのくらいだったかな?先日代表の高柳さんがTwitterにこれまでのオフィスの履歴を載せていましたが、そこに書いてありましたね。
福富:僕と若月さんは引っ越した後のオフィスしか知らないので、そもそもどういう経緯で目黒に引っ越そうとなったのか分かっていないのですが、石田さんはその辺り覚えてらっしゃいますか?
石田:多分複数のきっかけがあったと思いますが、1個明確に覚えているのは、当時TODOCUサポーターを開発する為に配送をやってみないと分からないという事で、自社で配送をしていたんですよね。今もそれは続いていますが、その時に駐車場を別で借りていたというところと、あとは人が集まりやすい場所にしたいというところから別のオフィスを探していて、車が停められる一軒家を探しだし、大田区の方なども見に行っていた記憶があります。
福富:なるほど。当時から「人が集まりやすい場所にしたい」という話が出ていたんですね。
石田:そうですね。それで大田区の僻地のような川の側の所を候補にしていたのですが、中々ここにエンジニアも集まりづらいという話になり目黒にしたという記憶があります。
福富:人が集まりやすい”人”というのは、社員というか関わってくださっているメンバーが集まりやすい所という意味で仰っていたんですか?
石田:そうですね。多分そういう意味合いで使っていたと思います。
福富:では正にその通りになりましたね!当時僕も若月さんもそれがきっかけで住み始める事になって、今はコロナ禍ではありますが、なんだかんだ集まっていますしね!
石田:確かに!
福富:若月さんが目黒オフィスに住むと決めたきっかけはどんな感じだったか覚えていらっしゃいますか?
若月:僕は元々実家暮らしだったんですよね。前職も実は目黒だったのですが、目黒まで1時間半~1時間40分くらいかけて通う毎日だったんですよ。それで、207にjoinするとなった時も本当はオフィスに住みたくなかったんですよ(笑)。
最初はオファーされたけど通おうと思っていて。ただ1回オフィスに行って部屋の感じを見せてもらったら結構良いなと思いました。働いているイメージがすごく沸いたというか、しっかりコミットするというモチベーションで入ったので、上で生活して降りてきて下で仕事するイメージが浮かんだというのはありますね。
あとは家賃が無料だったので(笑)
福富:そこは大きいですよね(笑)実際に住み始めてから、そんな生活だった気がしますね。その辺も後から深掘り出来ればと思っています。
当時は僕達3人以外にも一緒に住んでいたメンバーがいらっしゃいましたよね?
石田:いましたね。
若月:そうでした。
福富:結局何人で住んでいましたか?
若月:僕が印象があるのは5人の時ですかね。
石田:そうですね。MAX5人だったかと思いますね。
福富:皆の名前を出すとややこしくなりますが、その中のお一人は高柳さんの弟である裕也さんが住んでいらっしゃいましたね。当時は石田さんと同じ部屋でしたよね?
石田:そうですね。オフィスの2階の1部屋がロフト付きの部屋になっていて、僕がロフトの上でその下に裕也君が生活していましたね。一緒に配送をやっていたので、出る時間も帰る時間も同じくらいで特に気を遣わずという感じでしたね(笑)
福富:今のお話で鮮明に記憶が蘇ってきましたね!
若月:僕も同じです(笑)
石田:(笑)
福富:毎朝とても早い時間帯に裕也さんと石田さんが起きていらっしゃって(笑)
若月:だから石田さんと僕はあまり会わなかったですよね?
石田:そうですね。
福富:当時の石田さんのオフィスでの生活ルーティンはどんな感じでしたか?
石田:朝5時40分くらいに目が覚めて朝風呂にサクッと入り、近くの駐車場に車を取りに行きそこから配送の倉庫に向かって、そこから配送を1日20時21時くらいまでやって帰ってくる感じでしたね。
福富:僕達と重なる時間帯無かったですよね。
石田:そうですね。
福富:たまに僕達が仕事終わりにバー会と銘打ってお酒を飲んでいるところに、石田さんがいらっしゃって一緒にお話をしたこともありましたね。
石田:そうですね!そこでTODOCUサポーターについて「これってどうなんですか?」という相談や「こういう機能あったら良いよね!」というお話をさせてもらった記憶がありますね!
