持続化給付金に関して
コロナショックの影響で今後の見通しがつかない状況において、持続化給付金は是非抑えておきたいです。クライミングジムも運営がギリギリのところが多いため、即効性のある施策として注目されています。
申請後、不備がなければ2週間ほどで入金されます。
詳しくは持続化給付金申請要領をチェック!
◆申込期限:2021年1月15日まで
◆給付額:個人事業主の場合は最大上限100万円です。
S(給付額)=A(2019年度の事業収入)ーB(対象月内の最低収入)x12
例えば、月収100万円のジムが2020年4月にコロナの影響で売上が40万円になってしまった場合。
A(1200万円)ーB(480万円)= S(720万円)←上限100万円までなので、この場合は満額支給
◆申し込み対象条件
①2019年以前に開業して、今後も事業を継続する意志がある 事業者
②2020.1~2020.4月のどれか最低売上月が、2019年度の同月売上の50%以下になっていること。
クライミングジムの場合、①はほとんどの方が問題ないと思います。②に関しては、4月途中から臨時閉店しているので、たぶん4月が最低売上だと考えられます。なので、2020年4月の売上額が、2019年度の4月売上額の50%以下なら申請対象者です。
◆申込方法
WEB申請フォームから申し込みます。
補正予算成立後、持続化給付金のHPができます。必要項目記入後、証拠書類を添付すればOKです。
◆証拠書類
申請に必要な書類は4つあります。それぞれ確認しましょう。
①2019年度確定申告書類
・青色申告は、確定申告書第一表と所得税青色申告決算書の控えが必要です
・白色申告は、確定申告書第一表の控えが必要です。
②最低売上月の月間収入が分かるもの
excel、売上台帳、帳面など、普段から使っているもので大丈夫です。データ化できなければ写メでも可能とのこと。その際は、ブレずにきれいに撮りましょう。
③通帳写し
振込先確認のために必須です。
④本人確認書類
免許証両面など顔写真つきのものであれば大丈夫です。万が一ない場合は、「住民票の写し+パスポート」or「住民票の写し+保険証(両面コピー)」のいずれかでも受け付けてくれます。
※2019年内に施設譲渡やオーナー変更等あった場合、提出書類に変更があります。
基本的には上記の①、②、③は一緒です。詳しくは申請要領内の
「B-3事業継承特例」をご覧ください。
本特例の場合、前オーナーさんの「2019年の確定申告書類」も必要となります。その書類を入手することは可能か確認してください。
もしもその方が、別の店舗を持っていたり、別の事業を継続されているとしたら、「事業承継」には該当しなくなるので、「B-1新規開業特例」になります。
より詳しい情報も多くあるので、不明なことがあれば検索してみてください。申請が難しい補助金のなかで、この給付金は非常に分かりやすく、即効性が高いです。
非常事態宣言の延長も検討されており、厳しい状況はまだ続きます。この給付金を活用して少しでも現状改善に役立ててください。
岡田