ニュースを見るのがつらい・・・自分のことのようにきつい気力がわかない

地震を受けていないのに・・・

遠くにいるのに…ニュース自分のことのように辛い。

気力がなくなる…ご飯が喉を通らない。眠れない…体調不良…

上記のような方は意外に多いのではないでしょうか?

他の人がきついのに私が楽しんだりしてよいのだろうか・・・

こんな時に不謹慎ではないのか・・・

共感が過度になると自分自身とてもきつくなります。

人間には自己防衛があります。他者に共感する範囲を適切にコントロールすることが重要です。心身の健康を守りながら、できる範囲で支援や行動を行うことが持続可能な方法です。

まずは自分を守ることから。そして、余裕ができたら他者へのサポートも考えていくことが大事だと思います。

つらくなったら誰かに相談しましょう。

またトラウマや子供の関わり方に対して、情報を発信します。

日本トラウマティック・ストレス学会では、災害報道への向き合い方や、子どもがいる保護者が注意すべきことをまとめています。辛い状況を伝える報道とのかかわり方や子どもへの接し方の参考にどうぞ!

災害報道への向き合い方の注意点

「惨事報道の視聴とメンタルヘルス」より

■大人、子ども両方に注意してほしいこと

●惨事報道の刺激は必要最小限にしましょう

・惨事報道に接した量と心理的反応が比例することが知られています。

●同じ内容の惨事報道を繰り返し見ないようにしましょう

・繰り返しの視聴は、ストレス反応を高めることが知られています。

●衝撃的な映像の視聴を避けましょう

・衝撃的な映像は、ストレス反応を高めることが知られています。

●「ながら見」は控えましょう

・「ながら見」で不用意に惨事報道にさらされて、過剰な刺激となるリスクがあります。

●トラウマの体験者や精神疾患を抱える人は、惨事報道によって不調になりやすいです

・惨事報道を見ることで、過去のトラウマ体験への反応や現在の苦しみが高まることがあります。

■子どもに対して注意してほしいこと

●子どもの年齢と発達を考えて、惨事報道との距離の取り方を決めましょう

・子どもは、成人と比べて、安全・安心への不安がより高くなります。

●子どもの惨事報道の視聴時間を親が制限しましょう

・頻回の視聴は、ストレス症状を高めることが知られています。

●子どもが、トラウマティックな内容に不用意に曝されないようにしましょう

・子どもの年齢と発達に応じて、大人が管理し、衝撃的な内容が子どもの目に触れないようにしましょう。

災害発生時には、子どもとのコミュニケーションには注意が必要だとされています。日本トラウマティック・ストレス学会が公開している「保護者のための災害後のストレスマネジメント」から、保護者として子どもと接する上で注意すべきことを引用します。

「保護者のための災害後のストレスマネジメント」より

・災害に対するあなたの反応は、子どもの反応に影響を与えますので、子どもと話す前に、あなた自身の反応について他の大人と話し合うことが有益です。

・起きた出来事について、包み隠さず、正直に子どもと話し合いましょう。子どもは断続的に話をしたがるかもしれません。より低年齢の子どもには、具体的な情報を繰り返し伝える必要があるかもしれません。

・子どものそばにいましょう。

・テレビやその他の情報源において、災害や被災者についての情報の量を制限しましょう。

・子どもとは、災害に関する自分の気持ちや状況についてだけでなく、子どもの好きなことや話したいことも会話しましょう。日常生活の出来事について話すことは、健康に過ごすために大切です。

・可能な限り日常生活を維持しましょう。今は新しい習慣を取り入れる時期ではありません。子どもにとって、学校や寝る前のお話などの慣れ親しんだ場所や活動は、安全で正常であると感じるための重要な要素です。

・夕食や夜の活動の計画をさせるなど、子どもに家庭内での主導権や主体性を持たせるようにしましょう。

・トラウマに対する反応の仕方は、子どもそれぞれに違います。すべての子どもが同じ反応をすると考えることは勧められません。子どもの話にしっかり耳を傾けましょう。

・子どもに「災害はあなたのせいではない」ことを保証しましょう。

・年長の子どもや青年は「かき乱された」と感じるかもしれません。自分の行動を理解させ、制限を設けるのを助けることが効果的です。

・子どもによっては、トイレがうまくできなくなったり、一人で眠れなくなったりするなど、小さい頃の行動に戻る反応が起こることもあります。これらの反応に対しては寛容に接し、理解を示すようにしましょう。