福富:やっていましたね!「今日こんな問題あったんですけど、どうですかね?」とそこで聞いて「直せますよ!」という話を返していましたね。若月さんは当時の生活ルーティンを覚えていますか?
若月:正直あまり覚えていませんが、まず最初の方は、結構だらだら生活していた記憶があって、朝の起きる時間がゆっくりめで夜遅くまで仕事することが基本的な生活のリズムだったんですよね。
そこから「朝早く起きた方が良いんじゃないか」という話があり、色々と始まりましたね。
福富:朝会は、そもそもそういう背景から生まれたイベントですか?
若月:そうだと思います。
福富:なるほど。正直この辺の事を全然覚えて無いんですよね(笑)
若月:朝会というのは、コーヒー会の事ですよね?(笑)
福富:コーヒー会と呼んでいましたか?
石田:バターコーヒー会ですね。
福富:ああ!「シリコンバレー流最高の食事」という本があって、そこで紹介されている「ブレットプルーフコーヒーを試してみよう」という話をしてましたね!だから、若月さんがコーヒーメーカーを買ってくださって、コーヒー豆とグラスフェッドの牛の乳から作ったバターの輸入品を買ってきてコーヒー会を開催するという(笑)
若月:あと、あのオイルなんでしたか?
福富:ココナッツオイルですね!
石田:いまだにオフィスの冷凍庫にあのバターあります(笑)
福富:もう悪いんじゃないですか?(笑)あれは朝の何時からやっていたのかな?
若月:朝と言っても結構遅かった記憶があります(笑)
福富:(笑)。あと僕がもう一つ覚えているのが、朝会という時間をルーティンとして組み込むという目的で「決まった時間にBGMを流すようにしたい」という話が上がり、その辺りからスピーカーが付いている照明をバタバタ購入してオフィスのシーリングライトを入れ替えましたよね。
若月:やっていましたね!
福富:実際に朝会の内容としては、どんなトピックをしていたか覚えていますか?
若月:当時、石田さんはさっき言っていたように朝が早かったので、朝会の時点で居なかったんですよね。なので、出入りする時に少しTODOCUサポーターの改善の話などをしていましたね。
あと基本的には僕と福富さん、たまに高柳さんが遊びに来てアプリのリリース情報などのツイートする内容を決めていましたね。
福富:高柳さんは途中からほぼ毎回参加されていた記憶もありますね。朝会の為だけにご自宅からオフィスまで来て頂いてましたね。これは何で無くなったのでしょうか?
若月:そもそも無くなりましたか?
石田:これがオンラインに移行しましたね。
若月:確かに、元々「朝会的な事を皆でやりたい」という話になり、その頃に丁度Pragliを導入していて、それが出来るようになったのでリアルでやらなくなったんですかね。
福富:なるほど。いまDiscordで続いている朝会は、実はここから始まっている伝統ということですか?
石田:原点は間違いなくそうじゃないですか?
福富:そう考えたら面白いですね。朝会と対になる、夜もバー会という名前を付けたイベントをやっていたんですよね。これは始まった背景を覚えていますか?
若月:単純に「飲みに行きたいね」と話していたんですよ。僕と福富さんともう一人のエンジニアの柚木さんがお酒が好きで、中で飲む時と、外に行って飲む時の両方あったと思うんですよね。きっかけというきっかけは…。
石田:エンジニア会みたいなものをやっていませんでした?
福富:やっていたかも。
若月:当初は本当に全然知らなかった3人なので、単純にコミュニケーションの一部として飲みに行こうと自然発生的な感じだったと思います。
福富:確かに。そもそもエンジニアだけが集まって技術の話をする会などの時間が当時は無かったですからね。
若月:そうですね。
福富:バー会は具体的には、ただただ雑談しているだけでしたか?中目黒に行きつけのお店がありましたよね?
