全国おひさま化計画2021 広島 day1
9月15日、日向坂46のアリーナツアー「全国おひさま化計画2021」が広島グリーンアリーナを皮切りにスタートしました。そして、10月20日の愛知公演を以って、全公演が終了しました。ということで、ネタバレ必至、思う存分感想を語っていこうと思います。
本記事では、「全国おひさま化計画2021」最初の公演「広島 day1」の感想を述べるスタンスを取ります。そして、所々で最後の公演「愛知 day2」(以下、ライブ配信と表記)と比較する形でライブを振り返ってていこうと思います。
(座席図 https://www.livehis.com/seat/seat2_hiroshima.html )
座席はアリーナ席C2です。「4」の列に花道が設けられているので、メンバーを直に見るにはちょうどいい場所です。
ライブ
影ナレ:金村美玖、河田陽菜
KAWADAさん、少し甘噛みでしたか?笑
ライブ初参戦のため、これが影ナレか〜と勝手に感動していました。ライブ、楽しいね。
そして、いよいよライブスタート。
最初に簡単な映像が流されました。要約すると、日向坂46はハッピーオーラを武器にして、全国おひさま化計画を実行しようとしているらしい。
そして、定番のOvertureかと思いきや、、、!!!
会場後方からメンバーが!!!
座っていた観客が騒然、総立ちですよ!
正直、最初は何が起こっているかまったくわかりませんでした。周囲の観客が一斉に立ち上がったため、何だ何だと思って、後ろを振り返りました。
1曲目:NO WAR in the future
メンバーが正面のステージから登場すると思っていたら、後方から登場。驚くという感情を通り越しました。いきなりメンバーを間近で見ることができる絶好のチャンスが到来しました。C2の通路側にいたので、よく見えるよく見える。あ、きょんこだ!おたけだ!KAWADAさんだ!すーじーだ!ぱるだ!
メンバー見つけて、あ、日向坂46は実在するのか、と確信を持ちました。今まで、画面でしか見ていなかった日向坂46というグループが確かに今、同じ空間にいるという事実に感動しました。結構大真面目に、実在するのかと疑っていたので、本当にライブに行けて良かったです。
そして、メンバーはステージへ。
2曲目:Overture
Overtureの前に楽曲が披露されたことがあったでしょうか。ただ、奇妙なセトリに気づかないくらい、私は会場の日向坂46という存在に呑まれていました。これが、日向坂46か。1曲目にして、日向坂46の魅力について改めて気付かされてしまったのです。
3曲目:青春の馬 (代理C:金村美玖)
6thシングル『ってか』でセンターを務めるおみくの熱意溢れるパフォーマンスはやっぱり心に響きます。おみくにしか出せない力強さが、パフォーマンスで遺憾なく発揮された楽曲でした。
4曲目:アザトカワイイ
何やら昔懐かしのゲーム風の演出。どうやか日向坂46が「Azatokawaii Game」に挑戦するらしいです。ステージのセットを全体的に使ってる所がいいなと思いました。ライブ全体を通して、中央のステージの両側に設けられている小さなステージを有効活用しているなと感じました。「全国おひさま化計画」がある種の世界観を保って、行われているライブであることの証左でしょうか。終盤でクソデカボールをみーぱんが放り投げてて笑いました。
今回のライブ、全体的にみーぱんがよく抜かれてたなという印象を受けました。個人的にセンター分けのみーぱんがかっこよくて好きなんですよね。配信ライブもみーぱんがよく映されていて、みーぱんの笑顔すごくいいな〜と思っていました。
5曲目:キュン (代理C:加藤史帆)
みくにんとまりぃが月曜日、火曜日……と1週間の出会いというテーマで寸劇を演じていました。日向坂46の楽曲で、曜日を列挙する楽曲は『キュン』と『君しか勝たん』で、寸劇の雰囲気的に『キュン』が来るなと思っていた私は、少しクイズ的発想に思考回路が支配されています。ハスってライブを見るんじゃないよ〜。
