つらつらと。
たまにこのタイトルで書きたくなります。内容が散漫になりそうですがご容赦願います。
さて。先週の日曜日にライブハウスに行ってきました。大分市のライブハウス、T.O.P.SBittHALLです。こそこそ応援しているバンドを観に行ったわけですが自宅にてYouTubeで観たり、サブスク配信の音源をヘッドホンで聴いたりしている地元、大分のバンドなんです。10年位前からかつてロックバンドやっていた人や、現在バンド活動やっている人々と知り合う機会が増えたのですね。音源聴かせていただくことも増えましたが、やはりなかなかドハマりする音楽、ってなかなか出会えなかった気がします。が、出会ったわけなんです。それが「Sleepinng Girls」でした。
Vo.のミナギくんはよく見かける、たまにすれ違えば目礼するくらいなんですが。
街中ですれ違っても「話しかけないでくださいよ?」ってオーラが漂いまくっている雰囲気のATフィールド全開の青少年に感じておりました。見るからに音楽やっているんだろうな、って風貌でこの子は非常にナーバスで気難しいのではなかろうか???話しかけたら怒られるのではなかろうか?とか勝手に思い込んでいたわけです。斜(敢てはす、って読んでください。ななめとかしゃ、ぢゃなくて)にかまえていてそこらへんの若者と雰囲気がなんかちがうんです。非常に賢そうで寡黙な印象でもありましたしヘラヘラしている姿は見かけたことはありません。そんなに頻繁に毎日見かけるわけでもありませんが孤高、って言葉がよく似合うようにも思えます。
とある日。
「そのTシャツ、かっこいいですよね。」
私が着ていた服、ピストルズのTシャツを唐突に彼がほめてくれて、振り返ると笑顔がなんとも人懐こくて。アラカンのロック少女の成れの果てのおばはんのゆーはATフィールド全開だと思っていた青少年からかけられた意外な言葉に焦りに焦って焦りまくり
「あ、ああ。ありがとござまーす!」
間抜けなすっとぼけた返事を返してなぜだかぺこぺこ赤い頭を下げてその場を去りました。その数日後、ミナギくんがスマホをポチポチしながらひとりでいたところにたまたま遭遇したので
話しかけて良いのか?気難しそうだぞ?怒らせたらどーしよーか?とか考えながらも
「あの。ロックバンドやってるのですか?雰囲気が。」と話しかけたら
「はい。」とこれまたとんでもなく人懐こい笑顔が返ってきたではないですか。
(ヤヌスの鏡ではありませんがそんだけギャップのある表情なんです)
「なんてバンドですか?」
「興味がおありでしたら。」
SleepingGirls、っていいますと返ってきました。
バンド名を教えてもらったところでYouTubeにて検索。早速ヘッドフォンで聴いてみたんです。
いいじゃん! なんかすっごいいいじゃん!!歌詞が、メロディーがいいじゃん!
気がついたら何回もヘビロテで聴いているんですよ。アラカンのおばはんが不覚にも泣いてしまったんです。歩道橋。
他にもすごいいいな、って思う曲もたくさんあってすっかりファンになってしまいました。
ええ。ゆーは治療不可の永遠の中二病ですよ。笑いたきゃ笑っておくんなまし。
楽曲の「歩道橋」の歌詞は普段の私が抱え込んでため込みながら過ごしているやり場のない憤懣やるかたない想いを、感情を、ミナギくんが代弁してくれたような錯覚がありました。
翌日?かな?翌々日か?たまたまなんですがまたもやATフィールド全開なミナギくんを見つけ、恐る恐るそれを彼に話したところ、ミナギくんは驚くほど柔和な笑顔で
「ゆーさんがそう感じてくれたなら、僕は、嬉しいです。」
とにっこり笑ってくれました。他にもいい曲がたくさんあって年甲斐もなくこそこそ聴いております。こそこそしていても隠しているわけではありませんよ。
私は一般的にロックと呼ばれるジャンルが好きで洋楽邦楽、プロアマ問わずいいなぁと思えば聴いているんですね。いいものははいい!それだけなんです。自分が好きだと思う音楽を聴いて過ごしているんです。あ、ロックに限らずですが。
YouTube、YouTubemusicで関連動画がいろいろでてくるわけです。
私くらいの世代、や、少し幅があるかもしれませんが1990年代のバンドブームが華やかだった時代を彷彿とさせるバンドもけっこうあったりするんです。
このバンドも楽しそうだな。いや楽しいだろ!!間違いなく楽しいぞ?
