【料亭の終焉とPCR検査センターと〜三光園】
あっ!本当にPCR検査センターになっている!
バスから旧三光園が見え、無料PCR検査センターの幕が掲げられてあるのが見えた。
コロナ禍のあおりで、飲食業界の大打撃はニュースで観なくても、周りに閉店したお店をみれば、わかる。
その中でも老舗料亭は、接待はなくなり、一般人には敷居は高く、ただでさえ、大変だったろうに、コロナ禍で大変だったと思う。
博多の老舗料亭の三光園もそのあおりで、昨年、幕を閉じたと聞いていた。
1度だけ行ったことがあるが、今ではなかなか見ない趣に感銘した。
日本文化の集大成とも言われてい一般の家ではなたなか見ない数寄屋造りで風情があった。
料亭の終焉は、残念なことだが、お客さんがいないと営業も出来なくなるんだろう。
料亭としては、幕を閉じた三光園だが、PCR検査センターとして開放し、ここでPCR検査を受けた人は、料亭内を見学できるらしく、またとないチャンスを提供してくれている。
PCR検査センターをやっている間は、この建物は残っており、料亭の面影を温存できる。
が、PCR検査が終わったら、この建物、どうなるのかしらん?
今、同じ物を建築しようとしても、出来るもんじゃないと思うけどなぁ。
最近、福岡市のあらゆる建物が壊され、再開発に向けて新しい建物が建てられているが…。
しかし、壊せばいいってもんじゃないのではないか?
特に歴史のある建物は!
三光園、文化財として残ってほしいなぁ。
あるいは、また料亭として復活できたら、理想的である。
まぁ、そうしたら、お客さんとして行かなきゃ!なんだけど…
(そういう甲斐性を持てるよう頑張ろう?)
#料亭文化 #料亭 #三光園 #PCR検査センター
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