不動産投資は、法人で事業化した方が良い理由。 法人と個人の違い・メリットとは。
不動産投資、不動産賃貸事業を行うに際して、法人が良い、個人が良いなど色々な考えはありますが、往々にして法人各として事業を運営することの方が
メリットは多岐にわたります。
と!言うことで
今日は法人で事業を行うメリットを少し簡潔に記したいと思います。
法人とは、法として人として認められた権利 法人の通帳を作るには・・・
法人の種類、法人格に関しては、レゾンナンスのウェブサイトをご参考にされてみてください。
法人で事業を行うメリットの前に、法人と個人の違いに関してお知らせします。
法人とは、法として人として認められた権利ではありますが
個人は、基本寿命があります
しかし、法人は死ぬことがありません。
そして個人で通帳を作る場合は、大きな理由は必要ありませんが
法人で作る場合は、法人格が法として認められた証明が必要であり
また通帳を作る意図を金融機関に確認される事になります。
個人と1番の違いとして、法人とは、何らかの事業を行うために設立されるものであり、自然発生的には、存在しません。
ですから、通帳を作る際には、その様な理由が必要になります。
法人格にも、上記リストのように、様々な法人格が存在しますので
お調べになっていただき、事業にあった内容にて法人登記するのがよろしいかと思います。
最も、不動産賃貸の場合は、合同会社、株式会社が一般的ではないでしょうか。
不動産投資家・不動産賃貸におけるメリット7選
不動産投資、賃貸事業を行う上で、僕の考えるメリットは以下の部分です。
「社会的信用がアップする」
金融機関からの属性が、個人と法人のダブルで信用度がアップする
「決算期を自由に決められる」
法人の決算時期を変更する意味意図として、物件の購入、売却に併せ、損益調整などもできる点
「赤字をより長く繰り越せる」
個人での赤字より、法人の赤字の方が長く繰り越せる(損益通算)
「使える経費項目が多い」
個人の場合否決される経費内容や、経費額が設定されているが、法人はその限りではない。
「売却時に受けるメリットが多い」
個人は分離課税の為、必ず物件売却の単体利益分は税金を支払う必要があるが
法人は、決算内全体の損益から税金を計算するため収益コントロール出来る。
個人は5年以内に売却すると、短期譲渡税が掛かるが、法人にはない。
「法人を複数作り租税コントロールが出来る」
経常利益800万以上になる場合、法人税率が上がるため、法人を複数作り、
保有する物件を法人で振り分けて、収益コントロールを行える。
「法人ごと売却が出来る」
物件単体を売ると、課税事業者の場合、消費税が掛かるが、法人ごと
売却することで、消費税、その他税金を支払う義務を回避できる。
法人と個人で両方活かし、事業を進めることも良い
個人と法人、それぞれ使い分けることも良いと思います。
その様な中で、僕の場合は、やはり融資に対してのメリットが大きいため
個人法人両方を使い分けている部分があります。
法人で受けられる融資と、個人で受けられる融資をダブルで受ける事や
(制度融資など)
JA、ろうきん などのような、個人への融資が基本の金融機関などを
利用する際に、とても便利だと感じています。
最も、分けて事業を進めること、法人を複数作ることに対しても
それなりに理由は必要ですが、正直にありのまま正しく告知義務を果たして
物件取得に向けて努力されてみてください。
個人で認められない経費も、法人でうまく活かして行きましょう。
また、利益が出ている状態の場合
個人、法人とも、毎年の決算、確定申告における
納税額をよく理解して取り組むことも必要です。
税理士法人などと良く相談して、事前に事業の状況を把握して
個人、法人の運営をしっかり行ってください。