#35-SS会発足の経緯と下馬ハウスのこれから
物流のラストワンマイルをDX化する【207株式会社】がお届けするPodcastの文字起こしnoteです。今回は207のエンジニア陣のシェアハウス「下馬はハウス」の取り組み〜将来について話をしました。(前編はこちら)
インタビュアー:207 CTO 福富
インタビュイー:207 エンジニア岸田・若月
福富:今回のアジェンダのもう一つの大きな話題として「SS会(下馬寿司会)」というものがありますが、そもそもSS会がどういうものか岸田さんから軽くご紹介頂けますか?
岸田:始まったきっかけは覚えていませんが、社内勉強会みたいな事をやりたいという話を若月さんか僕が言ったことがきっかけだった気がします。合っていますか?
若月:そうですね。207株式会社(以下「207」)には、「3S」というValueがあり、「先生であり、生徒であり、科学者であれ」という意味です。
ただ、そのValueに見合う事をほとんどしていなくて、岸田さんが入る前から「やった方が良いんじゃないか」と話はしていましたが、アクションに中々繋がっていませんでした。
福富:言っていましたね。
岸田:なるほど。
福富:一応鍋会のいちコンテンツとして、メンバーが読んだ本をプレゼンするという企画をやっていましたが、2~3回で止まりましたよね。
若月:今はやっていないですよね。岸田さんの性格的に勉強家という感じなので、そこからアクションが始まったのが経緯ですね。
岸田:面白いからやっているだけですよ(笑)
福富:岸田さんが入ってくれたのが良いきっかけでしたね!
岸田:それなら良かったです。僕はインプットはしているけどアウトプットはそもそも全くしてなかったので、こういう機会があれば自分の能力アップに繋がっていると思うので、本当にSS会は良いですね。
福富:確かに。これはいつから始めましたか?
若月:これは僕が明確に覚えていて、その時は岸田さんがいなくて僕と福富さんが丁度ここで話していて、「ホワイトボードを使って週一で【3S】に則って自分が読んだ本を紹介するのは面白いんじゃないか」という、プレゼン会をアウトプットの場として設けるのはどうか?と福富さんに話をしたんですよ。
その時、試しに1個「レガシーコードからの脱却」という本の紹介をホワイトボードでやりました。それで週次でやろうという事になり、予定に入れました。
福富:そこで始まったのか。確かにそのシチュエーションは覚えていますね。
若月:良かったです(笑)
福富:僕は「記憶力が無い」で定評がある人間なのですが(笑)
岸田:それはいつでしたか?
若月:入ってすぐですね。すでに机もプロジェクターもあったのを覚えているので1ヶ月くらいした後ですかね。
岸田:7月くらいか。
福富:「レガシーコードからの脱却」は、元々207のエンジニア内で教科書的に使おうと話をしていて全員読んでいたんです。だから、その場で若月さんが内容を覚えていたので試しにプレゼンしてみることが出来たんですよね。
それで多分その時の写真を僕が撮影してslackに投稿した気がするので、ログを辿ったら若月さんがプレゼンしているホワイトボードの写真が載っていると思いますね。後で探してみたいですね。
若月:確かに。
福富:そんな感じで一番最初は読書会というところから始まったんですよね。
若月:そうですね。最初は読書だけでしたね。
福富:最初の第一回SS会でどんな本を読んだか皆さん覚えていますか?
岸田:覚えていますよ。後からテーマを寄せていますが、最初は「Team Geek」やエンジニアの伝記でしたね。
若月:Podcastで録音したのはそれが最初ですね。
福富:でも、実際は録音する前からやっていましたよね?確かデザインの本を読んでいた記憶があって…。
岸田:ああ、そうか!
若月:やりましたね!
岸田:本ではなく本当の勉強会、LT会のような感じでしたね。
福富:確かに。強烈に僕が覚えているのが、若月さんが個人ブログにUXデザインの本の書評みたいなものを書いていて、それをベースにプレゼンしていた気がするんですよね。
若月:そうですね。しましたね。
福富:あの時に若月さんがプレゼンしてくれた内容すごく覚えています。先ほども話していましたが、ピークエンドの法則とか。
若月:UXの法則の本だったのですが、色々な法則があるという内容でしたね。
福富:あれは面白かったですよね。岸田さんは何をやったか覚えていますか?