みくにんとまりぃの寸劇と並行して、『キュン』をパフォーマンス。同時に目で追うことができませんよ!?そして、『キュン』という楽曲にはサビ直前で「かわいい」「好きだよ」という台詞があるのですが、「好きだよ」が「ぶち好き」に変わっていました。かとしが広島弁を調べて採用したとのこと。う〜ん、好き。
6曲目:My fans
次は、みーぱんが仮面をつけて登場。仮面を外して気迫に満ちたソロダンスを披露。あ、『My fans』来たな、と思いました。『My fans』は日向坂46の中で割と挑戦的な歌詞ですごく好きなんですよね。メンバーのかっこいい姿を見られるという点も高評価です。サビ前の「声をもっともっと上げなさい」でキャプテンが人差し指を上に突き上げるパフォーマンスを実際に見られてよかったです。会場のボルテージが徐々に徐々に上がっていく様子を感じ取りました。こん好きの衣装で披露していたので、ちょっとだけこん好きの披露を期待していたということは秘密にしておきましょう……。
配信ライブでは、暗めの会場でメンバーそれぞれの表情、パフォーマンスがくっきりと見ることができるので、これはこれで良かったですね。直接レスをもらえる感覚と呼べばしっくりきますかね。
7曲目:ドレミソラシド (代理C:丹生明里)
天真爛漫な丹生ちゃん登場!丹生ちゃんがみくにん、まりぃ、ぱるを演奏者に見立てて指揮を始めます。『ドレミソラシド』のパフォーマンスって色々パターンがあるんですけど、センターが指揮者になってメンバーが思い思いにエア演奏をするこのパターンが個人的に一番好きなんですよね。メンバー同士のほんわかした感じというか、仲の良い感じがイントロ数秒でよく伝わってくる最高の振り付けです。今回は楽曲の振り入れをおそらくしていない新3期生のために用意したゾーンかな〜と思っています(『キュン』の寸劇もおそらくそのため)。
そして、メンバーは移動装置を使って、後方へ来てくれました!間近でチャールストンを披露してくれるメンバーがかわいい!めちゃくちゃかわいいんですけど!?影ちゃんやおたけが目の前で踊っている姿を見て、アイドルってこういうことなんだ、と気付かされました。ってか、配信ライブのおたけのツインテールめちゃくちゃかわいかったですね???
朗読劇
朗読劇とは、台本を手にしたまま演劇をすることです。『DASADA』のライブ配信もこの手法でしたね。これまでのライブで登場したキャラクターが「全国おひさま化計画」について何やら会話しています。愛萌さん、ナレーションが綺麗。すっと耳に入ってくる声質をお持ちの方のようです。あと、ふわふわしたKAWADAさんが、泣き虫の虎を演じている事実、反則すぎる(笑)!ライブ配信では、ぱるが泣き虫の虎を演じていました。かわいいねえ。会場全体が癒やされていましたね。キャプテンは噛んだことをゴリ押して、朗読を勧めていて笑ってしまいました。ひなのがラスボスを演じていて、どことなく風格があったの、将来に期待ですか?
寸劇パートは、5人×2セット存在していて、1セット目がひな誕祭に登場していた動物たちで、2セット目がおばけホテルに登場していたキャラクターたちでした。配信ライブを見てみると、寸劇は最初の1セット目しかなかったので、少し驚きましたね。どうやら広島公演だけ2セット存在していたようです。広島公演は最初ということで、色々探りながら挑戦していたことが窺えます。
8曲目:声の足跡
みーぱんと丹生ちゃんという天真爛漫キャラの2人がWセンターを務めており、楽曲の感情がストレートに伝わってきます。それにしても、みーぱんと丹生ちゃんの表情が随所随所で良かった。時には大人な雰囲気、時にはかわいらしい、時には笑顔で、日向坂46の魅力を兼ね備えた2人は最強だと思います。配信ライブでは、2人の表情を同時に見ることができたので、配信ならではだな〜と感じていました。
9曲目:ときめき草 (代理C:佐々木美玲)
『ときめき草』がライブ披露されるって、何だか久しぶりな感じがします。『ときめき草』って、こさかなとひなのの楽曲みたいなイメージを勝手に持っているんですけど、みーぱん版もアリですね。
