僕は猫である。 名前はちゃーちゃんだ！vol.12

むーー。さっむぅー。寒い寒い寒い！さむーいのにゃ。
……うー、とにかく寒いのは嫌いにゃ！ぶるぶるぶるぶる😿❄️。

寒い寒いアピールしていたらママがごはんとお水、あったかい場所にも置いてくれたんだよね。トイレは仕方無いけど。猫もやっぱり落ち着いて用を足したいからね。

でもさぁ。僕、こんな寒いの生まれてはじめてかもしれないな。はじめての冬はお姉ちゃんのためだったのかぬくぬくしていたからね。
あとねー。たたみ、ってのもはじめてなんだよね。畳に座椅子、って居心地いいのにゃ。
歩きやすくて冷たくないからね。僕は好きだな。たたみ、って。爪は研がないよ！僕はやってはいけないことはきちんとわかっているからね。
僕はお利口なんだよ✨

こんな寒い日はやっぱりぬくぬくしていたいもんね。今日は一段とお外が寒そうです。みぞれが降ってたって。みぞれってなんなんだろ？寒いのには間違いないんだよね。
最近、いろいろなお客様が来てくれてるし。僕も忙しいのにゃ😼😼😼。

あっ。はじめて僕のnoteを読んでくださる皆さん。
僕は四歳半の茶トラの猫です😸。男の子だよ！noteではママのアシスタントをやっていますのにゃ。

最近、ママがずっとおうちにいてくれてるから嬉しいのね。ママは元々、お出かけやお仕事に行くのが好きなはずなんだけどさ。ママがフルリモートで、ってリモートワークを始めたからね。ところでフルリモート、リモートワークってなんなんだろ？知らない言葉がいっぱいにゃ！ま、何でもいいや。お留守番よりママがいてくれる方が安心できるからね。

ママはめったにテレビは観ないけどずっと音楽流しているのは相変わらずなんだよね。

小さな音量でゆるゆる流してる。あれ？久しぶりにこれ聴いてる。朝からだよ。作業用音楽に、って。気持ちが落ち着くんだってさ。

いつぶりに聴いてるのかもう忘れちゃったけどね。ママの憧れの声の女性歌手。コニーフランシス。
ママ、小さな頃から好きなんだって。ふうーん(=ﾟωﾟ=)。
    

CDもあるんだけどね。いちいちかけるのめんどくさいのかもな。ガシャガシャだすよりいいのかもしれないな。

独り言をママはつぶやいて。

「ちゃーちゃん、ママね。ワルツ踊るのは好きだったね」

いやいやいや。ママさぁ。ワルツどころではないでしょ？りりこお姉ちゃんとおんなじ病気で……。手術なんかしてるのだから。
んでもって。本当は生活苦のくせに。痛いくせに。……ったくもー。どこまでもとことんマイペースなんだよね。

ママはコツコツお仕事をしていたけれども。ママは元々事務用品や文房具が好きだからコツコツひとりもくもくは向いてるかもな。ママも体壊していてもお仕事できるなら良いんじゃないかな。無理やり通勤しなくても。

…。コニーフランシスの他にもいろいろ流れてくる。ママは聴いてる音楽でだいたいの時間を測る。
うーん。…優しい声がするよね。うつらうつら聴いてる僕。
パサパサと紙の束を淡々と整理しながら。

おうちの中がママの仕事場かぁ。ファイルやホチキス。紙の音。僕はパソコンの上は今しばらくはご遠慮しなきゃならないみたいだにゃ。朝お外みるだけになっちゃうけど今は座椅子がいいや。

      スマホが鳴ってる。 

はい。はい。あーお世話になります。はい、特に問題ありません。明日も特に予定はありません。

ん？あら。ママお仕事してる時の顔はじめてみたような？
いつもと違うような気がするけどま。いいや。

僕はね。ママの頭ガンガンのうるさいロックやヘヴィメタルにも慣れっこだけどさ。やっぱり優しい優しい声が好きなんだよね。
あと今日はいろいろ古い音楽流しているな。悪くないよ。
ママも生まれてない時代のとかね。

………。てかさあ。なんでこんな時間に僕がnote書いているのか？ってなっちゃうよね。

ママがちょこっと用事でりゅーすに電話したんだよね。
ママはお酒は呑んでいないんだけどね。ん？氷の音が聞こえてきたぞ？

なんだなんだ。猫は地獄耳なんだぞ！  

    カラカラカラカラ🧊                             

あーあーあーあー。
    
………。   参ったにゃ😾もー。
これまたりゅーすがやっぱりお酒呑んでいるんだにゃ～～～😓。ママは酔ってないからヤバくないか？
僕の余計なお世話だったみたいね。こんな長くなるなんて思わなかったわ、ってお電話、ママからおしまいにしたのよね。
(ほっ😊とする僕)

ママは本当に去年の夏みたいにガミガミ怒らなくなったよな、って。不思議だにゃ。
僕は猫だけど猫なりにいろいろ考えているからね。

飄々としてる方がママらしいや。

難しいけどね。ま。ちょこっとだけね。猫だからね。よくわかんないけどさ。僕にはママだけなんだよね。

あ。ママの背中……。泣くんだな。たぶん声にはださずに…。

ねぇ、ママ。
ちょっぴり泣いてもいいよ。イライラして怒っているママより今の正直なママの方が僕はありがたいからね。

お布団お布団、っと。ママの枕の上にちょこん。ママをここで待つんだよね。ママの枕にすわるのが僕、大好きなんだよね。

ママ。明日も一緒に僕が隣にいてあげるからさ。
ママのことは僕が一番よくわかっているんだから。

   ママ。大丈夫だよ。🌃。僕がついているからね。僕が一緒だから。

おやすみなさい。

               ちゃーすけ。