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【詩と音楽】~第3回福岡ユーゲンツァイトコンサート(男声合唱)於 FFGホール 2024.6.29(土)

 お誘いいただき、第3回福岡ユーゲンツァイトコンサートへ!

 福岡大学の男声合唱団メール・ハーモニーのOBの方々が中心となっての男声合唱団。
 合唱の曲というのは、合唱に関わる方々には、よくご存じの作品が多いのだろうが、あまり合唱を聞いたことがない私にとっては、知らないので新鮮。

 今回取り上げられた曲は
☆「中勘助の詩から」、
☆「The student Prince”学生王子”」、☆『新しい歌」

 開演前に時間があったので、配布されたプログラムに歌われる詩が紹介されていたので、読んでみる。
始まるまでに読んだのは、「中勘助氏の詩じゃら」の7つだけだったが、この詩、難しかった。黙読だけでは、瞬時に意味がわからず、人にわからないようにブツブツ音読。
それでも難しく、これが歌になる?と不思議だったのが、実際、始まってみると、この詩に曲がついたことで、あ!意味がわかる!という感じになり驚く!

 私にとって平板だった詩が曲がつき、歌声によりさらに詩が立体的になってくれ、黙読していたときよりも詩の情景が浮かんでくるような気がした。
 実際、詩が言葉が浮き立つような曲の構成にも鳴っているんだろうと思う。
 なるほど…「歌」、「合唱」って奥深いものなのねえ~と実感しながら拝聴。

 外国語の歌詞で歌われる場合は、意味不明なのは、仕方ないが、日本語でも「詩」について、聞き取れてなかったなぁ、ちゃんと把握していなかった…。
また高校までの現代文の教科書くらいまでしか、「詩」という分野には触れていなかったなぁ~
「詩」➕「音楽」🟰「歌」
なのねー
〜などとコンサートを通じて、気づいた個人的コンサートの感想。

 800名は入る会場は、ほぼ満席で、コーラスを愛する観客の皆様にも男声合唱の魅力をあますところなく伝わったコンサートだった。
…きっと、ステージの後の打ち上げは賑わったろうな…と楽しく想像。

#福岡ユーゲンツァイト  



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