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本日はオンラインセミナーの初日でした。無事に終えて反省の時間です。

2日間開催されるセミナーの初日が予定通り終了しました。
1人で朝から夕方まで連続して続くので、最近は終了したときはぐったりとします。若い時は(少なくとも4-5年前は)そうでもなかったのに、と思うと、若干の寂しさを感じてしまいます。
途中休憩も、おおむね1時間ごとに10分ほど。

先週も類似の講座を受け持ったので、同様にこなしました。
たまにはコースの品質チェックをしてみようと思い、いつも自分のチェックリストを使うのだけれど、たまには、外部のチェックリストで評価してみようと思ったわけです。

オンラインセミナー主催者チェックリスト
 
以下のサイトからダウンロードして確認しました。
【オンラインセミナー主催者チェックリスト(一例)の公開】
・掲載先: https://www.jmri.co.jp/OnlineSeminar.CheckList.2020.Aug.12.Tomura.pdf 
・作成者: 日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村智憲
※必ずご自身で最新の情報・サイトでのチェックや自己責任でのご対応をお願い致します。

一般公開されているようですので、URLも紹介しておきます。関心を持たれた方は、自己責任でDLしてお使いください。

このチェックリストは、感染症対策や災害時をはじめ、講師・受講者などの交通支障などによる来訪困難な場合などにも、オンラインセミナー(ウェビナー)での「学びのBCP」が重要な役割を果たす、ということで作成し公開されたらしいのです。

気になるチェックリストの中身ですが、
主催者側でオンラインセミナーに用いる PC・タブレット等のバックアップ機を 1 台は用意 (できれば、Windows・iOS・Android など OS なども分散して機材の安定活用を図るとベスト)

・インターネット回線を複数用意 (光回線・異なる通信会社でのルータやスマホ(テザリング)などで通信障害に備える)

・非常用電源の用意 (備え付けられたコンセント・非常用バッテリー・発電機など)

・台風・雷などに備え「雷サージ」対策をとる (機材を用いる元のコンセントすべてに雷サージ対応の電源タップなどを設置)

私のチェックは、ここで中断。
これは、もっと大規模向けのセミナー向けチェックリストであろうと感じたためです。後の項目を眺めると、カメラ、音響機器のチェック、複数の用意など、詳細なチェック項目と解説が含まれたものでしたので、それなりに役に立つ情報が記載されています。

確かにオンラインで配信するリスクを考えると、このような対策も準備しておくと、セミナーを万全に継続できるでしょう。しかし、経済的効果を考えると、費用対効果の面で採用しづらいわけです。私のセミナーは、500人、1000人を対象とするセミナーの規模でもないからです。
しかし、最初の項目にある、予備のPCは賛成です。障害発生時に、予備のPC(プレゼンのデータ、ソフトウェアも同時に)に切り替えるというのは、
小規模の、自宅から講師として開催する場合でも、必要だと思います。

通信回線の二重化のポイントもあった方がいいと思います。
わが自宅の環境では、光回線のケーブル接続と別会社のWi-Fi回線を用意しているから合格かな。それに通信回線では、契約のデータ通信容量にも注意が必要ですね。緊急時のために、スマホのテザリング機能も確認しておくとよいでしょう。事前の契約と若干の設定が必要なので、機能を試行しておく方法をお勧めします。

また、セミナーの中身のチェックについては、これは個別に確認するしか方法はなさそうです。
コンテンツの中身、読みやすさ、文字の大きさ、色の組み合わせ、1ページあたりの適切な文字量、1日セミナーを飽きずに集中できる方法、工夫など、改善ポイントは随所にあると思います。

受講者の参加の方法にも工夫できます。
私の場合は、最初にチャット機能で質問事項を投げかけるよう誘導しています。チャット機能を活用することで、発言を促し、参加意識を高めることができるからです。カメラの常時ONは強制していません。出席確認のときや発言の時、少人数での演習参加の時だけです。
ご意見はいろいろあると思いますが、今のところ、円滑に相互のコミュニケーションがとれている、と思われます。
オンライン研修への参加者は、孤独です。講師と接点のないまま、終了してしまう場合もあります。会場参加と同じように、講師と言葉を交わす接触の機会はあるべきだと思います。

皆さんのオンライン研修はいかがですか。
感想やコメントをお聞かせください。

表紙画像は、志磨こねこ・しまこねこ さんよりお借りしました。


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