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夢で終わらせない【必要な時に必要な分だけ稼ぐ】シンプルFX実践編#5
前回の記事はこちらから↓↓↓
ローソク足とチャート
前回の記事を振り返ってからお読みください。
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値幅に関しては、時間軸だけでなく通貨ペア自体の価格(レート)の大小によってもその大きさが全く変わります。
この辺は言葉で説明するよりも、実践を通して理解していただいた方が、分かりやすいでしょう。
E の横軸で表記してあるのが期間(日時)になります。GMO クリック証券では、自社のチ ャートシステムを構築しているので東京時間に合わせて表記されています。
日本の証券会社でも「MT4」というチャートシステムを使用しているところは、日時が欧州時間で表記されています。
ですので、1 時間以上の時間足でトレードをする際は非常に分かりづらいところがあり、 トレードに慣れている上級者向けのシステムになります。
そういった点でも GMOクリック証券のチャートシステムは分かりやすく、使いやすいので、これからトレードを始めようという方には特におススメです。
また、日時も価格と同じく、時間足によって目盛りの単位が変わり、チャートの縮尺によっても変わります。
さて、では肝心なローソク足の説明をします。これは僕が FX の教材の中でいつも言ってる ことですが、ローソク足は超重要項目となります。
極端に言えばローソク足の形状一本見ただけで勝てる場面もありますし、現に、それしか見ていないというプロトレーダーもいるほどです。
けど、ちょっと FX を知っている、にわかトレーダーに限って難しいツールを使いたがる割にはローソク足の意味さえも知りません。
ここで断言しておきますが、先ほどの操作と同じでローソク足の意味を知らなければ相場で勝つことは絶対に不可能です。
チャートの中でも、トレードをする上で一番重要な役割を担っているのがローソク足だからです。トレードはローソク足に始まりローソク足に終わると言われているぐらい基本中の基本です。
非常に奥が深くトレードの技術を極める上でも、このローソク足を極めたものが達人になれるぐらい重要なものです。
チャートを表示する足には、このローソク足以外にも、ラインチャートやバーチャート、ド ットチャートなどありますが、世界的に見て圧倒的に活用されているのがローソク足です。
そのローソク足は、なんと日本人が開発したものなんです。 海外では直訳して「キャンドルスティック」と言いますが、日本での起源は古く江⼾時代の 米相場を示すのに活用されていました。
江⼾時代の米が相場制だったことも驚きですが、江⼾時代に出来たツールをこれだけ文化文明が発展した現代でも使い続けているわけですから、日本人としてとても誇りを持って、 先人に恥じないように、しっかりと勉強して誰よりも使いこなせるようになって欲しいと思います。
ローソク足は、前述した時間足 1 本で「始値」「終値」「高値」「安値」の価格情報(四本値) を一目で知ることができるシンプルで分かりやすい仕組みになっています。
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ローソク足には二種類あります。
まず一つが、始値より安い値段で終わった時に形成される陰線。
そして、始値より高い値段で終わった時に形成される陽線。
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ローソク足の理解を深めるために、価格の推移と併せて仕組みを詳しく見ていきましょう。 まずは陽線から見ていきます。
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相場の流れ:始値 101 円→安値 100 円→高値 103 円→終値 102 円
例えば上記左のグラフが月足、1か月間の流れだとして、月の始まりが 101 円でスタートしているので、始値の価格は 101 円になります。その後 100 円まで下落して、そこから上昇しているので安値の価格は100 円になります。
一方、上昇して103 円を付けた後に下落しているので、高値の価格は103 円になります。 そして1か月が経って、その月が終わった時の価格が、102 円になったので終値は102 円に なり、一つの陽線が完成します。
こうして1か月の流れを1つの形で表したものがローソク足になり、この形と四本値を見るだけでその期間にどういった値動きをしたかがある程度、理解できます。
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相場の流れ:始値 102 円→高値 103 円→安値 100 円→終値 101 円
陽線同様に上記左のグラフが月足、1か月間の流れだとして、月の始まりが 102 円でスタ ートしているので、始値の価格は 102 円になります。その後 103 円まで上昇して、そこから下落しているので高値の価格は 103 円になります。
一方、下落して 100 円を付けた後に上昇しているので、安値の価格は100 円になります。 そして1か月が経って、その月が終わった時の価格が、101 円になったので終値は 101 円 になり、一つの陰線が完成します。
こうしてローソク足は、四本値の順番や値によって陽線になったり、陰線になったりします。その中でも特に相場の流れに影響を及ぼしやすい特定の形や組み合わせがあるので、 続きは次回に!
ではまた★