・子どもが被災者や状況を自分自身のこととしてとらえたり、同一視したりする程度を調整できるようにしましょう。子どもには、子どもたちが安全で、大人が一緒にいることを思い出せるようにかかわりましょう。

・子どもが被災者と自分を過剰に同一化するのを減らせるよう、災害に関する具体的な情報を伝えましょう。

※保護者のための災害後のストレスマネジメントより

日本トラウマティック・ストレス学会では、災害報道への向き合い方や、子どもがいる保護者が注意すべきことをまとめています。辛い状況を伝える報道とのかかわり方や子どもへの接し方の参考にどうぞ!

災害報道への向き合い方の注意点

「惨事報道の視聴とメンタルヘルス」より

■大人、子ども両方に注意してほしいこと

●惨事報道の刺激は必要最小限にしましょう

・惨事報道に接した量と心理的反応が比例することが知られています。

●同じ内容の惨事報道を繰り返し見ないようにしましょう

・繰り返しの視聴は、ストレス反応を高めることが知られています。

●衝撃的な映像の視聴を避けましょう

・衝撃的な映像は、ストレス反応を高めることが知られています。

●「ながら見」は控えましょう

・「ながら見」で不用意に惨事報道にさらされて、過剰な刺激となるリスクがあります。

●トラウマの体験者や精神疾患を抱える人は、惨事報道によって不調になりやすいです

・惨事報道を見ることで、過去のトラウマ体験への反応や現在の苦しみが高まることがあります。

■子どもに対して注意してほしいこと

●子どもの年齢と発達を考えて、惨事報道との距離の取り方を決めましょう

・子どもは、成人と比べて、安全・安心への不安がより高くなります。

●子どもの惨事報道の視聴時間を親が制限しましょう

・頻回の視聴は、ストレス症状を高めることが知られています。

●子どもが、トラウマティックな内容に不用意に曝されないようにしましょう

・子どもの年齢と発達に応じて、大人が管理し、衝撃的な内容が子どもの目に触れないようにしましょう。

災害発生時には、子どもとのコミュニケーションには注意が必要だとされています。日本トラウマティック・ストレス学会が公開している「保護者のための災害後のストレスマネジメント」から、保護者として子どもと接する上で注意すべきことを引用します。

「保護者のための災害後のストレスマネジメント」より

・災害に対するあなたの反応は、子どもの反応に影響を与えますので、子どもと話す前に、あなた自身の反応について他の大人と話し合うことが有益です。

・起きた出来事について、包み隠さず、正直に子どもと話し合いましょう。子どもは断続的に話をしたがるかもしれません。より低年齢の子どもには、具体的な情報を繰り返し伝える必要があるかもしれません。

・子どものそばにいましょう。

・テレビやその他の情報源において、災害や被災者についての情報の量を制限しましょう。

・子どもとは、災害に関する自分の気持ちや状況についてだけでなく、子どもの好きなことや話したいことも会話しましょう。日常生活の出来事について話すことは、健康に過ごすために大切です。

・可能な限り日常生活を維持しましょう。今は新しい習慣を取り入れる時期ではありません。子どもにとって、学校や寝る前のお話などの慣れ親しんだ場所や活動は、安全で正常であると感じるための重要な要素です。

・夕食や夜の活動の計画をさせるなど、子どもに家庭内での主導権や主体性を持たせるようにしましょう。

・トラウマに対する反応の仕方は、子どもそれぞれに違います。すべての子どもが同じ反応をすると考えることは勧められません。子どもの話にしっかり耳を傾けましょう。

・子どもに「災害はあなたのせいではない」ことを保証しましょう。

・年長の子どもや青年は「かき乱された」と感じるかもしれません。自分の行動を理解させ、制限を設けるのを助けることが効果的です。

・子どもによっては、トイレがうまくできなくなったり、一人で眠れなくなったりするなど、小さい頃の行動に戻る反応が起こることもあります。これらの反応に対しては寛容に接し、理解を示すようにしましょう。

・子どもが被災者や状況を自分自身のこととしてとらえたり、同一視したりする程度を調整できるようにしましょう。子どもには、子どもたちが安全で、大人が一緒にいることを思い出せるようにかかわりましょう。

・子どもが被災者と自分を過剰に同一化するのを減らせるよう、災害に関する具体的な情報を伝えましょう。

※保護者のための災害後のストレスマネジメントより

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