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Photo by
naotanu
映画制作日誌|(荷物番)~映画を考える~
見る角度が変わると、今までとは大きく印象が変わります。
チケットに記された席に座り、予告編に胸を躍らせ、光るものが非常灯だけになってからは、流れてくるものをただ感じていました。
最近は、裏側を考えながら観るようになったと思います。
申し遅れました。加藤輝(かとうあきら)といいます。もう大学も4年目になりました。
普段は早く起きて、バイトに行って、まだ朝と言える時間に帰ってきてからコーヒーを飲んでいます。
好きな絵はゴッホの《夜のカフェテラス》で、好きな歌はMonkey Majik の「空はまるで」。好きな銭湯は飯田橋の熱海湯です。富士山がとても良い。
基本的によく喋ります。声は高い方です。
映画を作るという経験をすると、スクリーンを眺めているだけでは物足りなくなってしまいます。主人公のお父さんはなぜ黄色い本を持っていたんだろう。この気象条件で撮影するために何時間待ったんだろう。
映画を”感じる”ではなく”考える”ようになったことは、とても楽しく、少し寂しいです。
はたして二度目の映画制作は、楽しさと寂しさを助長することになるのでしょうか。
ところで、僕はこのチームで何ができるんだろう。
世の中にはいろいろなチームがありますよね。野球で全国制覇を目指したり、道路をつくって人の生活を支えたり。チームのメンバーには、一人一人に役割があるはずです。
映画を作っていく中でも、様々な役割があります。脚本を書いたり、カメラを担いだり、演じたり。
僕は、、、荷物番でもすることにします。
(大事ですからね!荷物番!!)
2022.4.20 あきら