エイヒレ。焼いたら美味そうなバンド名だよね。
ライブハウスかあー----。ん?告知?スクランブル?ワンドリンクで?
こりゃいくしかないでしょ?日曜だし。お天気も良かったらなお良しだよね。足の踝の骨折治ってないよ?ぐねらなきゃ問題ないか。いくつものバンドも出演あることだし行くか!!!
ライブハウスなんて何年ぶりだ?30代以来こんな場所に来てないよ?とか思いながらなーに着ていこうかとか迷いながら取り敢えず無難に?デニムのライダースジャケットで出掛けることにしました。お顔の老化も気になるところなので黒いマスクをかけてうすべったいランドセル風の黒いリュックで、と。ちなみに私は3年前に胸の手術を受けている。全摘手術で再建手術をしていないのでライダースジャケットはそのアンバランスさを隠し、目立たなくて非常によろしいアイテムだったりするのですよ。こんなんいつまで着られるのかとか思いますが。
ブーツのファスナーをじゃっ!
いざ出陣。
うちを出たらなんだかウキウキするではないですか!近くの公園で誰かがチェロを演奏しているのが聴こえてきましたが寄り道はダメです。
電車を逃す!!!
開場時間には間に合わないかもとか思ってましたが私は何しろ歩く速度はけっこう速いのです。あ、ジャスト12時?間に合った?げ!なんなんだこの行列は?これみんな並んでんのか?
すごい人の集団が見えて怯みましたがそれは手前の結婚式場での撮影会でした笑
こちらをお進みくださーい♪と式場のおねーさんの声に足早に先にあるライブハウス、T.O.P.S BittsHALLに無事着いたわけですがまず後ろめたい感情が…。
ライブハウスだぞ?私、アラカンだぞ?場違いだったらどうするよ!?
ま、中暗いだろうからあんま気にしない気にしない。
ワンドリンクチケットを購入してリストバンドつけてもらってスタッフのおねーさんから
「推しのバンドとかありますか?」にちっさい声で
スリーピングガールズ、って答えて。
会場には意外にも小さなお子さんや私よりも先輩と思える方々も。少し、安心。
海のすぐそば、どうにかしたらそのままダイブ!いや落ちたらヤバいな、だけど気持ちいいよねな場所にある。しっかり喫煙所なんかも入口付近にある。先着100名様に、の、CDを貰ってすっかり上機嫌。
こーゆーのうれしいよね。心からホント!嬉しい。
あんまり写真撮れませんでした。いや、撮らなかったのよ。
楽しみたいから。
単純に楽しみたいからあまりたくさん写真撮ってないんです。
小さな街のライブハウスなので当たり前なんですが会社の人に会ってしまい、うわなんだか私、バツが悪い…。
これは小さな街あるあるなので仕方ありません。
バツの悪い顔しながら一旦外に出ると、他の皆さんとミナギくんが談笑していてこちらをみて私に気づいて
「あ、こんにちは!!」
とキリンレモンみたいな弾けるレモンライムの青い風のような爽やかな笑顔で挨拶してくれました。
それもまたすごく嬉しく感じました。来てよかった。
彼のATフィールドは解除されてました笑
ここに来られてよかった。
この日、全部で9組の(他県からの遠征組も)バンドが出演していたのですが、私は全て把握出来ていたわけではありません。
しかし。
私にとって3年前の手術。絶望に近い気持ちやもう5年以上経った昼逃げやなんかいろいろ考えたら生きて、ライブハウスで音楽が楽しめている…。
それだけでも嬉しい。あぁもうコンサートとか誰かのLIVEなんて行くこともないのだろう、と諦めていたわけですから記念すべき日でした。あくまでも、私にとっては!!です。
スリーピングガールズのMVから関連動画で知ったEiHILE(エイヒレ)のステージはすっごい弾けていてホント楽しかった。元気いっぱいで90年代を、あのバンドブームを思い出させていただきました。やー、楽しかったステージに感謝します。
あー楽しかった!!いや楽しいわ。トリのスリーピンングガールズがお目当てだけどエイヒレ、楽しかったわー-。バンドブームの頃のアンジーとかジュンスカみたいな?ステージでこーゆーパフォーマンス、けっこう好きよ、とかニコニコでした。
