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2024.3.8〜11 第20回日本オープンの旅(後編)

どうも、ケンゾーです。

楽しかった旅の記録を、と思いたち書くことにしたnoteも、いよいよやっとこれで終わりになります。
旅の主目的である本戦のことを書き終えたら残りを書く理由がもはやわからなくなり、再開したものの下書きと保存の反復横跳びのペースもなかなか上がりませんでした。たくさんマメに書いている方尊敬します。
それでもいつかまた見返すのを楽しみにと思ってなんとか書き終えました。それだけの目的しかないものではありますが、お暇な方はよろしければお付き合いください。

※結局今回も長いです


3.9本戦終了後

初日の4回戦時点で足切りとなり、一緒に乗り込んだ
4人の中で5戦目に残ったのは畔木さんのみでした。
夜にはなんしゅう家を予約して4人で打ち上げようとしていましたが、5戦終わってから移動して間に合う時間としていたので時間がだいぶ空いてしまいました。
会場のニュー新橋ビルは地下が飲屋街的なフロアになっていたため、奥野くんにも有楽町から合流してもらい木下くんと3人で先に打ち上げて待つことにしました。
チャーハン評論家の和川パイセンからオススメと聞いていた『チャーハン王』というお店は開店前だったので、明石焼きのお店で軽く一杯。

コロコロする木下

明石焼き初めて食べましたがとても美味しい食べ方ですね!新鮮な体験でした。
みんなで大会の感想を話しましたが、3人とも3回連続ラスで最後だけラス回避という似たり寄ったりな成績でした。北海道勢がだいぶラスを引き受けてしまいましたね。

畔木さんの勝ち残りを祈りながら過ごしているとチャーハン王もシャッターが開いたのでそちらにも突撃します。

王の名に違わぬ美味しさ

木下くんは余裕の一人前、自分と奥野くんは半分ずつシェア。チャーハンもスープもどちらも大変美味しかったです。開店前から数人並んでいたのも納得。

5回戦目を終えた畔木さんも合流。残念ながら誰も翌日へ勝ち進むことは誰も叶いませんでしたが、みんなそれぞれに貴重な良い経験になりました。
新橋からなんしゅう家さんのある神田へゾロゾロと移動します。時間が予定より早まってしまったんですが、連絡すると快く受け入れてくださいました。
お店の中はサインに溢れ返った想像以上の聖地ぶりに興奮しました。

炙りぶりを見る木下

炙りしめ鯖やさつまいもスティック、ハツテキなど皆さんから美味しいと聞いていたものはどれもこれも美味しかったです!我々が行く前日には風林火山の選手全員集合でMリーグPVしていたそうでスゲーってなりました。

各自の大会の感想や振り返り、皆んなそれぞれの麻雀に対する熱い思いを語り合えてとても楽しいひと時でした。

この4人で来れてよかったです


お腹いっぱいでお酒も充分にいただきましたが、木下くんがさあここからが今日のメインです!とばかりに意気揚々と、満たされた我々を次なるお店へと引率してくれます。

田町へ移動。

本戦の出場が決まってから最初の練習セットの時くらいだったかな、木下くんから行きたいお店があるので皆んなで行きましょう!と提案され、旅の予定の中で真っ先に決まった場所した。日高の皆さんがノーレート雀荘対抗戦で訪れたお店だそうです。
勝ち上がるたびに通う店があるというのはなんだかすごくいいなあと思いました。

業態はいわゆるスナックというやつですね。堅苦しくなく楽しい雰囲気のとても良いお店でした。
ここは敢えて写真載せないでおきましょう。デレデレで饒舌な木下くんを見たい方はぜひ彼と大会を勝ち進んでみてください。

4人で過ごせて本当に楽しくあっという間で、叶うなら何かの形でまたみんなで来たい!
これからも麻雀頑張ろうと誓い合った夜でした。


3.10

本戦に残れず予定がぽっかり空いたこの日、小林剛プロに会うチャンスだった麻雀遊戯王オフ会も残念ながら満員で申し込めずでしたが、オクタゴンさんで行われる多井プロのイベントには申し込みが間に合いました。この日帰る畔木さんも昼の部だけは一緒に参加することに。

