【夕べがあり、朝があった】お伊勢さん125社巡り〜前編〜
「お伊勢さん」と親しまれている伊勢の神宮。
内宮と外宮以外に14の別宮と109の摂社・末社・所管社、合わせて125のお宮から成り立っていることを知ったのが数年前にお伊勢参りをした際。
そしてそれを総称して「神宮」と言うことも知りました。
「神宮」
つい、「伊勢神宮」と言ってしまいますが、正しくは伊勢が付かない、
「神宮」のみ。
125‼️
全部回るにはどのくらいかかるんだろう?
その時、お遍路を一緒に回った友人と一緒だったため、
いつか全部回ってみたい!
という思いがムクムクと。
お遍路には、仕事の合間を縫って、みんなのスケジュールを合わせて、2泊3日とか3泊4日とかを何回か(これを区切り遍路という)して、3年半程かかったので、
88ヶ所でそれだけかかったから、一体125社って、、、
と途方もない数に思えました。
伊勢に住んでいる友人に聞いても、全部は行ったことがないそう。
せっかく日本に住んでいるので、これは行かないと!
ということで、スタートしました。
巡り始めて感じたこと。
それはどこも掃き清められていて、清々しい!
外宮や内宮の賑やかさと打って変わって、私たち以外、人がいないお宮がほとんど。
鳥居とお宮だけというシンプルなところが多く、
社務所もないのに、どなたかが毎日掃き清められている。
人がいないのに、荒れ果てることなく、今も生き生きと生きている。
そんな場所ばかりでした。
そして、125社巡りをして知ったこと。
内宮・外宮だけでなく、125社も遷宮している!
20年ごとにお宮を建て替えているのは知っていましたが、125社も遷宮しているとは、巡るまで思いもしなかったこと。
お宮の隣にどこも同じスペースがあり、
ないなぁと、思うと前後だったりする場所もありましたが、125社も遷宮しているなんて!
そしてビックリしたことに、今まさに建て替えている途中のお宮にも出会いました。
なぜ驚いたかというと、前回の遷宮は2013年。
私たちが行ったのは2022年。
なんと9年も経っていたので、まさか遷宮の途中経過が見れるとは思ってもいなかったんです。
考えたら、125ものお宮を建て替えるんですから、何年も何年も、もしかしたら20年とはいえ終わりなくずっと続いているのかも知れませんね。
シートで覆われてる隙間から、新築の木のいい香りがしていました。
後半へ続く。
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