ときめき草、川は流れる、こん好きを順繰りに公演では披露していたようですね。配信ライブでこん好きを見ることができたので、川は流れるをぜひ見たかったですね〜。
ご当地クイズ
休憩タイム。地方を回るツアーということで、ソウゾウ脳を使った広島県に関するご当地クイズを出題。メンバーが4チームに分かれて、紅葉まんじゅうの獲得数を競うらしい。影ちゃん、強すぎね。影ちゃんのクイズ力に、クイズプレイヤーのはしくれとして恐れ慄いていました。各局のクイズ番組は影ちゃんをオファーしてください!「三本の矢で知られる戦国大名は誰?」という問題文で、としちゃんが「毛利小五郎」って答えていて、死ぬほど笑いました。
配信ライブでは、各チーム解答者が1人と限定をかけられていたので、おそらくチームのバランス調整がされたのでしょうか?気になります。
10曲目:何度でも何度でも
そして、ソウゾウ脳のクイズ大会といえば、高校生クイズ。今年のテーマソングを披露です。高校生クイズ以外の場で披露することは初めてではないでしょうか。ひなのの力強いパフォーマンスが胸に刺さりました。おみくといい、ひなのといい、ダンスの芯がしっかりしているような印象を受けます。自信のあるパフォーマンスというものでしょうか、そういうパフォーマンスを見た人が勇気づけられることは必然だと思います。日向坂46と応援ソングは親和性が高いので、来年以降も作ってほしいですね。
11曲目:膨大な夢に押し潰されて
これ、歌詞と曲調が好きすぎるんですよね。「真夜中の都会はありがたいほど悲しみに無関心で楽だ」っていう歌詞、都会の都市の無機質さを端的に言い表した言葉ですが、本当にこの手の表現が毎回上手だなと思うんですよね。作曲は乃木坂46でお馴染みの杉山勝彦氏。曲調面で言うと、2番Aメロで、時計の秒針のような音が連続で流れる所がめちゃくちゃ好きなんですよね。わかる人いますか(笑)?
歌詞と曲調について話しすぎると、パフォーマンスについて話す尺がなくなるので、話を戻します。そもそも曲調ととしちゃんの声質が完全に合ってるんですよね。そして、センターポジションでとしちゃんがパフォーマンスする姿がかっこいい!ラスサビでメンバーが腕を徐々に落とす振り付けもすごく好きです。としちゃんのソロダンスやメンバーの迫力あるダンスを今回も見ることができました。
ちなみに、広島公演以外では「膨大」は『キツネ』の前に披露されていました。そして、ダンストラック(後述)は「膨大」の前に移動しました。広島が本当に試行錯誤の公演だったことがよくわかります。確かに、ダンストラック→「膨大」→キツネと盛り上げる方が楽曲同士の組み合わせとしてはよさそうですよね。
MCゾーン
方言にまつわるお話らしいです。中国地方出身のKAWADAさんとぱるに話が振られる。関西圏出身なので、割と共感できる話が多い。個人的に中国地方の方言って、広島弁のイメージが強くて、他の地域はそこまで特徴的な言い回しが少ないかな、という印象。実際、どうなんでしょうか?
12曲目:夢は何歳まで?
春の大ユニット祭りに参加できていないので、初めて楽曲を聞いたのですが、結構好きですね。かっこいいナンバーです。普段おちゃらけている2人のギャップにやられました。花道を通って後方まで来てくれました。いいですね。
配信ライブでは、『酸っぱい自己嫌悪』を披露していました。これもずっと聴きたかった楽曲なので、聞くことができて幸せでした。みーぱんファミリーと楽曲の相性が良すぎるんですよね。本当に綺麗な楽曲だな、と思います。
13曲目:世界にはThank you!が溢れている
センターの小坂菜緒が休養しているため、センターは空席で8人のパフォーマンス。『夢は何歳まで?』と同様に、アリーナ後方までメンバーが来てくれました。正面に来てくれたメンバーはKAWADAさんとおみく。おみくは前方に人がいた関係で、あまりよく見えなかったですが、KAWADAさんはよく見えました。めちゃくちゃかわいい。普通に見惚れてましたね。この世にあんなにかわいい人がいるのか、と思いました。ガチでかわいい(n回目)。
MCゾーン
ライブ後半戦が始まるらしい。ライブ後半戦というか、終盤戦の方が正確だよな〜と毎回思うのですが気のせいですか?
