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野球児に贈る新たな道。藤原絆夏さんインタビュー

皆さんこんにちは!

東北芸術⼯科⼤学 企画構想学科 4年⽣の BRNʼs です!


ここでは 2025 年卒業制作展をより楽しんでいただけるよう、企画者である学⽣1⼈1⼈の卒業制作についてインタビュー記事を掲載しています。


今回は「補欠ゼロ計画」に取り組む藤原絆夏さんの企画を深掘りしていきます!



プロフィール


インタビューを受ける絆夏さん


名前:藤原絆夏(ふじわらきずな)

出⾝:岩手県

出⾝校:花北青雲⾼等学校



企画概要|選手全員が試合に出ることのできる仕組みの考案。

――「補欠ゼロ計画」とはどのような企画なのでしょうか?


絆夏:国内で最も賑わいのあるスポーツの一つ、野球をテーマとした企画です。甲子園を目指すような野球部の強豪校において現状公式戦に出場することができていない選手に試合出場の機会を創出したいという気持ちから始動しました。

 

絆夏:最終的には山形県内の野球部に、選手全員が試合に出場できる1校複数チームエントリー可能なリーグ戦の提案を行うという企画になっています。



企画の背景|せっかく上手いのにもったいないじゃないか。

――絆夏さんはなぜこの企画に取り組もうと思ったのですか?


絆夏:実は自分自身は、高校時代野球をやっていませんでした。ただ、バドミントンの県内強豪校に所属していました。私はそこで個人戦には出場できましたが、団体戦のメンバーに入ることができず非常に悔しい経験をしてきました。こうした悔しい思いを抱える選手が、団体戦しかないスポーツには多いのではないかと考察し、今回の題材に着目しました。


絆夏:また、題材に野球を選んだ理由として一番あげられるのは、過去に甲子園を見て、ベンチ入りが果たせず、スタンドで応援をしている選手の姿がとても印象に残っていたからです。これが教育の一環である部活動の正しい形なのだろうかと考えたのがきっかけでした。




成⻑したこと|苦手な資料作りを、克服する第一歩に。

――卒業制作を通して⼀番成⻑を感じたのはどんなところですか?


絆夏:まだ成長を実感できていないのですが、強いて言うならば、資料作りです。取材先の野球部の顧問の先生たちに提出する資料を、この企画を通して多く作成してきました。これまでは資料作りが苦手だからと、得意な人に任せてばかりでした。

絆夏:しかし、卒制は一人で取り組むため自分で手探りで資料を作成しました。教授の松村さんに随時チェックを頂き、一つ一つの言葉やイラストの意味を吟味し、相手視点に沿った資料作りを行いました。この経験が卒制に取り組む前と現在では成長しているのかなと考えています。



今後の展望|みんなが幸せになる機会を生み出したい。 

――企画の展望を教えてください。


絆夏:この企画を通して、現在公式戦に出られず悔しい思いを抱えている選手が、試合に出場できるようにしたいです。

そうすることにより、ひいてはその選手達を日々支える家族や応援している人がグラウンドに立っている姿を見ることができ、多くの笑顔が生まれると思います。

 



後輩たちへ⼀⾔アドバイス

 ――今後卒業制作に取り組む、後輩たちにアドバイスをお願いします!


絆夏:行動は早ければ早い方がいいです。学校を巻き込んだ企画を行う場合は特に。学校というのは1年間のカリキュラムが前年から組まれるため、その中に何かしらの企画やイベントを組み込んでもらうことが難しいです。ですから学校が絡むようなテーマを考えている方は卒制が始動する4月よりも前の2、3月に話を聞きに行くだけでも大きく違いが生まれるかもしれません。



4 年間⼀緒に過ごした BRNʼs の存在

――絆夏さんにとって BRNʼs はどんな存在ですか?


絆夏:良き仲間です。みんなそれぞれ違うタイプの人たち。それぞれに長けているところがあって、勉強になる。自分にないものを持っている人たちだと思っています!




以上、藤原絆夏さんのインタビューでした!

 

今後もたくさんの学⽣のインタビューを掲載していきますので、次回もお楽しみに!

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