お待ちかね、5年ぶりの「 #台湾 」ing!
1 台湾の何が好きって?
やっぱり台湾、いいね。
5年ぶりの台湾、帰りの飛行機でしみじみと夫と話しました。
何か事あるごとに度々訪れてきましたが、コロナ騒ぎでここしばらく足が遠のいていました。退職記念year 海外旅行行きまくり計画には絶対外せなかった台湾。ここでやっと…行くことができました!!
台湾の何が好きか?…美味しい食べ物、過ごしやすい気候、とっても親切な人柄、動きやすさ、本当に「ちょっと熱海まで」の感覚で行けちゃうところが気に入っています。
2 旅の始まりは…
羽田発18:10松山空港行き。やっぱり羽田は便利でいいです。今回は、まだ現役の夫は半休を取って、午後一の直行バスに乗って羽田空港へ向かいました。
いつも、バスを降りて、この長いエスカレーターを上っている時に、さぁ旅行だ!というワクワクスイッチがONになります。このアングルがお決まりの1枚目。
例によって、「 #JAL修行 」のご利益、今年度に限るファーストクラスラウンジへ直行!…の前に、手荷物検査で海外旅行素人級の失態。飲み切れるようにと買った小さいペットボトルのお茶を、ご丁寧にもカバンに入れたままX線機械へ…。私のカバンが出てこない…検査スタッフのモニターを見る鋭い視線…「あっ!」その時ようやく気が付きました。当然はじかれ、隣に行ってしまったかばんを追いかけ、「すみません、ペットボトル入れたままにしちゃいました」と自首し、「中拝見します」…「捨てていいですか?」「お願いします」…こんなやり取りをし、冷ややかな顔で待っている夫の元へ。
ご利益も来年の3月までか…しみじみと中トロのお寿司、味わっていただいてきました。時間的にも夕食に近かったので、今回もあれこれたらふく食べまくりました。
珍しく?搭乗時刻が20分くらい遅延。といってもせいぜい20分、大したことはありませんでしたが、ぷんぷん怒ってスタッフに八つ当たりしている人もいて…体内時計の耐性は人によって違うものだな、とあたらめて実感。
今回も非常ドアのところの席を予約しました。何事もなければ足がのばせる良い席です。人によっては嫌がる方もいますが、トイレがすぐ近くで、配膳中でも安心して利用できるところも夫的には気に入っているようです。この席の面白い所は、CAさんの仕事ぶりがばっちり見られるところ。今回は、なんだか慌ただしく働いていて、ペットボトルのキャップが飛んできたり、荷物を落っことしたり、どの順番で速やかに食後のお茶を配るのか段取っていたり、映画よりそっちを見ている方が面白かったです。到着後機外へ出る時、「本当にドタバタしてご迷惑おかけしました。なんせ、久しぶりの台湾線、こんなにも時間がなかったかと焦ってしまいました」とわざわざご挨拶にいらしてくださいました。確かに3時間弱、韓国線と違って結構ちゃんとした機内食を出したり片付けたり、食後のお茶のサービスをしたり、免税品の販売をしたり、台湾線はCAさんもてんてこ舞いなのですね(笑)
3 COURTYARD Marriott TAIPEI
今回の宿「 #COURTYARD Marriott TAIPEI 」には現地時間22:40到着。タクシーで20分?くらいだったかな(トラウマのTaxiトラブルもなく順調)。
29/30階という良いお部屋にアップグレードしていただけたことを目覚めてから納得。「南港」というMRTと台鐵の駅の真上にあって、利便性がとてもよいホテルです。駅ビル商店街みたいになっていて、コンビニや総菜屋さん、なんとドンキもあって、遅くまで人の往来が続いていました。ラウンジも利用できたので、遅めの昼ご飯を外食して、夜はお酒を飲みながらおつまみをつまむ、みたいなスタイルの滞在でした。
今までは台北駅周辺のホテルを利用していたので、ところ変われば新発見もたくさん。台湾ステイのまた別の楽しみ方が分かってとってもよかったです。次もまた、このホテルにしようかな。
4 台湾の記憶をたどる旅
(1)九份
どこ行く?