若月:そうですね。
福富:深夜の3時くらいまで営業しているお店があって、鍋会の2次会としてエンジニアだけでそのお店に行ってた気がしますが、鍋会は当時からありましたよね?
若月:いや、たぶんバー会の方が先ですね。
石田:鍋会の方が先じゃないですか?
福富:鍋会は、石田さんの記憶だといつから始まっていますか?
石田:僕の記憶だとかなり序盤からあって、鍋会として確立していたかは分かりませんが、毎週木曜日に皆で集まって何か食べる事はやっていた気がするんですよね。
若月:いまGoogleカレンダーで調べましたが、バー会は2020年の3月からやっていました。なのでかなり早い段階からやっていますね。
石田:なるほど。
福富:本当ですね。僕達が住み始めた次の月にはもう始めていたんですね。
若月:そうでしたね。
福富:でも鍋会も早かったと思いますよ。皆で「愛とお金どっちが大事?」みたいなアンケートを取って議論した記憶があるので、2020年の夏とかにはやっていたような。
実はオフィスの話をした後に鍋会の話を軸にしようかと思っていたのですが、離脱してしましましたね(笑)
ちなみに鍋会というのは後で深掘りしますが、207の伝統文化で毎週皆で集まる会の事を鍋会と呼んでいます。では、バー会と鍋会は同じタイミングで始まっていた可能性がありますね。ほんの1年前くらいの話なのに色々あり過ぎて全然覚えてないですね(笑)
石田:確かに(笑)
福富:あと僕が覚えているのが、若月さんも僕も「面白い人が集まるバーとか作れると良いよね」という話で当時盛り上がっていたんですよね。実際に「ビジネスとしてやりたい」と話していて、そこで意気投合してMVPとしてオフィスでやってみないか?という話もありましたね。
若月:そうでした!それで照明やキャンドルを買っていましたね(笑)
福富:しっかりとお店を作る前提でやっていたので、内装もこだわっていたんですよね(笑)オフィスに住んでいた当時もこういう感じでPodcastをしていたのを覚えていますか?
若月:覚えていますね。
石田:僕も配送から帰ってきたら、すごくごついマイクが置いてあって「なんじゃこりゃ」と思ったことを覚えています(笑)
福富:マイクはPodcast用に買いましたか?
若月:そのマイクは僕が持っていたものですね!
福富:それを持っているのも面白いですね(笑)
石田:(笑)
若月:(笑)。でもPodcast用にピンマイクを買いましたね!それくらい本気でやろうとしていましたね。
福富:あれは何を目的として始めたのでしょうか?
若月:確か採用的な事も含めて、当時Podcastが流行っていた事もあるんですよね。「外に向けてアウトプットしませんか?」みたいな事をバー会などでも話していたと思います。当時は本を読んでその本をアウトプットするという事をしていて、エンジニアだけでやったり、たまたまそこに住んでいた”ある方”もそこで発表したりしていました。
福富:僕は正直うろ覚えですが、その”ある方”以外の方も本の紹介をしていましたか?
若月:僕もしっかりとは覚えて無いですが、それ以外の方と話す事が無いと思うんですよね(笑)
福富:だとしたら正に今下馬寿司会ことSS会でやっているPodcastと同じ事をしているなと思い、そう考えたら先駆けですね。
若月:確かに。
福富:あれは結局配信はされましたか?
若月:実はされているんですよ!
福富:今も検索したら出てくるんですか?
若月:stand.FMでやっていたので、そこで検索すると出てくると思いますね。
福富:それは聴きたいですね!何を収録したか全然覚えていないので、この収録が終わったら共有してもらえたら嬉しいです。すごく恥ずかしい気分になるんでしょうね(笑)
若月:確かに(笑)
(後編へつづく)
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