岸田:僕はGIS、地図のお話ですね。
福富:そうでしたね!だからその時はデザインをテーマにしたわけではなく、本当にバラバラにやっていましたね。
岸田:本当にLTみたいな、ネタを持ってきてやる感じでしたね。
若月:福富さんがやっていたのは、株式会社レクター 広木さんのスライドの紹介でしたね。
福富:エンジニアリング組織論の話をしたのかもしれないですね。
若月:そうですね。その後なんか哲学の話になって(笑)
岸田:よく分からなくなっていきました(笑)
福富:いつもの悪い癖ですね。僕と若月さんが揃うと最終的に哲学と宗教の話になるというよく分からないお決まりがあるんです(笑)。ではそこから「テーマを絞ってやると面白いよね」という話になり、第2回でPodcast配信する時にやったのが先ほど岸田さんが言っていた内容ですね。岸田さんが「Team Geek」を読んで、若月さんがNetflxの「NO RULES」で、僕がSpotifyの「ユニコーン企業のひみつ」という本を読んで、プレゼンする時のルールがありましたよね?
若月:207秒で本の概要を説明して、その後議論をするというフォーマットですね。
福富:やってましたね。
若月:次回は「休息」がテーマだったと思います。
岸田:ライフハック系ですね。
福富:207秒のカウントダウンがプロジェクターでずっと映し出されていて、0秒になったらブザーが鳴るんですよね。一番最初は結構緊張感がありましたよね。
若月:プレッシャーが凄いです(笑)
岸田:一番最初はダメダメでしたね(笑)2回目はまともでした。
若月:だから話す能力を上げるモチベーションがあって、今はどうですか?
岸田:まあ…昔よりはまともです。最初は本当に皆酷かったです(笑)
福富:言っている事も聞き取れないし、そもそも207秒で終わらないという(笑)。そこから考えたら成長したなと思います。それで今は更に進化して、読書会だけでなく色々な事をやるようになりました。
ハッカソンと読書会と、あとはテックブログを書く日を作っていますね。ハッカソンでどんな事をやったか覚えていますか?
若月:一回やったのはMapboxですね。
岸田:Mapboxで配送効率化データ可視化をやりました。
若月:「最強の地図を作る」というテーマで皆で取り組みましたね。その時はMapboxだけでなくオープンデータなどを活用して、配送効率化情報をいかにマップに表示するかをテーマにしていました。
福富:僕がアドホックにクエリを書いてデータを作り、それを岸田さんにお渡ししてGeoJSONに変換して掌理するような事をしていましたね。TODOCUサポーターには、配達員の方が宅配BOXのある物件かどうかを登録する機能があって、それを地図上で見えるようにすると便利なのではないか、そういうことをその場でアドホックに作っていましたよね。
若月:そうでしたね。
福富:あれは結構面白かったですね。
岸田:Mapboxの出来る事への理解が深まったので、それは良かったですね。
福富:あとヒートマップも面白かったですね。高柳さん(207代表)のGPS情報を引っこ抜いてきて、その日一日の行動履歴を表示していましたよね(笑)
若月:そうでしたね(笑)
福富:あとは、テックブログの記事を書く回はやりましたか?
岸田:1回目はやっていますね。その日に作ったブログが公開されています。
福富:この時に書いたのは3記事ありましたか?
~蛍の光♪~
岸田:あ!
福富:本当に申し訳ないです。これは下馬ハウスのお馴染みのBGMですね。
若月:時間になったら鳴る音が鳴ってしまいました(笑)
福富:22時に寝ましょうという合図で(笑)。少し脱線しますが、元々これも課題意識があって取り入れた事ですよね?
若月:そうですね。働き過ぎてしまう課題があって(笑)
福富:皆2階で集まって仕事を始めると、終わり方が分からなくなってしまって…深夜1時まで毎日働く状況が増えてしまったんですよね(笑)。これは良くないという事で22時になると「蛍の光」を流す設定にしていたのが、今仇になった感じですね(笑)
岸田、若月:(笑)
福富:話を戻すと、テックブログを3記事書いたという事なのですが。
岸田:そうですね。今の時点で投稿の記事が4本ですね。投稿が丁度2週間くらい前でした。確かこれを始めるきっかけも、このSS会はインプットばかりの回をやっているので、もっと外部に対外的にアウトプットも増やすという話だった気がします。今はインプット2回アウトプット2回の比率でやっているはずです。
福富:確かに。その話はしていましたね。テックブログを書いてみてどうですか?個人的にとても良いなと思っているのですが。
岸田:良いですね。久しぶりに何かしらの記事を書きましたが手が止まって全然ダメでした。でもはてなブログなどで書くと、アクセス解析でどこから流入しているかも見られるので、それを見ると「誰かの役に立っているのかな」と思って良かったと思います。
福富:確かに、実際に見てくれている人がいる事が可視化されるとモチベーションになりますよね。若月さんはどうですか?