ダンストラック
ダンストラックで流れる人をワクワクさせるような音楽、めちゃくちゃ好きですね。スポットライトで照らされたメンバーが漆黒で踊る姿がなんともかっこいい。
14曲目:君しか勝たん
何だかんだこの曲って、地味に中毒性がありますよね。「君しか、きーみーしーか、かったんーーー」っていうサビが耳に残ります。モニターでメンバーを見たり、ステージで踊っているメンバーを見たり、と見方にいろいろあるため、首が大変でした。ライブ全体を通して見るルールを定めていなかったので、統一すればよかったかな〜とは思っています。まあ、色々見れたから結果的にOKなんですけど。
ちなみに、スティックバルーンのリズムの取り方がまったくわからなくて撃沈しました。そもそも会場全体が探り探りの様子で、リズムをどうやって取っていいか混乱していたような。配信ライブでは、スティックバルーンの音が揃っていたので、最終公演までに何かしらの意思疎通が行われていたようですね。
15曲目:キツネ (代理C:河田陽菜)
『キツネ』は本当にライブ映えする。振り付けがキャッチー、曲調がポップなので、楽曲にノリやすい。KAWADAさんの「コンコンコーン!」が見れたので満足です。さっきから、KAWADAさんの話しかしてないけど、大丈夫ですかね(笑)?
16曲目:誰よりも高く跳べ!
メンバーはアリーナ後方まで入れ替わり立ち替わり移動するフォーメーション。次々とメンバーが近くへ来るからワクワクするわけですよ。丹生ちゃんやおたけが正面に来てくれて最高でした!アリーナ後方で楽しそうにしているきくとしを見ていると、ニヤニヤが止まらない。箱推しがやめられないわけだ。配信ライブ、としちゃんがレコメンポーズをしていましたね。
17曲目:ってか
何やら壮大なVTRフリが始まりました。かっこいい系の楽曲はもう披露したから、次は何をやるんだろうと結構真剣に考えました。『期待していない自分』『抱きしめてやる』……待てよ、『ってか』の可能性はないか???そして、スクリーンに『ってか』の文字が!ついに、おひさまの前で『ってか』初披露です!
会場のボルテージが最高潮の中、新曲の初披露。興奮が止まりません。音響がライブで披露した楽曲で最大だったような気がします。マジでかっこよすぎる!おみくセンターが最高に似合ってました。欅坂46の良さとけやき坂46の良さを詰め込んだ『ってか』は楽曲として強すぎる。ライブ配信では、パフォーマンスがさらに進化していました。
広島公演以外では、『JOYFUL LOVE』の後に披露していました。なかなか広島がイレギュラーなことがおわかりいただけたと思います。ただ、個人的には『ってか』→『JOYFUL LOVE』の披露順が、ライブのクライマックス→終演に沿っているような気がして好きだなと思います。
18曲目:JOYFUL LOVE
会場全体が虹色に染まる「虹色大作戦」に初めて参加することができました。空色のアリーナ席だったので、ペンライトを点けるだけで良かったんですけど。スタンド席を振り返ると、見事に虹色。本当に綺麗でしたね。「まるで夢の景色のようにただひたすらに美しい眺め」を見ることができました。そして、舞台の幕が下りる。
〜〜〜アンコール〜〜〜
アンコール1曲目:ソンナコトナイヨ (代理C:東村芽依)
今回はやらないと思っていただけに、披露されて嬉しかったですね。めいめいが躍動する楽曲は見てて楽しい。落ちサビのとしきょんも好きぃ〜。
アンコール2曲目:約束の卵
本当に最後。ついに卵をライブで聞くことができました。いや〜、嬉しすぎる。
アリーナ後方までメンバーが移動して、挨拶をしてライブは終了。メンバーが後方まで移動する時に、としちゃんの推しタオルを掲げていたのですが、としちゃんが気づいて指を指してくれました。近くにいる別の人を指していたかもしれませんが、正直オタクにとってそんなことはどうでもいいです。レスをもらえることは嬉しいというファン心理というものが初めて分かったような気がします。ライブの思い出がほとんどこれになりましたね。色々言ってますが、結局は好きなアイドルに指差してもらえることが一番幸せなんですよ(笑)。
最高のライブでした。ライブに参加できたことが今も信じられないくらい夢心地なライブでした。ひなくり行きたい!
#音楽 #ライブ #アイドル #日向坂46 #全国おひさま化計画2021
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