後半に入る前に一心地休憩しようかと外に出たら喫煙ブースにエイヒレの徳田さんがお仲間のみんなと一緒に談笑していました。お疲れ様でした、よかったです!!!!と声をかけたいのをこらえていましたが
もともと人との距離が掴めないと思っている私なんですが、彼らが靴、厚底ラバーソールの話をしていたのが耳に入ってきまして。ヴィヴィアンウエストウッドのあれ、なんて靴だったかなぁ?についうかうかと「ロッキンホースバレリーナ!ロッキンホース!」と口をはさんでしまい心の中で
「しくった!」。
意外にも徳田さんは「そうだ!ロッキンホース!!」と怪訝なそぶりのない反応だったので調子に乗った私は挨拶と自己紹介のあと記念に写真を撮らせてくださいと厚かましいお願いまで。快くポーズをとってくれました。ありがたい。
撮影時に「本日いらっしゃったきっかけは?」と徳田さんの問いかけに
「スリーピンングガールズのミナギくんのおかげですね」
徳田さんは「くぅぅうーミナギはマジでほんとにいい奴なんですよぉー!初めて出会ったときからほんとにいいやつで」と初めてあった頃のエピソードを話してくれました。
図々しくも2枚も撮影。笑
ご紹介します。エイヒレの徳田さん。
ありがとござまーす!!
段々とあたりも暗くなってきました。
久しぶりに脳内にエンドルフィンが充満。SleepingGirlsのリハーサルのあと、ゆーは会社の人達からこそっと離れて後方へ。写真も撮ったし、ベストな位置で楽しんで参りました。
待っていた甲斐がありましたよ。普段自宅や外での隙間時間に聴いている歌が。
ヴォーカルの声は人それぞれ好きずきもありますがミナギくん、声がまたいいんですよ。私には心地良い声質の歌声です。
ステージではYouTube貼り付けた歩道橋は演奏されませんでしたが、普段聴いていてああいいな、これ好きだな、渡り鳥、かぁこんな頃が確かに私にもあったよ。フリージア。この歌もすごく好きだよ。
年齢だけ重ねたけどなぁ。
だけど。あの頃と未だに感覚はあんまり変わらんよなぁ。
ロックンロールは終わらない。そうなんだよなぁ。終わらないんですよ。ロックンロールは終わらないんです。終わってたまるか。
たまに跳ねてゆーはノリノリでした。
ちなみに。サポートドラマーの野田さんがSleepingGirlsの正式メンバーとして加入と発表もありました。
いやあ、ホント楽しかった。EiHILE、そしてお目当てのSleepingGirlsは最高でした。
ラストは出演バンドの皆さんステージに。
生きていてよかったとか。大袈裟かな。笑
なんだかここに来られたこと、と、気持ちよく写真撮影用に応じてくれたエイヒレの徳田さん。そして。
私がここに来るきっかけをくれたSleepingGirlsのVo.のミナギくんに感謝しながら帰宅。
SleepingGirls。最高にいいバンドです。
大分県。温泉だけぢゃないわよ!?
(爆)
ローカルだってステキなものはステキなんだってなんだか誇らしく思えた一日でした。
後日のことですが。たまたま誰か書いてないかな、とnoteのハッシュタグ検索していて#スリーピンングガールズ、ってありましたのでそのハッシュタグの記事にお邪魔させていただいたところ、SleepingGirlsのVo.のミナギくんがnoteを書いていることを知りました。ご本人の了承も得ず、勝手にご紹介します。
YouTube他、配信のリンクがあるのでSleepingGirls、皆さんにも聴いてほしい…。ホントいい曲が多いんですよ。
ゆーが激的にプッシュプッシュのバンドです。私にはなんの力も影響力もありませんがnoteの皆さんに聴いてほしい、ってのが素直な気持ちです。
久々書いた長い記事でしたがもう目が限界です。
まだ書きたいエピソードがありましたがまたそれは後日に…。
#地元
#スリーピングガールズ
#大分のロックバンド
#私生きていてよかった
#ロックバンド
ゆー。