30. チャレンジ①
Bさんのご提案、まずひとつめは野球観戦だった
私は幼い頃から野球やソフトボールなどの球技が大の苦手…
ボールが飛んでくることが、昔から怖くてたまらなかった
観戦するだけでも客席に飛んでくる可能性がある
本当は行きたくなかった
しかし、私の守護の存在は何らかの理由があってBさんとの出会いをもたらしたはずなんだ
そう考えるとお断りするわけにはいかない
野球観戦当日、見える距離の範囲でボールは飛んできたが
恐れることもなく、まあ大丈夫だった
やれやれ、何事もなく終了して良かった
ホッとしたのもつかの間、野球観戦からの帰り道Bさんが言った
「そうだ!せっかくだからバッティングセンターに行こう」
えー!!
絶対に行きたくない
行ってもいいけど、私は見てるだけでいい
案の定、見てるだけにはいかず私も体験する流れとなった
やってみると
あれ!?
意外と楽しいかも…
バッティングセンターも無事に終了した
エネルギーを使い過ぎたのか、どっと疲れた…
果たして私の守護の存在は、この日の行動を褒めてくれただろうか?
続く