大学生、同居人がいる暮らし
数日ほど前から、私の家に同居人がやってきました。
残念ながら彼氏ではありません笑
同じ学部で2つ年上の先輩です。
先輩とはちょうど1ヶ月ほど前に中国のホテルでたまたま同部屋になり、一気に仲良くなりました。
「せんぱーい、一人暮らし寂しいんでうちに住んでくださ〜い」
という大学生のノリがいつの間にか現実になっていたという話です。
大学生の孤独を考える
友達と一緒にキラキラしたキャンパスライフを送る。
バイト終わりには同期と一緒に晩御飯を食べに行く。
サークル終わりは男女関係なくみんなで学食に行く。
休日は友達とカフェ巡り。
寂しい夜は彼氏に話を聞いてもらう。
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んなことあるかーい!!笑
大学生は意外と「孤独」な生き物だと思っています。
ぼっちで授業を受け、授業へのやる気がどんどんなくなり遅刻するのは当たり前。
バイト終わりは「お疲れ様でした」の一言で各々帰宅。
部活終わりも各々帰宅。
彼氏はいません笑
朝ごはんは1人。
昼ごはんも1人。
夜ごはんも1人。
家に帰ったら部屋は真っ暗で、冷え切った洗濯物がベランダで寂しそうになびいています。
大学生は孤独です。
(私だけかもしれないが笑)
友達がたくさんいて充実したキャンパスライフが送れているように見えてる人でも、結局家に帰ったら1人。
この事実は変わらないのです。
孤独は悪か
私は、1人で過ごす時間が悪だとは思っていません。
自分を省みる良い時間になるし、誰にも気を使わずにのびのび過ごせる。
結構1人で過ごす時間が好きだし、1人の時間には大きな価値があると思っています。
一方で、「大学生」という、いわば何をやっても許される、吸収力と行動力に溢れた自由な時間に、外の世界や他人の視点に触れないのは、非常にもったいないとも思います。
ある程度自分に負荷がかかったとしても、他の人からの刺激を受け変化を受け容れる精神は忘れてはいけないなとも思います。
あらゆるものが変化し、見える世界が目まぐるしく動く一瞬一瞬を自分の中で消化する時間と、それをアウトプットする時間のバランスを保つことが大切なのではないでしょうか…(それが簡単にできるなら誰も苦労してないが!)
同居人がいる暮らし
同居人がいる暮らしはとっても新鮮だなと思っています。
家に帰ったら部屋が明るい。
この事実がどれだけ価値のあることだったのか、
やっと気が付くことができました。
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私は朝が弱い。
同居人は朝は強いが夜は激弱。
生活リズムが圧倒的に異なる2人での同居生活は少し不安だったのですが、意外と成立しています。
もちろん私の家は一人暮らし用なので、家にいるときは常に2人同じ部屋で生活しているのですが、各々勝手に自分のことをやれるタイプなので、気にせず今もこうしてnoteを書いているわけです。
朝ごはんは各々適当に作っていますが、一緒に食べています。
日中はお互いに外出しているのでバラバラですが、夜は料理好きな同居人が毎回めちゃくちゃ美味しい料理を作ってくれています。
家事などはお互い気づいたタイミングでやっていて、当番などは今のところ決めていません。
ですが、基本的には朝は同居人が、夜は私がという感じで、お互い身体が元気なタイミングで、掃除や洗濯、食器洗いなどをしています。
お風呂に入るタイミングもバラバラですが、部屋の電気のタイミングがあるので、寝る時間と起きる時間はだいたい同じです。
夜どうしても作業が終わらない時などは、同居人に断りを入れた上で隅っこで頑張るか、洗面所で頑張っています笑
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朝が弱い私ですが、同居人に「おはよう!今日も頑張るよ!」と超かわいい笑顔で言われたら起きるしかありません笑
おかげさまで同居生活を始めてから授業は皆出席です。
基本的に私の方が家を出る時間が早く、帰宅する時間も遅いので、家に帰ったら同居人がいるのですが、朝は「いってらっしゃい」と見送ってくれて、夜は「お帰り」と言ってくれる。
やる気が出ない時、疲れた時、上手くいかなかったときに、いつもと変わらず迎え入れてくれる人がいるという生活がどれだけ価値のあることか、やっと理解することができました。
誰かとのんびりする時間が生活の中に生まれたことで、やることは増えたはずなのに、心と時間に余裕が生じるようになった今日この頃。
いろんなことを詰め込みすぎて、自分が何かわからなくなって、結局途中で全てが爆発してしまいがちな私にとって、やっていることはバラバラだけど、ひとつ屋根の下でのんびり時間を共有する存在のありがたさに気づくことができています。