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ピクニックで楽しむ日本酒、若者に親しみやすさを。上村明日華さんインタビュー

皆さんこんにちは!
東北芸術工科大学 企画構想学科 4年生のBRN’sです!
 
ここでは2025年卒業制作展をより楽しんでいただけるよう、企画者である学生1人1人の卒業制作についてインタビュー記事を掲載しています。
 
今回は「日本酒ピクニックプロジェクト」に取り組む上村明日華さんの企画を深掘りしていきます!


上村明日華さんのプロフィール

インタビューを受ける明日華さん

名前:上村明日華(かみむら あすか)
出身:宮城県
出身校:仙台二華高等学校

企画概要|ピクニックで楽しむ、日本酒との新しい出会い

――「日本酒ピクニックプロジェクト」とはどのような企画なのでしょうか?
明日華:若者が日本酒を飲む機会が中々ないと言われる世の中で、新たに親しみやすいアプローチ方法を模索しました。そこで、考えたのが日本酒をピクニックセットとして販売する企画です。また、当大学のグラフィックデザイン学科の学生にラベルのデザインをしていただき、限定ラベル「なでしこの週末」も販売しました。

――「ピクニック」に着目したのはどうしてですか?
明日華:若者にとって日本酒は、「興味はあるが、なかなか手が出せない存在」です。実際に30人の方に調査したところ、「誰かと一緒に飲むこと」で日本酒と出会ったと回答する人が多くいました。そこで、SNSなどで若者を中心に人気のあるピクニックなど若者の食事文化に着目し、若者目線から日本酒と出会い、楽しめる機会を作ろうと思いました。

企画の背景|好きな日本酒に出会って知った、日本酒の奥深さ

――明日華さんはなぜこの企画に取り組もうと思ったのですか?
明日華:自分の好きな日本酒に出会ったことがきっかけです。成人してからいろいろなお酒にチャレンジしてきたのですが、この出会いを通して、日本酒の奥深さを知りましたし、より探求したいと感じました。そのため、卒業制作では「日本酒」をテーマにした企画に挑戦しました。

――日本酒にはいつから興味を持ったのですか?
明日華:大学3年生になってからです。日本酒ひとつをとっても本当に三者三様なので、旅行先やお気に入りの居酒屋などでいろいろな自分の好みを探して飲んでいくうちに、はまっていきました。

成長したこと|とことん発信する、自分の好きなこと

――卒業制作を通して一番成長を感じたのはどんなところですか?
明日華:「自分が好きなことを発信していく力」です。今まではチームで動いていたため、個人の好きなことを伝える経験がありませんでした。ですが、卒業制作では自分の好きな「お酒」をテーマにしたことで、「好き」の発信能力を身につけられたと思います。

今後の展望|日本酒をもっとカジュアルに楽しんでほしい

――企画の展望を教えてください。
明日華:日本酒はもっとカジュアルに若者でも楽しめることを、伝えたいです。そして、より多くの方の日本酒に触れる機会が増えて欲しいと思います。

後輩たちへ一言アドバイス

――今後卒業制作に取り組む、後輩たちにアドバイスをお願いします!
明日華:好きを突き詰めて欲しいです!実は、以前は全く違う課題を考えていましたが、やはり「日本酒が好きだ!」という気持ちで思い切ってテーマを変更しました。卒制に取り組むにあたって社会的意義をたくさん考えると思います。ですが「4年間通して伝えたいことは何か」を突き詰められれば、モチベーションを保ち続けられると思います。

4年間一緒に過ごしたBRN’sの存在

――明日華さんにとってBRN’sはどんな存在ですか?
明日華:温かい仲間です。友達であり同じチームの仲間だからこそ時には境目が難しく、苦しい場面もありました。ですが自分を包み込んで受け入れてくれるみんなの優しさに救われました。
 
以上、上村明日華さんのインタビューでした!
 
「日本酒ピクニックプロジェクト」の公式SNSはこちら⬇️
Instagram:
https://www.instagram.com/sakepic_pj?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
今後もたくさんの学生のインタビューを掲載していきますので、次回もお楽しみに!

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