今回は勝手知ったる台北だから...みたいな変な余裕?で実はノープランに近いままの到着でした。決まっていたのは、大大大好物の小籠包をたくさん食べること、よぉく効く足裏マッサージをしてもらうこと。行きたいお店は決まっているので、そこは外さないように初日のプランを考えました。
「 #九份 」かな。
いつ行っても、何回行っても、いつも変わらない何とも心地よい雰囲気が大好きで、台湾に行くたびに立ち寄るところです。駅の立地もよかったので、取り合えず午前中は九份に決まり。
毎度おなじみ悠遊卡(ユーユーカード)。これにチャージしておけば、どこに行くものらくちんです。
台鐵の南港からのんびり各駅停車に乗って瑞芳へ向かいます。何ともローカルな雰囲気が、旅してるって気持ちにしてくれるんですよねぇ。
5年ぶりなので、九份行きのバス乗り場をすっかり忘れていましたが、おぼろげな記憶をたどりながらなんとか見つけることができました。
時刻表の見方が分からず、あきらめて駅に戻ってタクシーに乗るか...と歩き始めたら、前から九份往と書かれたバスがやってきて、慌てて戻りました。中国の大型連休の影響か?とにかく激混みで、最後の最後になんとか乗ることができました。…ということで、運転手さんの横のドアスペースに張り付くような格好でくねくね山道を上ることになり、バリウムの検査をしているみたいに、手すりを必死に持ってバランスを取っていました。
「どこで降りるんだっけ?」
久しぶりですっかり忘れていた私たちに、「九份」と親切に教えてくれる台湾人の女性(もしかしたら出口でもたついている私たちが少々邪魔だったのかもしれません)。多謝!!
無事九份に到着。
毎回「おっしゃれぇ!」と必ず撮るウッディなファミマ。よく大型バスが通れるよなという細い道を、車と人が上手によけ合いながらくねくね進んでいくと、赤ちょうちんが見えてきます。臭豆腐?みたいな懐かしいにおいと呼び込みの声。行列ができているお店はやはり変わっていなくて、そうそう、こんなだったなと、記憶が蘇ってくるのでした。
頂上?までいってやはりいつもの記念撮影をして、やっぱりいつものようにお茶屋さんを探します。今回は、頂上付近にある「 #九份茶坊 」というお店に入りました(前もここに来た?)。
九份に来た時は不思議と1時間近くお茶をしながらぼぉっとできるのです。お値段はちょっと高めですが、残った茶葉は持ち帰れるので二度美味しい(ですが、自宅ではお茶を楽しむ余裕がないのがこれまたいつも通り)。
帰りは「やっちまった」トラブル発生。思い込みは恐ろしいと教訓になりましたが、やはりここも現地の方の優しさで無事帰ってくることができました。多謝!!
(2)鼎泰豊
いよいよ小籠包タイム!!
東京でも行けるのに、まずは「 #鼎泰豊 」に必ず行きます。こちらで食べるとやっぱり美味しく感じる?!
