実際に起きたことだけ悩めばいい。
この情報化社会、良くも悪くも、様々な情報をスマホひとつで簡単に得られるようになった。
私も、仕事と育児の両立や子育て情報、おすすめのおいしいお店など、毎日何かしら検索する。
私はX(元ツイッター)をやっていない。しかし、本当はやってみたい。なぜなら気軽にその時の気持ちをつぶやきたい時がある。
ただ、その何気なくつぶやいた言葉に、様々な反応があることも承知だし、もしかしたら否定的なコメントをあるかもしれない。気にしいのメンタル引きずり型の私は、きっとそういうことが起きたら数日間へこみそうで、そんな時間はもったいないのでやっていない。
最近、インスタに関連した?「Threads」というのを目にするようになった。こちらもつぶやけるのだが、ほっこりした話題もありつつ、いろんな方たちのいろんな思いが、つぶやかれている。
特に、保育園や学校への不満など、この仕事をしているからか目にするようになった。内容を読むと、親御さんがお子さんを心配する気持ちなど、痛いほど伝わってくる。一方で、学校現場にいるものとして、いや、こちらも大変な部分もあるんだよね…と思う。
何が言いたいかというと、そういう学校への書き込みなどを見すぎると、復帰が怖くなってきた。教育関係以外でも、「こういう悲しいことがあった」「嫌な人に出会ってしまった」的な内容をみると、なんだか自分のことじゃないのに、どんよりする。自分の身の回りの現実世界に起こったことじゃないのに気分が落ち込むって、こりゃ間違いなく損してる。自分にとってよくない情報化社会とのつながり方だ。
ネットの記事でも、「教員がいかにブラックな環境か」について書かれているものも読むが、それに対してもコメントが、「うちの学校も〇人、休職中」「管理職にひどいことを言われた」など。もちろんそういうこともあるのかもしれないが、ありがたいことに私の職場ではない。もちろん、そういう職場も今増えているのも事実なので、頭の片隅に知っておくことは必要だが、まだ起こってもいないことに怯えていても仕方ないのではと思ってきた。
大人でさえこんなに翻弄される情報化社会。子どもにはうまく付き合ってもらわないと、私が子どもなら病んでしまいそう。私の中学校のときに、やっとPHSを持った子がいたくらいで、私は高校生で持ち始めた。その時、LINEが存在していたら、気にしすぎの性格の私は、既読スルーで1週間悩みそう…(笑)
人との距離感、ネットの虚偽を見極める力、メンタルを翻弄されるほどの不必要な情報は見すぎないなど、情報化社会にうまく適応せねば。ふと思ったけど、育休中、全然テレビも見れず、やっとお昼寝しても起こさないようにスマホを見ている私にとって、家のwifiは使い放題だからいけないんだな。これが、調べるごとにお金かかる設定になっていれば、必要最低限しかスマホに触らないのかも。と言いつつ、スマホやパソコンが、育休中の貴重な社会との接点のひとつになっていることも事実である。