一人旅小説 言葉から広がる世界
皆様こんにちは。
長く時間が開きいつも見て楽しみにしていた方にはとても申し訳ありません。
体調があまりよろしくなく休んでいました🙇
その間に、休み休み本を実は読んでまして🤔
久しぶりに読むと文字から広がる世界の心地良さにすごい気持ちよさを感じました。
今回は少し短編一人旅小説をと❗️
少し読んでいただき頭の中で想像して、一人旅の
良さを知って貰えたら😊
アラームもまだ鳴らない夜中、胸踊る気持ちに
目が覚めた。
カーテンを覗くと、まだ外は暗く陽も上りかけてない静寂な時間が流れていた。
私は、眠い目をこすりながらも心の思うままに着替えて空港に行くために家を出る。
坂を登り、日中は車通りが多いこの道も自分だけしか歩いてない。
そんなまだ起きたてのぼんやりとした気持ちに差し込む暖かく眩しい朝焼けの光。
仕事や悩み、全てを忘れ一人旅の出発を
祝ってくれるかのような思いにさせる。
そして、駅に着くとそこはもう長い空港行きのバスの列が出来ている。
普段は満員電車やバスが来るのが遅かったり些細な事も気に触った。
しかし、この列でさえ楽しくワクワクさせた。
いつもより大きく特別感あるリムジンバスがゆっくりとバス停に入ってくる。
リムジンバスの椅子に座った瞬間、安堵と
朝のいつもと違う雰囲気に対する気持ちの高揚が眠りへと誘ってくる。
こんなわがままで子供みたいな素直な気持ちに応えられるのが一人旅の醍醐味だ。
友人や家族、彼女や彼氏、誰かと行くのはとても楽しいことだ。
けど、多少ならず気を遣うという行為をしている人も多いだろう。
リムジンバスが横揺れしながらも、バスの到着アナウンスと同時に目を覚ます。
目にはいっぱいの陽が差し込み、まだあまり動いてない沢山の駐機している飛行機が広がる。
私の飛行機はどこかな、これはどこ行くのかな、私の行く先はどんな場所なのか、更にワクワク感はピークに達していく。
バスを降りて、空港内に入ると既にこちらは
多くの人で賑わっている。
空港は何時でも賑やかなのだ。
私は、その空間の1人でもあり今日は自由なんだ。
空港の掲示板を見て乗る飛行機を見つけると、ひとつ上のクラスに○の空き印が私を贅沢な悩みへといざなう。
お財布事情と私の高揚心が対立するが、一人旅の場合は高揚心が勝ってしまう。
気持ちを決めてから有人カウンターまでの足取りは普段の倍以上の速さ、もしくは少し小走りなくらいだ。
ひとつ上のクラスにアップグレードした私は、お腹が空いていても食事を買うことすら忘れてラウンジに向かう。
専用の検査場を抜け、ラウンジの入口は輝きを放ち、私へのご褒美と共に頑張ったんだからと励ましてくれる。
ラウンジでは、コーヒーで落ち着く大人な雰囲気を表現するなんてことはできず、朝から炭酸いっぱいのコカコーラを喉の音を鳴らしながら飲む。
喉が潤うと、お腹もへるのは当然である。
しかし、機内での食事があるのを忘れてはいけない。
飲み物の近くには軽いお菓子やおにぎり、スープがあるのが問題である。
次の飲み物を取りにいこうとすると、前の人、後ろの人が食事に目を配っている。
その間にいる私は目を逸らしながらも、どんどん
匂いや美味しそうな食事に引き寄せられる。
ここで自由な私はこう思う、我慢せずいこうと。
結局、私はドリンクと軽食を頬張り優雅か時間を
出発時刻間際まで過ごした。
搭乗口に向かうと、私の座席クラスの案内は始まっていた。
私は堂々と他の人の視線を感じながらも搭乗口を
通過していく自分に満足気な気分でいた。
そんなあまり変わらない高揚した気持ちのまま、
飛行機のドアが閉まり離陸への滑走路に向かう。
最後に何故一人旅が飛行機なのか、その問いに対して答えましょう。
空の上は何時でも晴れているからです。
一人旅をする理由それは何でもいいです。
しかし、どんな時でも限られている時間やお金を
利用している以上前向きにいたいはずです。
起きた時雨でも、行く先の天候が良くない時も
空の上の広がる青を見れば感情をプラスな方向に
導いてくれるはずです。
長くなりましたが、どうでしょうか🤔
少し読むのにお時間はいただきますが想像して
一人旅の良さを感じ、自分もって思っていただ
ければ幸いです。
体調は治ったのでまた明日から投稿始めます!
改めて、本日も読んでいただきありがとう
ございます。🙇
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