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【経営企画部 × CTO対談】 データサイエンティストとして働くなかで得られる学び



はじめに

こんにちは。いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。

本記事では、2023年6月に行われた、経営企画部マネージャーの小島さんと最高技術責任者の森山さんによる対談をお届けします。テーマは「GEOTRAで働くデータサイエンティストの仕事」です。
GEOTRAを支えるデータサイエンティストのリアルをお届けします。

小島 拓也:2019年に三井物産にてキャリアをスタートし、再生可能エネルギー事業に従事。現在は、GEOTRAの経営企画部にてコーポレート全般をマネジメント。その傍ら、営業支援・データ分析も対応し、「GEOTRAの何でも屋」として活動している。
森山 拓洋:人と人をつなげるITに興味を持ち、KDDIに2014年に新卒入社。現在は、技術責任者としてGEOTRAのプロダクト開発をリードし、自らも実装に従事する傍ら、データサイエンティストとしてGEOTRA Activity Dataを活用したデータ分析を推進。

ー最近の分析レポート作成事情について

森山: 小島さんにはデータサイエンティストの分析を踏まえ、お客様に提供するレポートを作ってもらっていますが、分析レポート作成の中で小島さんがどんなことを考えているのか、言われてみると気になりますね。

小島: 分析のパターンが増えてきている中、僕らとしても学びが増え、データを作る側と使う側でうまく分担できているのかなと思います。GEOTRA設立から1年ほど経って、これは良いことだなと思っています。

森山: よく考えたらそうですね。

小島: データサイエンティスト含め、メンバーがどんどん増えてきている中で、いい感じに分担できるようになりそうですね。

森山: お互いに役割を補い合えていますよね。

小島: 何を分析するかについてはお客様との打ち合わせをもとに僕らが決め、それをもとにデータサイエンティストの皆さんが分析をし、中身となるものを作ってもらっています。その後、最後のまとめ作業はこちらで引き取り、考察をしていきます。森山さんには、それ以外の作業をやってもらっているな笑。けど、こちらの方ではなるべく簡潔にレポートをしていきたいと思っています。

森山: 一番理想なのは小島さんの方で「こういう集計をして」って言えるようになれるといいかもですね。

小島: そうですね、頑張ります!

ー分析レポート作成の理想の流れとは?

森山: お客様の要望を聞くのが営業側の社員。そこからデータサイエンティストに引き継ぎ、出来上がったものを確認するのが私。問題がなければ営業側の社員がそれをもとに分析レポートを作る。この流れが理想ですね。

小島: お互いがやっていることをできるようになれば会社としてももっと前に進めそうですね。どんどん僕らとしてもレベルを上げていきたい。GEOTRAはそういう過渡期にいますよね。

森山: 作業の仕組みが変わると、所要時間も激減します。そういうところに力を入れ、新しいことを学んでいきたいです。

小島: 確かに、効率化は今後の課題ですね。設立当初はGEOTRAも人が少なかったけれど、1年以上過ぎて会社としても拡大してきているので、役割分担の一環として、各々の役割に立ち戻るということもやっていきたいです。

ーデータサイエンティストの役割とは?

森山: 言ってみれば、インプットとアウトプットの真ん中にデータサイエンティストがいますよね。ここに求められることは、社員の意図を理解し、完成形をしっかりとイメージできること。お互いどううまくコミュニケーションを取るかは今後も模索しないとですね。あと、コミュニケーションの場ももっと作っていきたいです。小島さんは現状、煩わしいと感じたりすることはありますか?

小島: 煩わしいというよりもむしろ、作業自体は楽しいですね。地図を見ていると色々な疑問が浮かんできます。日本全国のデータを持っているGEOTRAでは、案件ごとに異なる地域を扱うので、色々な場所を知ることができるのは旅行気分で楽しいです。

森山: なるほど。それはそうかもしれないです(笑)

小島: そういえば、分析レポートの内容をデータサイエンティストにも共有することはあるんですか?

森山: していますね。難しそうなタスクがある時は打ち合わせをして、お客様の要望をしっかりと共有します。

小島: データサイエンティストに限らず、ただタスクを投げられるよりも、その背景事情や完成形のイメージを説明してからの方がちゃんと理解しながら進められるんじゃないかなと思います。どんな職場でも、「やっといて」とだけ言われるのは嫌だよね(笑)

森山: うんうん。今後も打ち合わせの場は増やしていきたいなと改めて思いました。

ーデータサイエンティストが得る学びとは?

小島: 森山さんの視点から見て、データサイエンティストにとって最大の学びは何だと思いますか?

森山: やはり実践の場が得られることです。コードを書くこと自体はGEOTRAの業務外でもできることではありますが、「実際に誰かに求められているものを作る」という工程はやはり違う重みを持ちます。お客様の要望に沿って、切り口を合わせてコードを書き換えていくという作業を0から考えていくので、そういう力はつくと思います。

小島: ずっとパソコンの前でカタカタやっていると自分のアウトプットを使っていただく方の視点は見えないので、そこを身近に感じられるのは良いことですよね。

森山: あと、データサイエンティスト同士の交流も羨ましいですね。データサイエンティストの中には学生インターンもいるのですが、他大学の学生同士、文化の違いもあるので、同じような学問ですが、それぞれの「やり方」は異なる。そういうものも共有できるので知識が増えそうです。
小島: データサイエンティストは業務委託などいろんな雇用形態の方がいて、社会人の先輩から色々なことを聞けるのも若いデータサイエンティストにとってプラスですよね。出し惜しみとかせずに、丁寧に教えてくださるので、そういう意味でも良い環境じゃないかと思います。

森山: 確かにバックグラウンドは多様ですよね。データ分析といっても、ウェブサイト・SNS・位置情報など、様々な分野があり、それぞれに「当たり前」があって、お互いの視点を学んでいくことで応用が効きそう。うーん、これはいい環境です(笑)

ーデータサイエンティスト志望の皆さんへ

小島: 現在GEOTRAはデータサイエンティストを募集していますが、データサイエンティストを志望する皆さんに、最後に何かひとことありますか?

森山: お互いのために参加しているという気持ちは大事かと思います。この環境は皆さんにとって学びの場になるとともに、私たち社員にとってもアウトプットを作ってもらうことは非常にプラスです。お互いが恩恵を受けることのできる場として、GEOTRAで一緒に頑張っていきたいなと思います!


さいごに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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