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オランダで自分の立っている場所を確認する。

以前も話しましたっけ?

自分のホームページとか作って、プロモーションして、ワークショップとか開いて、自分の伝えたい事、どんどんオランダの地で花開かせるんだ!

って思っても、何をどうすれば良いのかわからなくて泣く日々・・・。

いや、ほんとに。泣いてるから!

泣いてスッキリしてるんだから!

で、忘れてるんだから!悩みなんか!・・・って繰り返してるから牛歩なんですよ。

うん、全く突破口がわからない。わからないから悲しくなる。

日本にいた時は

もちろん、言葉の不自由はないから自分の伝えたい事は山ほどあるのにそれを披露する場が無かった。

誰も私の話を理解してくれなかった。私の話が”レベルが違いすぎて意味不明”と言われたのよ。すごい簡単な事なのに!周りの方が難しく考えていた。

※注意:仕事上の話です。

結局、自分が天狗になって言うとしたら、同じレベルで話し合える人がいなかったのね・・・。

あぁ・・・嫌いにならないで・・・。

今仕事を手取り足取り教えてもらっているオランダ人がいて

オランダ版かたせ梨乃様って感じ。

タバコスパスパ吸ってるし、真っ赤な口紅に革ジャンとか着てて、旦那はゲイリーオールドマン似の超雰囲気ある夫婦。

の、梨乃姉御に教わってるんだけど、すごく頭の良い人で仕事なんかもテキパキこなすし、どこまで上達したか、この人はどこまで理解しているか、今日はどこまで理解できるか、の見極めがすごい。

上達したな、って思ったらあっさり身を引いて「今日はあなたが一人でやるべき」と信頼して任せてくれる(手出ししない)からやる方も心地よくやれるし、本当に消えていてくれる(その場からいなくなってくれる)から超やりやすいんですけど!

もちろん、時々様子見て声かけてくれるからそれも絶妙。

って感じなもんだから、いく先々で色んな人から声をかけられたり、相談を持ちかけられたりしている。

「よっしゃ!それは任しときぃ!」って多分、言ってる。そんな感じよ、梨乃姐は。

もちろん今日声かけられた

その神がかった嗅覚で「隣人はどう?大変じゃない?うまくやってる?」って。

いやいや!難しいのよ!基本いい人なんだけどさ、ちょっと私、あの人が苦手でね・・・ちょっと大変!

「え?何が大変なの?・・・そこ、詳しく教えて!」

例えば、なんだかんだで私の事呼びつけるし、要らない!って言ってるのに、なんやかんや食べ物持ってくるし、もらわないと怒り出すし・・・挙句にはドア開けて入ってくるし!

「持ってくる食べ物が要らなかったら、もらっといてゴミ箱に直行よ!」

うん、まぁわかるんだけどさ、毎日だよ、毎日!

「・・・結局それは向こうの心の問題なんだよ・・・わかる?向こうが一人じゃ立てない人だって事。心の問題。」

「だからそれははっきり伝えないとダメ!”私はあなたと一緒にはやれません!”って」

あちゃーまぁ、わかってるんだけどね、それが一番苦手な事なんだよね、私。

「わかるよ!Yuukiは恐れているんでしょう?反応を。」

「でもね、結局その人の言うなりになっているとその人にとっても良くないの!自分でちゃんと立たなきゃいけない、自分で友達を探さないといけない、異国で生きて行くんならね、自分で自分を確立していかないといけない、そのためにはその人のためにも同情してたらダメなの!すっぱり言うべき!それをYuukiがちゃんとやってあげなきゃいけない!」

ほんとそうだね・・・よくわかるよ。

「そうでしょ?あなたならわかるよね!」

・・・って仕事の手を止めて真剣に一緒に考えてくれました。(※要約してありますが、結構核心をついた指摘を他にもたくさんしてくれました)
ついて行くぜ〜姐さん〜。

いつも仕事終わった後に『今日は何をするの?』って聞いてくれるんだけど(私のオランダ語スピーキング向上のため)私の予定はさておき、

梨乃姐さんの予定は『ちょっとお店オープンに向けてワークショップを何するか考えて形にしていかなきゃいけないんだけど、なかなか難しくてね〜』

って言ってた!(・・・え?姐さん!ワークショップ考えてるんですか?!)

って天使が舞い降りた感!

いやいや、そもそもワークショップをやる人たちが日本だとなかなか一般の人がやるイメージがなくて(※個人の感想です)ある程度の知名度やバックがないと出来ないと言う思い込みがあったけど(やるんですか?姐さん?)

(えー、詳しく教えて!)

って思ったらこれまた『次次回は私そんなに仕事が忙しくないから、終わったらお茶しよう!予定しておいてね!』って誘われました!

よしっっ!

なんかさ、他の人のSNSとか見てるとさ

ほんと、ヘタレとかチキンだからすぐ挫けちゃうのよ、やる気無くしちゃうのよ。みんなすごい!私にはそんな事できる自信とかない!って。

でも、身近な人が一からワークショップを作る、ってまさに同じ立ち位置の人がいてね、私も少しは成長したもんだな、と。

同じタイミングで私にいいタイミングでこう言った話が湧いてくると言う事は、私もこれから成長する機会を与えられたもんだな、と。

ちょっと遠回しすぎたけど、遠い話だと思っていたワークショップ企画を勉強する機会を与えてもらって、本当に、もう!私ったら!運がいいな!嬉しいな!

・・・ってちょっとだけ自分の立っている場所から小躍りした日でした。

我が街はゴッホ🌻🌻🌻が住んでいた場所があるって事に最近気がつきました。↓ゴッホも立った通り🌻



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