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名産品のキウイを復活させたいんです。黒澤芽依さんインタビュー

皆さんこんにちは!

東北芸術⼯科⼤学 企画構想学科 4年⽣の BRNʼs です!


ここでは 2025 年卒業制作展をより楽しんでいただけるよう、企画者である学⽣1⼈1⼈の卒業制作についてインタビュー記事を掲載しています。


今回は「大熊キウイPortal」に取り組む黒澤芽衣さんの企画を深掘りしていきます!



プロフィール

インタビューを受ける芽依さん

名前:黒澤芽依(くろさわめい)

出⾝:福島県

出⾝校:福島商業⾼等学校



企画概要|生産者の思いを購入者へ届ける架け橋に。

――「大熊キウイPortal」とはどのような企画なのでしょうか?

芽依:大熊町の名産品のキウイを復活させたい思いを持つ団体さんを知ってもらう企画です。

芽依:具体的には、よくスーパーなどで皆さんが目にするであろう「キウイに貼ってあるロゴシール」のデザインを行いました。読み込むと製作者の想いを知ることができるようになっており、生産者の思いを購入者へ届けることができるようにしました。




企画の背景|「東日本大震災」の影響で根深い風評被害を、手の届く範囲から押さえていきたい。

――芽依さんはなぜこの企画に取り組もうと思ったのですか?


芽依:なぜ大熊町に着目したのかというと、企画構想学科に入学した当初から、何かしらの機会で地元福島を笑顔にする企画がしたいと考えていたことがきっかけでした。大熊町について調べていくうちにキウイが名産と知り、大学入学時より福島を盛り上げる企画をすることが目標だったことも相まって、この企画が生まれました。

芽衣:福島県で生産されているものは、キウイに限らず「東日本大震災」の影響から風評被害がすごく、祖母が商売をしていて、福島県内のものが一切売れなくなったという経験がありました。自分一人で福島の風評被害を抑えることは規模が大きいため難しいと考え、まずは小さなところから始めたいと思い、企画を組み立て行きました。



成⻑したこと|計画を立てることで見えた、自分の行動基盤。

――卒業制作を通して⼀番成⻑を感じたのはどんなところですか?

芽依:計画を立てることが成長したと思います。これまでは計画を立てることができず、当てずっぽうでやってしまっていました。しかし、今回の企画は1人での進行のため、そうはいかない、ということで全体の見通しを立てて行動をしました。時には計画通りにいかないこともあったのですが、心構えができ、進捗具合がわかるようになったことで、企画がうまく進んだように感じています。



今後の展望|継続が生む、認知度の向上を目指して。

――企画の展望を教えてください。

芽依:卒業後もこの企画を継続してくれることが決定しているので、少しずつ大熊町のキウイを知ってもらいたいと思っています。リピーターを増やし、継続的な貢献をしていきたいと思います。



後輩たちへ⼀⾔アドバイス

――今後卒業制作に取り組む、後輩たちにアドバイスをお願いします!

芽依:後悔がないように、自分の好きなようにやってほしいと思います。周りを見ていて、自分のやりたいことを突き詰めていっている人の方が良い企画になっていると感じました。なので、ぜひ後悔がないように好きなことをやってくださいね!



4 年間⼀緒に過ごした BRNʼs の存在

――芽依さんにとって BRNʼs はどんな存在ですか?

芽依:ライバルでありながら仲間だと思っています。高めあいつつ、自分が困っている時は手を差し伸べてくれる、そんな存在です。



以上、黒澤芽依さんのインタビューでした!

今後もたくさんの学⽣のインタビューを掲載していきますので、次回もお楽しみに!

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