年が明けると『今年最強運』的な番組のコーナーのラッシュに辟易とする
毎年のことではありますが
年明けの番組の『占い企画』の多さよ
もう番組表を見てもそれらしき番組が無いので、愚痴を垂れることとする。
年が明けると、毎年の如く『占い企画』をやる番組が増える。
最初から占いに特化した番組、例えば『突然ですが占ってもいいですか?(フジ系)』のような番組であれば、最初から見ないのだが、普段は全く占いやスピリチュアルを取り扱わないのに、なぜこうも正月のバラエティは『今年の運勢』的な企画をやるのだろうか。
当然、需要があるからやるのだとは思うが、私は元来占いと言うものが好きではない。
正確に言うと、他人の人生に責任を持たないくせに、どうだこうだと平気で言ってのけるそのスタンスが気に食わないのだ。
『当たるも八卦当たらぬも八卦』という言葉があるが、占いとは当たることもあるが外れることもあるもの、という意味だ。
占い師が占いを外すのは職務怠慢だと思うのだが、なぜ許されるのだろうか。
当たっても外れてもいいのであれば、誰だって占い師である。
そんな曖昧なもので他人様から金を得たり、偉そうなことを言ったりするな、と思うのである。
例 ダウンタウンDXの年始占い企画
ダウンタウンDX(日テレ系)は、毎週木曜22~23時にて放送されているトークバラエティ番組である。
アメトーーク前にこちらを視聴しているテレビ好きも多いことと思うが、私もその一員である。
しかしこの番組、2018年から毎年の如く、年明けに占い企画をやるのだ。
今年は1/4に放送され『ダウンタウンDXDX芸能界2024最強運ランキング!』というタイトル名だ。
まず、そんなこと占う暇があるんだったら、文春が攻撃を仕掛けてきますよ、くらい先に言ってやれよと思う。
この企画、水晶玉子氏という占い師の方が監修を務めているそう。
占いに自信があるのなら顔も名前も出して堂々とやればいいんじゃないかな…と思ってしまうが。
企画内容としては、星座と血液型を組み合わせた計48通りの総合運で芸能人を診断するというもの。
世界人口が70億人として、48通りだと単純計算で1通りに約1.5億人ほど該当するのだが、そんなざっくりとした分類で当たってたまるかと思う。
もうちょっと絞り込むというか、特定した上で占い結果を言ってくれないと信憑性が無い。
例えば『やぎ座のA型の人は今年の恋愛運が最高!結婚するかも?』とか言われても、そりゃやぎ座のA型に1.5億人もいりゃ誰かしら結婚するだろ、と思うし、それ以外の47通りの人もそれぞれ恐らく誰かしら結婚するだろ、と思ってしまう。
まあ、占いなんてものは信じたい人が適度に信じて心の支えにしていればいいのだろう。
行き過ぎると、カルト宗教になっていくのだろうが。
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