【京都.パンの都?らしい】
NHKプレミアムを何気なくつけていたら、「京都はコロナ禍にあってもパン屋が潰れてない」という話が聞こえてきた。
画面を観ると
『"いけず"な京都旅』いう番組で、ミュージシャンの西川貴教さんが「パンの都.京都」を紹介するというもの。
そう、和食に着物、伝統的な日本の文化を誇る京都にはパン屋さんが多く、京都人はパンが好き!と以前も何かのテレビで観た記憶がある。
何故、京都でパンの食文化が育っていったのか?
パンを売り始めた頃は、「大きなお麩ですなぁ」といけずな(!)事を言われていたらしい。
しかし、徐々にパンが浸透していく。それは需要があったからである。
その一つが職人さんたち。
職人さんたちが仕事の合間に何か食べる時、パンは便利な食べ物になっていった。
うどんだと、出汁が食べている時にはねたりして、例えば製作中の布にシミがついたりする危険性がある。
しかし、パンならそんな心配はない。
作業を続けながら、パンを口に頬張る事ができる。
おにぎりでは、ダメだったのか?
おにぎりだと、今でこそラップに包めば、手も米粒でベタベタしないだろうが、直に手に取り、食べていた時代は、米粒が厄介だったかもしれないなぁなどと、個人的に思う。
さてコロナ禍でも成長を続けた京都のパン屋さんに話を戻す。
朝食は、パンとコーヒーという方々が多いという京都では、コロナ禍になって、外食に出かけられなくなった際、個人で営業しているパン屋さんに以前以上に足を運ぶようになったのでは?といった推測が番組てされていた。
京都は、湯葉に湯豆腐だけではないんだね。
紹介されていたパン屋さんの中で歴史あるパン屋さんの話を聞いていると、新しいものを取り入れ、成長させ、根付かせていく進取の精神があったんだなぁと敬服した次第。
京都のパンか…奥が深いなぁ!
関西にいる姪に、次回、福岡に遊びに来る時は、京都からパンを買ってきてもらうか?
いつもはお漬物を頼んでいたけれど…。
テレビ番組のおかげで一つ賢くなった2023年のお正月…。