西安短期留学 Day2
ホテルのベッドが硬すぎて、あんまりよく眠ることのできなかった初日…笑
朝食
ホテルの朝食は日本と同じビュッフェ形式で、ベーコンやゆで卵、パンなど、日本とそんなに変わらないかと思いきや、想像以上に中華系のスパイスが効いていて、エスニックな味がしました。
ですが、日本食のような懐かしい味がする料理もあり、お腹いっぱいになるまで朝食を楽しみました。
西安電子科学技術大学
今日は1日西安電子技術科学大学の学生と交流をしました。
大学構内は、日本とは比べ物にならないくらい広く、当たり前のように車やバスが校内を走り回っています。
設備はとてもきれいで、建物のエントランスはどの場所も近未来的な感じでした。
ウェルカムパーティー
まず、最初に大学の偉い人たちと日本語を学ぶ院生、そして私たちが集まり、ウェルカムパーティーをしました。
日本と中国は昔も今も強固に結びついていて、隣国としてこれからも若者が二つの国を一つにできるように尽力してほしいという話がありました。
発音なども含め、日本語が堪能な方が非常に多く、文化の近さを改めて感じました。
大学見学
大学見学では、西安電子科学技術大学が誇る研究内容としてAI技術の発達を主に学びました。
大学構内全体の温度や湿度などは全てAIが管理しているのだそう。
教授の授業資料などもAIが作成したり、授業の完成度をAIが評価し、先生方の昇進に関わってたりするとか…
生徒一人一人の表情や体温なども逐一データとして確認されているらしいです。
とても便利で快適である、技術の発展は目覚ましい、と思いつつも、多少の恐怖を感じました。
その他にも、電子技術の発達として、電話や時計など、あらゆるものの開発過程・歴史を学びました。
昼食
お昼は大学構内の高級店で、中華料理を現地の学生と一緒に食べました。
今回もあり得ない量の料理が止まることなく出されます。
エビチリなど、日本人でも馴染み深い中華料理から、食べたことの無いスパーシーなものまで…
料理は基本的にどれも美味しいです。
現地の学生からは、やはり日本のアニメが大好きだという話をたくさん聞きました。
みんな日本のアニメキャラクターのグッズを身に着けていて、私の知らないアニメも詳しく知っていたりします。
授業&中日交流
午後は、現地の大学の先生から、日本と中国の歴史について学びました。
主に明と唐の時代の話でした。
今は飛行機で4時間で中国まで行けちゃう便利な世の中ですが、過去には日本人の僧侶たちが命を懸けて中国まで渡り、大陸文化を日本にもたらしました。
そのような内容の授業を踏まえ、現地の学生と私たちで自由にテーマを決めてディスカッションをするという授業です。
ディスカッションでは、「相手の国の印象と驚いたこと」というテーマを決め、自由に話し合いました。
・ホテルのお風呂とトイレの扉はなぜ透明なのか
→倒れたときに気づけるように、電気を消し忘れないように
・中国は赤色が多いけど、なぜ?
→赤は、幸福・パワーを表す縁起の良い色
・日本を色で表すと何色?
→ピンク:日本の桜をイメージする
・中国のテレビは常に字幕が付いているのはなぜ?
→耳の聞こえない人に対する思いやり
・中国人の話し方が威圧的
→怒っているわけではない。中国は地域によって方言が強すぎて、はっきり話さないと同じ中国語でも通じない
などなど…
直接話してみないと分からないことばかりで、おもしろい発見がたくさんありました。
現地の学生はみんなとっても優しくて、仲良くなれて本当に良かったです。
次に、みんなが日本に来てくれるときに会えたらな~って思ってます。
夕食
夕食は餃子宴という場所で、餃子を食べながら、中国の伝統的な演劇を鑑賞しました。
餃子といっても日本のものとは大きく違い、シュウマイに近かったように思いますが、餃子の餡が多種多様で、甘いものからスパイシーなものまで、どれも美味しかったです。
伝統的な演劇では、則天武后の話を基にした内容でした。
衣装がとても華やかで、音楽も美しく、中国の文化が大好きになりました。
日本と中国の共通している文化も多く、心地よかったです。
散歩
ホテルに戻った後は、先輩たちと一緒に夜の橋を見に行きました。
川沿いにある公園では、いろんな人がのんびり過ごしていて、奇麗な景色とともにうっとりする時間を過ごしました。
卓球をしている人たちもいて、とっても楽しそうでした。
中国の人口は非常に多く、常にどこに行っても人がいます。
だからこそ、夜に静かな場所で大切な場所とのんびり過ごす時間は非常に価値があり、そこで過ごす人々にとっても憩いの場になっているのだなと感じました。
素敵な仲間と、美味しい料理と…
とても素敵な時間を過ごしています。
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