せっかくなので朝活は早くから空いている新橋のベルバードさんへ。

この日は6階イベントで3階でフリーでした

北海道から来ましたと挨拶すると、アエルのお話をたくさんしてくれて、さすがの親和性の高さを感じました。
奏子先生も前の週にイベント参加されていましたね。

ルール説明や実際にフリーを打ち始めて、初心者の方が気持ちよく参加できるようにということをとても強く意識されているのがよく伝わりました。敷居が高く感じがちな部分に手が届く配慮がされていて、デビューするなら絶対こういうお店がいいなと思いました。
(北海道ならアエルさんが一番です)
楽しく2戦打たせてもらい、ランチにREIさんがオススメくださった新橋のラーメン屋さんに行こうと思っていてその話を店員さんにしてみたら
「イカのお店ですよね!美味しいですよー」
と言われ、(…イカ?)となりながら向かいました。


・纏(まとい)
路地の奥というのでしょうか、いかにもここ絶対美味しいやん!という立地でお店を構えています。券売機を見てなるほど、烏賊干しというラーメンがあるんですね!
イカをダシにしているのは初体験だったのでそちらにしました。

めちゃ美味でした

食レポは上手くできませんが、イカの旨みと香りが満ち溢れたスープでもう箸が止まりませんでした。他のメニューも全部美味しそうでしたね。さすがREIさん!と思いながらあっという間に完食してしまいました。幸せ。


次なる目的地のオクタゴンさんは渋谷にあります。渋谷は桁違いに複雑な駅で、時間までちょっと周辺散策しようかと思ったらそれだけで迷子になりそうでした。スマホない時代に来てたら大変だったろうなと思います。
無事に畔木さんと合流し、多井プロのイベントへ。

畔木さんはこの日帰りなので昼の部のみ、自分は翌日帰りということもあり、定員ギリギリ滑り込んで夜の最強最速リーグというのにも申し込んでいました。

早めに着いたので近くの卓に座り、多井さんが登場してイベントスタート。
麻雀プロのイベントはアエルさんのものにしか参加したことがなかったので新鮮でしたが、このイベントは多井さんがお客さんからの質問に答える形式のトークイベントでした。麻雀なしで約3時間喋りっぱなし。並の麻雀プロにできることではない気がします…。園田さんが浮かびますが麻雀以外のことでもなんでもずっとトークしっぱなしはさすが多井さん。
書き残せるような内容ではなかったですが、Mリーグの裏話的なのとかすごく面白かったです。

プレゼント抽選会もあり、全員に多井さんが最近世界中から買い集めている貝殻をもらいました(?)
童心を思い出せるのだそうです(??)

イベントが終わりサインタイムを経て畔木さんとお別れし、何かを食べる時間もなく最速最強リーグに突入。
多井さん人気が凄すぎて、まとまった時間もなくスキマ時間に競輪…じゃなかったファン対応をこなしていくような進行で、熱気の凄い会場でした。

Mリーグルールで4回戦。
初戦バカヅキまして大トップの上々スタートも、その後333と尻すぼみなんとかプラスで終了。空腹とは戦いましたが初めての方と良い雰囲気で打てて楽しかったです。
景品として、2つ目の貝殻をもらいました(???)

貝殻を選ぶ顔が真剣でした


終わると結構な時間だったのですが、せっかくなので渋谷にある麻雀BAR Citrusさんに行きました。別行動していた木下くんも合流。
最高位戦の成田プロ(醍醐さんの配信とかにも出られてる方)がゲストの人でした。
カウンターに座りお隣の方とご挨拶すると、北海道のキーワードですぐにやんぐまろんさんのお名前が登場し、小林剛プロ推しのお友達さんだと知りビックリ。まろんさんどんだけ有名な方なんだと衝撃を受けました…!
定期的に北海道に来られているTomoさんともお店で会うことができて嬉しかったです。

また行きたくなるお店でした

ゆうりプロは日本オープン本戦で木下くんと対戦していてビックリされていたり、お客さん含めお店の皆さんで我々が最終日に行く雀荘を考えてくださったり、楽しく温かい時間でした。
ゆうりプロもアエルさん行きたがってくれてたなーぜひぜひ来てほしいです。

帰りの新橋まではTomoさんが道案内してくださり、すっかりお世話になり感謝感謝でした。
ぜひ今度は北海道でお会いしましょう!


