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プチオンリーを主催することになった話~準備編②~
こんにちは、鈴電工です。
昨日はわーっとプチオンリーを開催することになった経緯を書き殴りましたが、noteに書き記しておこうと思ったきっかけは今回取り上げる「ノベルティグッズ作成」備忘録です。
プチオンリーを開催する。その覚悟を決め、企画を考え始めたら「やっぱりノベルティグッズ作った方がプチオンリーっぽいよね!」
で、小ロットでグッズを作れる所を探しました。
アンソロジーに参加して下さった方への謝礼+イベント景品分で発注できそうな所、と目星をつけてみたら予算に合いそうな印刷所さんがいくつか見つかりました。
早速めがね拭き、マグネット、ランチトートバッグを作ろうと決意。
ちなみにこのセレクト、めがね拭きは私が眼鏡使用だから、マグネットは冷蔵庫に貼ってもカワイイから、ランチトートは以前から作ってみたいと憧れていたから!!
結論から言えば、めがね拭きとマグネットは問題なく原稿作成できました。なにせテンプレートに画像を貼り付けただけ。(解像度など諸注意はもちろんあります)
ランチトートはめっちゃ苦戦しました。
私の理想ではシルエット絵を使いたかったのです。(イメージをわかりやすくするために水色で塗りつぶしてあります)
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初めて使う印刷所さん、しかも初めての布地印刷ということで事前にデータをチェックしていただくことに。すると、文字やイラスト部分が細かくてこのデータでは不備です、とのこと。
で、色々と試行錯誤するもののことごとく駄目で、アンソロで装丁をお願いした仔森さんに泣きつきました。
「シルエット絵でランチトート作りたいと思っていたのにデータがどうやっても不備」
このときはこの図案を諦めて仔森さんのイラストを使わせてもらってグッズにしようかと思っていました。
すると仔森さんが見事に解決してくれたんですよ!!
(上の画像同様、わかりやすくするために水色で塗りつぶしてあります)
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白版があれば印刷できる!!
目からうろこでした!!
布地直接では細かすぎて印刷できないけれど、白地の上にカラー印刷なら可能!!
その節は仔森さん、本当にありがとうございました・・・!
ていうか、こんな事で躓いているのは私くらいなのかも・・・?
ランチトートを攻略した鈴電工、もうこれでノベルティはおしまい、と思っていたはずなのに。
何故か2ヶ月後、「そうだ、アクリルキーホルダーを作ろう!」と思い立ってしまう。喉元過ぎれば、という奴ですね(自分で呆れる)
今度は別の印刷所さんへ。なぜ前回のグッズを発注した印刷所から変えたのかというと、個包装+台紙印刷が標準装備だったからです。これで一気にイベント感が爆上がりです。(前回のグッズは個包装ではなかったので、私が地道に梱包しております)
しかもアクリルキーホルダーの中でも「両面印刷」を選びました。
作成するデータはなんと5種類。
表版
白版(表と裏の印刷が透けないように)
裏版
カットラインデータ
台紙データ
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で、私初っぱなから勘違いしていました。アクリルキーホルダーの原稿作成説明文のどこかに「テンプレート使用の場合にはカットラインは不要」と書いてあったのでカットラインデータは作成せず入稿。すると、両面印刷ではカットラインが必要とのこと!!ああ勘違い。
そしてデータ自体もカットラインより小さく切り抜かなければならない&白番はカラー版からはみ出てはならない、等不備だらけ。
補正して完璧!と思ったのに今度は「完全な透過になっていない」との事で自分でもなぜそうなったのか分からず。透過で背景塗りつぶすという地味な作業でどうにかクリア。きっとイラストソフト使いこなしている絵師様ならどれもこれも常識なのでしょうが、本当に印刷所さんにはご迷惑をおかけしました・・・。
アクリルキーホルダーはまだ手元に届いていないのでどんな仕上がりになるか今からドキドキです。
ナスカンはハート型を選んだので、可愛く出来上がると思います!