年末に癌が見つかりました。
2023年12月の年末に癌が見つかりました。
検査のこと、気持ちのこと
はじめは言葉にもできませんでしたが、
「この時の気持ちはその時だけのものだから、残しておいた方がいい」と友人から言われ
少しずつ振り返ったり、
現在のことを記録してみることにしました。
まだ、noteの使い方も素人で
時系列もいったりきたりしてしまうかもですが
ゆっくりと進めて行きますので
どうか多めに見守っていてください。
私の癌の種類は
甲状腺の癌では多い「乳頭癌」というもので、比較的進行速度は遅く、初期段階であれば、様子を見たりする時間もあるそうです。
ただ、私はすでにステージ4まで進んでおり
リンパへの転移をしている事が知らされました。
最初は「癌」という言葉の重さに不安とショックで何度もひとりで泣いてしまいました。
簡単に友人や周りの人へ伝える事も出来ず
検査を受けるたびに、悪い結果が知らされ
病気への不安と同時に
保険に加入もしていなかったため
お金の不安も襲ってきました。
実は一年半前に子宮頚がんでも陽性になり
こちらは中度異形成
その中でも癌化しやすいハイリスク感染をしていると診断されました。
これが癌と言う言葉を初めて自分に向けられた日。
「症状が一歩進んだら癌になっちゃう。」
癌になりそうというだけでも最初はすごく落ち込んで、不安を抱えたまま、3か月ごとの定期検診を続けていました。
この診断を受けた際に色々と調べたのは
がん保険でした。
が、がんと診断されていなくても、
子宮頚がんで中度異形成まで進行していると、がんと診断をされて、
入れる保険はほぼありませんでした。
ボーナスなし
貯金もほぼなし
安月給の本屋の正社員。
ひとりっ子で高齢の両親の面倒をみるのも不安でいっぱいの矢先に「癌」という言葉の重さ。
子宮頚がんのリスクを抱えた状態で
まさかの乳頭癌の診断を受けるとは
前から話しかけられていた時に、いきなり後頭部から襲われたような予期せぬ出来事でした。
そんな私の病気の治療と不安な気持ちだらけの日々をこれからぐるっと去年の12月まで戻って
癌と知ったそのときの事からゆっくり記憶をなぞり、言葉を書いていきます。
どうぞお付き合いよろしくお願いします。