12 今日は日曜だから外に出てみたら警察とお話しすることになった

警察というと大げさですが、結局そんなことです。

サカマンガホテルから出て、すぐに子どもにお金おねだりされました。
バニラ買ってのおばさんも長くついてきました。
どこの街角でも同じ繰り返しです。
親がすぐそばにいる子が多く、親は路上で寝ているか座っています。
路上の物売りも見ていけサインを送ってきます。
反射的にそれぞれに対応したくなってしまいます。
本当に欲しいなら交渉に入るけどそうでないなら関わらないことは必要かと思います。

お金ちょうだいとかアテンドするという人に関わった結果が、警察とのお話になりましたというお話です。
私はどう見ても異邦人なので叩けばお金が出てきそうなんだろうと思います。
可哀想な人は助けることを常識としてきたから、そこに突っ込まれると弱い。

脚が不自由な小さな女の子、大人といえば大人、年齢はわからなかったけどきれいな英語を話しているのでどこで習ったのか聞いたら学校で習っていたということでした。
歩きながらの話は、どれだけ自分が困っているか、たぶん請求書を出してきて払えないんだということでした。どこまでも着いてくるので放っておいたら今度はアテンドしているんだからお金ちょうだいになってきました。
それでも放っておくと警察に言うぞと脅してきました。手をこんなふうぬ手錠をかけられて牢屋行きになってしまうぞと言ってきます。
彼女は通りにいた若い警察官に言いつけました。
たぶんガイド料を払わないと言いつけたのでしょう。
警察官が来たので立ち止まってこれまでの状況を説明しました。
彼は英語はできるようですが、フランス語の方が良さそうでした。
そこでポケトークの出番となりました。
彼女のお金の要求は変わりません。
嘘をついてお金を要求することは許せません。
困っているならしっかりと働いてお金を稼いで欲しいと思います。
私も脚が痛くて歩く速度でぶっちぎることはできませんが、路上にずっと並んでいる物売りを落ち着いて見ることができません。写真やgoproで撮ることが彼女の対応でできません。
彼女はかなり歩けるようです。
英語ガイドができる能力はありそうですが今の私には必要ありません。
少しうろついて周辺の様子、水を買えるところをさがすのが今日の行動の目的です。
路上で水を買ったら10000アリアリ札しかなかったのでそれを出したら、お釣りくれそうにないのでにらんで待ってたら5000アリアリ戻ってきました。
売っていたのは子どもでした。

警察官に状況説明してお金を払う必要がないことをフランス語ポケトークしました。
彼女の主張は変わらずアテンドしたからお金ちょうだいということです。
もう1人の警察官がやってきました。
さらに車で通りかかった警察官の上司がきてくれて、彼女にお金を渡す必要はない。
警察の上司らしい方が警察署に一緒に行ったら怒鳴りつけてやるということだったので、一緒に警察署に向かっていたら彼女はいなくなりました。お話途中で彼女に年齢を聞いたら17歳でした。
彼女はまたずっとお金くれそうな人に付きまとってさまようのかな。
彼女は頭良さそうだから教育サポートがあれば障害があっても何か仕事できそうであると思う。
そんなやり取りもうしたくないよー。
また外に出ると同じことが起こりそうですが、それもマダガスカルの一部を知る絶好の機会ですからまた行ってきます。
対応してくれた警察官は融通の効かない日本人と映ったでしょうか、頑固親父と映ったでしょうか。また彼がいたら一緒に写真をお願いしてここに紹介します。
まだ長くいるから会う機会があるかもしれません。彼女とも会うかもしれません。

そんなわけで写真は一枚も撮っていません。
ポケトークに会話履歴は残っているかも。

ポケトクの弱点がわかりました。
スラングをうまく翻訳してくれません。
スラングが入ると訳わからない内容になってしまいます。
マダガスカルでも電波ひろって訳してくれます。
マダガスカル語の音声入力と出力は対応していません。

また外出してレストランに行って孤独にグルメするか何か買ってきて食べます。
朝からまだチョコレートと水だけです。
スーパーマーケットを地図上で見つけたのでそこ行ってきます。
モーリシャス空港で買った世界の空港のどこでもお土産になっているmilkaチョコレートをエネルギー源に行ってきます。
まだウザ絡み未対応する余裕はあるかな。

今のところ見た情報
路上のお店は同じ種類を売っているものが並んでいる
服、下着
オーディオ製品
野菜
フレッシュジュース
工具
そのほかの仕事
急速充電屋
体重測り屋
道路水浸しの場所にあるお店は売れない
陥没道路あります
バイクタクシー乗らないかと言われいらないけどもし空港まで乗せてもらうとしたらいくらか聞いていたら人だかりだできる
空港までバイクタクシー頼むとしたら20000アリアリ
半日バイクでタナナリボを案内してもらったら1200000アリアリ
バイクタクシーは怖すぎる

排気ガスすごく臭います
生ゴミ悪臭も一部場所にあります

第二回戦に行ってきました。目標はSuper U Analakely普通のスーパーで水を買って路上売りとの価格差に驚こうと思います。
言い値でないスーパーは自分が安心することに違和感です。
ガイドブックにあるアナラカリーマーケットはまだ行ってないですが、きっとそばでしょう。
レストランにせよこのスーパにしろ物乞いが入らないようにだと思いますが入り口にガードマンがいます。お客に裸足の人はいません。
買ったものは
バナナ4本 951Ar 33円
水1.5リッター 2590Ar 90円
500mlオレンジソーダ2000Ar 70円
バケット小 3390Ar 118円
サラミ12990Ar 452円
モツァレラチーズ 22990Ar 801円
合計49911Ar 1800円くらい

スーパーでの買い物この国に来て最初の食事 今までチョコレートしか食べてない

二食分はありそうです。
若い頃の貧しい旅行の時のようです。
さらにコストを削ると、ストリートフードになりますがリスクがあります。
お腹痛いよー、にならないようにします。
お金で解決できるならそれでよいです。
マダガスカルの路上の人も好んで食べるものとしかたなく食べるものがあり、食べ物による感染症リスクはほとんど変わらないので、お腹痛い人は必ず出ます。
平均寿命65歳の原因は公衆衛生インフラ、医療、意識を作ることのできない経済状況です。
自分の小さい頃にはそんな日本の状況は終わろうとしていたと思います。
舗装してない砂利道は日曜に近所の人が集まって道普請でした。車が通ると凹凸ができるのでそれを鍬で均します。お金ない、ものがない時は返ってこないことがわかっている貸してあげることになります。
貧しい時は分かち合いますが、豊かになると分けたら損しそうと思い始めます。それはわかっているからそんな心持ちにはなりたくありません。
といったことをたぶんここへ来て現実を見て思うんだろうなと思っていたらそうなりました。
ホテル外のレストランで1000円くらいでハンバーガー食べられます。佐渡島を巡っているときも同様の行動していつも食べるのは惣菜買って、レタス買って食パンに挟んで食べてます。からしマヨ必須、ソース必要のため、外食した方が絶対に安い。でも美味しい大好物だからそれで良いのでした。
水は安く買うならスーパー、その必要がないならしっかり働いている子どもから買いたい。

スーパーから帰るとき路上はおしっこ臭かったし、物乞いしてきたすごく小さい女の子がパンツ下ろして用を足していました。路上の人たちはどこで大便しているのだろうか。

明日は熱帯雨林保護団体の方にお話を伺い、私がどの活動に取材に行けるか相談します。
コーディネイターが連絡してくれました。

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