いつも通りMRTの東門で降りて、お店の前に行くといつもの混雑がないのです。???半端な時間(15:30)だから??…困惑している私たちに受付のお姉さんが上手な日本語で「もちかえりだけ。ここではたべられない」と話しかけてきました。「えぇ!」っと思わず声が出てしまいました。大ショック…と凹んでいる私たちに「しんごうわたって、みぎに3ぷん」とまたそのお姉さんが話しを続けます。「そこでたべられる」…なるほど、お店が移転したのね、儲かってるのねぇ。早速信号を渡って右に3分ほど歩いていくと、ものすごい人だかり。以前のお店の倍?はある店構え。とにかくやっててよかった。5年間という時間は街を変えるんですね。
いつも通りのオーダー、が大切なのです。
この後、台北に戻ってお馴染みのマッサージ店を探しましたが…なんと違うお店になっていました。5年間という年月はやはり街を変えてしまっていました。気を取り直し、別のマッサージ店に行って取り合えず「 #足裏マッサージ 」をしてもらいましたが、ちょっと寂しかったな。
こうして、大満足の初日終了。
(3)台北101
翌日も晴天。「今日は台北101に行ってみよう」
MRT板南線の市政府駅で降りて、超高級なブランド店が軒並み続くビル街(おしゃれな新しい街並み)を歩いていくと右向こうに「 #台北101 」が見えてきました。近づくにつれ首を思い切り上げないとてっぺんが見えない立派な立ち姿が懐かしい。
いつもは節約?のため展望台には上りませんが、今回は奮発しました。
とにかく中国の大型連休の影響と思われる、激込みの台北101でしたが、至る所に日本とのつながりを感じられて嬉しい気持ちになりました。
(4)金品茶楼
敢えて遅めの昼ご飯。こちらも必ず立ち寄るお気に入りのお店「 #金品茶楼 」。鼎泰豊で修業した人が開業したという話を小耳にはさみましたが、こちらもめちゃくちゃ美味しいです
鼎泰豊よりややリーズナブル。小籠包の皮がすこし厚めで、これはこれでやっぱり美味しいです。見慣れた店員さんがいたのでなんだか嬉しくなりました。角煮も美味しいのですが、ちょっと食べきれないかなと思い今回はあきらめました。でもお腹の底から大満足!
(5)潮澤MASSAGE NOAR
夫の現地リサーチで、金品茶楼を出てすぐ右にマッサージ店があるとのこと。きょろきょろする間もなく看板を見つけました。
お腹も満足したし、お店の雰囲気もおしゃれだし、取り合えず入ってみるか…。はい、日本人が好きそうな内装のこじゃれた店内。ということでこちらで施術?!していただくことに即決。
ソフトなイメージの店内でしたが、マッサージは強烈で(もちろん希望したのですが)久しぶりに「いった~い」と叫んでしまいました。痛い?と日本語で笑いながら聞いてくるのに、さらにぎゅーっと押してくるところが懐かしい。いつもいまいち効きが弱いんだよなぁとぼやく夫も、大満足の痛さ?だったようです。お値段は少々高めでしたが、トータル的には大満足。今度からの台湾旅行のMUSTの行先が一つ増えました。
5 台湾で行きたかった夜市
今までも、夕飯後ちらっと通りかかるくらいの経験はありましたが、おなかもいっぱいで真剣に楽しむことがなかった「 #夜市 」。今回は遅めの昼ご飯+足裏マッサージという時間の使い方で、いい感じの腹具合もあって夜市に出かけることにしました。ところが、そんな時には雨...。ホテルのラウンジでお茶をしながら「どうする...」的なネガティブな雰囲気に。たいていこういう空気感の時はめんどくさくなってやめちゃうんですが、しばらくしたら、空が明るくなってきて、「行くか」ということになりました。
南港から台鐵で一駅、「松山」駅で下車。
前にちらっと来た時より、駅がきれいになっている気がしました(思い違いかも)。たくさんの人が集まってきました。
お目当ては…
いつも大行列でなかなか買えないようですが、天気が怪しく、まだ時間も早かったためか、それほどの行列にはなっていなかったので私たちも並びました。胡椒がよく効いている具はとってもジューシーで、熱々でぱりぱりの皮と一緒になると美味しさ倍増!とにかく美味しかったです。
「来てよかったね」なんて言いながら食べていたら、またもや雨。台湾のビルは、お店が少し下がったところにあり、それぞれの店の前がつながってアーケードのようになっている所が多いです。ということで、店前の軒下でみんな雨宿り。でも、お店の方はといいますと…
慣れた手つきで、パラソルが風雨で倒れないようにしっかり摑まえていました。結構な勢いの雨だったので大変そうでしたが、どの店の方も同じポーズでじっとしている様子がちょっと不思議で面白かったです(すみません)。
6 5年ぶりの台湾に大満足
今回は、今までの台湾の旅を思い出すようになぞる旅となりましたが、「そうそう、こうだった」と一つ一つが嬉しい記憶の書き換えとなりました。今度はいつ台湾に来るのか分かりませんが、きっとまた近いうちに訪れるんだろうな、と確信しています。
なんか、一つやらなければいけないことを成し遂げたような?!安堵の気持ちで帰路につきました。