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賢く活用しよう!自治体の「補助金」を申請してみる③申請前の3ステップ

前回までのおさらい

前回は、IT導入補助金2023を申請するまでの準備として、ITツールの探し方や、IT導入支援事業者についてまとめました。


IT補助金2023申請までの3ステップ

今回は、申請前に自社で準備すべき事項について記載します。
まず申請にあたっては、下記3つが申請要件となります。

  1. gBizIDプライムアカウントの取得

  2. SECURITY ACTIONの宣言

  3. みらデジの経営チェック実施

新規申請・手続きのフローについては、改めて IT導入補助金2023(後期事務局)をご確認下さい。(2023年8月1日以降の申請は後期事務局になります)


1. gBizIDプライムアカウントとは

まずはgBizIDプライムアカウントの取得です。
gBizIDを取得すると1つのID/パスワードで、2023IT補助金関連システムをはじめ、複数の行政サービスにログインすることができます。

IT導入補助金2023以外の補助金関連システムや、社会保険手続きの電子申請、自治体のオンライン申請システムなど、IT導入補助金2023以外でも利用できる可能性があります。

取得は無料です

gBizIDプライムアカウントの作成方法は、gBizIDのサイト がわかりやすいです。必要内容を記載したgBizIDプライム申請書と、印鑑(登録)証明書をあわせて運用センターに郵送してID登録することができます。


2. SECURITY ACTIONの宣言とは

SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。(資格取得や機関に認定されるというものではないため、比較的短期間で取り組むことができます)

取り組み目標は一つ星と二つ星の2種類から選択します。一つ星の方が比較的手軽な内容となっています。
申込方法詳細は、SECURITY ACTIONのウェブサイト にわかりやすく記載されていますが、大まかには、
①取り組み目標に取り組む
 →②自己宣言サイトへ必要事項を記載
  →③自己宣言IDを発行

という流れとなります。

一つ星:「情報セキュリティ5ヶ条」順守 
・OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう! 
・ウイルス対策ソフトを導入しよう! 
・パスワードを強化しよう! 
・共有設定を見直そう! 
・脅威や攻撃の手口を知ろう!

二つ星:「5分でできる!情報セキュリティ自己診断」を実施し
情報セキュリティ基本方針」を策定し、HPなどで外部に公開する

いずれかの取り組み後、自己宣言サイトにてその旨を登録し完了となります。

モノマー:セキュリティ対策って、何から始めて良いか悩んでしまうこともあるけど、まずはSECURITY ACTIONに沿ってやってみるのもいいかもね。

ちなみに、自己宣言事業者は こちらより検索することができます。

2023年8月9日時点

3. みらデジの経営チェックとは

「みらデジ」は、「みらデジ経営チェック」を経て自社のデジタル化を中心とした経営状態を可視化し、経営に役立つ情報収集や支援機関/デジタル化支援者への実際の支援相談につなげるポータルサイトです。

Q1-Q5のチェックで、自社の状況についての質問があります。
・経営者としての夢・ビジョンについて、
・経営上の課題について
・ITツール/サービスについて
・経営やデジタル化に対する取り組み状況や意識について
・デジタル化のやり方・進め方について(経営相談や支援をして欲しいかどうかに関するものがあります。)

そして経営チェックの結果はQの項目別に表示してくれます。

みらデジ経営チェック 結果画面

最後に宣伝

Sotas株式会社では、IT導入補助金2023のIT導入支援事業者に登録申請中です。というわけで…
IT導入支援事業者は交付申請を行うことは出来ないので、補助金申請は最後までできませんでした(笑)

Sotas工程管理、Sotasデータベースの導入を検討頂いているお客様で、もし申請にご興味があればサポートさせて頂きます。今回のnoteを書くためにかなり細かく調べることができたので、お役に立てるかと!
無事、Sotas株式会社がIT導入支援事業者として登録されたら、また報告しますね。


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