若月:アウトプットする事で自分の頭の中の整理にも繋がるというのはありますね。
福富:しっかり書こうと思ったら、きちんと調べようというモチベーションにもなりますよね。
若月:そうなんですよね。僕がよくやってしまうことですが、深く調べなくても実装は出来てしまうんですよね。
特に僕らはReact Nativeというものをフロントで使っていますが、一応インストラクション通りに導入すると動くので、そこをきちんと深く調べていく事をやっておくと、後々バグが起きる時に深く調べなくてはいけないシチュエーションになるので、その準備になるというところはありますね。
福富:だからこれ実はアウトプットだけではなく、テックブログを書く事でインプットにもなっていますよね。
若月:確かに。
福富:テックブログには一応目標があり、「ひと月に4記事以上は更新したい」と話をしていて、今のところは達成出来そうなので来月からも頑張って維持出来たらと思っています。
最後のトピックです。下馬ハウスの改善したい事はありますか?下馬定例に何か残ってましたか?
岸田:残って無いんじゃないですか?
福富:「表札をなんとかする」
岸田:これはついこの間話しましたね。
福富:若月さんが今やってくださっているところですね。
若月:今表札を抜いたままになっているので、誰の家か分からない状態になっていますね。
福富:あと「置き薬」とか書いていましたね(笑)これは解決済みですね。
岸田:これ前回のものなので、次回のテーマはもう無いですよ。
福富:やる事たくさん残っていたイメージでしたが、ほぼ無くなっていたんですね。
若月:買うものという意味ではもうあまり無いかもしれないですね。むしろ行動の話ですかね?
福富:行動か…。
若月:僕は運動不足をどうにかしたいと個人的に思っています。運動する事が健康にはすごく良いと思うので。
福富:具体的なアクションとしては、どういう運動をやろうと思っているんですか?
若月:今1個やっているのが、月曜日の朝は外に出て散歩していますよね?
福富:ああ、下馬ブランチ会の事?
若月:そうですね(笑)
岸田:前回の定例の議事録にも書いていますよ。「月曜日に皆で薬局に行く会を開催する」と(笑)
福富:やっていましたね(笑)最近スキップ気味でしたよね?第一回をやったのはひと月前くらいでしたか?
若月:これには少し理由があって、今録っているのが8月28日ですごく暑いんですよ(笑)
岸田:しかも丁度雨が多くて。
福富:そうか。最初雨で予定変更したのが悪かったですね。
岸田:それで変更されると永久に変更され続けるという…(笑)
福富:第一回は覚えていますよ。楽しかったですね!近くに公園があって、そこまで行って1周して帰るみたいな事をしていましたね。朝の時間帯に外に出ると頭もスッキリするし仕事のパフォーマンスが上がるような気がしますね。
若月:そうですよね。
福富:じゃあ来週月曜日から復活するという事でやっていきましょう!
岸田:やりましょう!「買い物に行く」という謎のアジェンダですけどね(笑)
福富:そうですね!クリエイトに行って置き薬の代わりになる薬の買いだめをするというミッションですね!
若月:(笑)
福富:岸田さんはもっと改善したい事は無いですか?
岸田:もう少し娯楽が欲しいですね。2階はひたすら仕事をするだけじゃないですか。もう少しゆっくりしやすいスペースなどは欲しいですね。
福富:テレビの前のエリアを使いやすくしたい思いはあるかもしれないですね。
岸田:仕事をする時はどうしてもこの机のこの椅子に座ってやる感じですが、向こうでも結構作業しやすかったら良いですね。
福富:どうしたらいいですかね?テーブルを買うとか?
岸田:ああ、小さいテーブル。
若月:それはアリかもしれないですね。
福富:そういえばこの間、桃太郎電鉄会を初めてやりましたが、あの時にそこのエリアにテーブルが無いから飲み物も食べ物も置けなくて全然くつろげなかった記憶がありますね。
若月:そうですね。ソファーも無いですからね。
福富:その辺を充実出来ると、もう少しそこのエリアを活用出来るかもしれないですね。
岸田:確かに。
福富:結構今回話せましたね。僕達3人は207の中でもTODOCUサポーターというプロダクトを開発しているチームで、実は元々「シェアハウスをしたいね」というだけではなく、TODOCUサポーターの開発をもう少しスピーディーにする為に皆同じ場所にいた方が良いという目的感もありました。
そういった意味で、もし207のTODOCUサポーターのというプロダクトに興味があり下馬ハウスが面白そうだと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご連絡頂けると嬉しいなと思っています。
という事で本日は下馬ハウスメンバーの若月さんと岸田さんにお越しいただきました。本日はありがとうございました。
岸田、若月:ありがとうございました。
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