3.11

どんな長さの旅でも、いつか必ずやってくるのが最終日というもの。悲しいですが最後まで楽しみます。

チェックアウトしてまずは朝食。前日歩いてる時に見かけた、朝ラーをやっているお店がどうしても気になっていて木下くんと突撃。


・きたかた食堂
セットで選べる海鮮系のミニ丼がどれもこれも美味しそうで悩ましく、注文するとサービスでアイスコーヒーかスムージーまでついてきました。

朝ラーでこんなことしていいんですか

ちょっと平たいちぢれ麺の食感が気持ちよく、丼も最高でした。朝ラーでこのクオリティ出されたら毎週2回くらい通いそう。新橋良いところすぎてまた行きたいです。


すっかり満たされて、雀荘めぐりを開始します。空港へ向かう駅になる浜松町に荷物を置き、いざ下北沢のまーすたへ向かいます。

まーすた下北沢

下北沢は駅を降りてからお店に向かうまでの街の雰囲気がなんとも素敵でした。
午前中の時間帯は“実戦”と呼ばれる、アエルライトフリーよりもさらにライトなスタイルでの麻雀。
赤は入ってるけどノーカウントという独特の点数計算に最初は戸惑いましたが(そんな時に限って来る気がする)、楽しくワイワイできて良い時間でした。

さらに次は上野へ。お昼を食べた後に雀荘ハシゴ最後のお店はtrinityさんへ。

上野にあるtrinity

雰囲気はM.Lスタジアムさんに少し近いかな。お客さんも若い方が多めで真剣勝負を楽しんでいる感じがしました。白鳥プロとか最近だと優プロがMリーグ前に立ち寄られたりしてて、そういう意味でも通いたいです。
自分は帰りの便があるので1戦のみ、ズルドップを獲らせてもらって木下くんを残し店を出ました。


その後は空港に着き、今度こそ航空券を紛失する等のハプニングも起こらずに旅を終えます。

本当にあっという間の、楽しい本戦の旅でした。



終わりに

長々と自分の旅の記録を書き終え、振り返ってまず思うのは、自分1人ではここまで充実した内容になんて到底できなかったなーということです。
競技麻雀に出会ってから色んな方にお世話になり、たくさん麻雀させてもらったおかげで(99%運のようなものでしたが)本戦という貴重な機会にも恵まれましたし、またさらに頑張りたいという次のモチベーションにもなりました。いつも本当にありがとうございます。
これからも色んな形でたくさんの方と麻雀で楽しんでいけたらと思います。

最終日朝ラー後の木下

特に長く行動をともにした木下くんとすっかり仲良くなれたのも嬉しかったです。すっかり彼の写真ばかりポストしていたので、きっと彼の魅力の一端が伝わったのではないかと勝手に思っています。

彼とはこっそりズルい約束をしました。
『お互いどちらかが勝ち上がったら一緒に旅について行く』
一応お互いとはいうものの、実質これはほぼ勝ち上がった木下くんについていくパターンだけで逆は存在しない詐欺のような約束です。そんなズルもわかった上で気持ちよく木下くんは受けてくれました。良い青年です。なのできっと私もまた田町に行きます笑。
もちろん、自分で勝ち上がることもまたできるように練習勉強はいつまでも続けていこうと思っています。

そして旅先あちこちで感じたのは、北海道から来たと話すと皆さんすぐにアエルの名を口にし、そして口を揃えて良いところだね、良いところそうだね、と話してくださることでした。
北海道は単純に観光地としての魅力も大きい地ですが、麻雀を愛する人たちにとってはそこにアエルという魅力的なお店がもう一つ価値として付加されているように感じました。
自分が1年ほど通って感じてきた魅力が、全国的に見てもここまで愛されているすごいお店さんなんだなと、改めて感じることができました。
これからもたくさんお世話になっていけたらなと思いますし、何か少しでも恩返ししてお役に立てたらいいなと思います。
(と言ってたら今ちょうどクラウドファンディングやってますね!宣伝!)



さてさて本当に長々と、個人的な旅の感想文をここまで書いてしまいました。
本戦出場という下手したら二度とないかもしれない機会だったので、残してみようと思い立ったものでした。
こんな文章にもしお付き合いくださったのなら、貴重なお時間を使ってくださり本当に感謝しかありません。

初note挑戦でしたが、気が向いたらまた何か書くかもしれませんし書かないかもしれません。
ぜひまた別な形でもどうぞよろしくお願いします。

(おしまい)

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