
【ランメルモールのルチア~Lucia di Lammermoor】
本日、ティツィアーナのレッスンでの曲は『ランメルモールのルチア』のアリア「あたりは沈黙に閉ざされ」
ベルカントのトリルの歌い方についてのデモンストレーションをそばで聞いていて、ひゃぁ!大変なこと(トリル)をしているのねぇ。。とある意味感心…
(バロックとベルカントの「トリル」は歌い方が違うとも言っていた。)
私は、ただ聞く人なので、「歌う人」がどんなに大変かこのようなレッスンの場にいて悟る!
レッスン後、ティツィアーナは語る。この「ランメルモールのルチア」のアリアを17歳で勉強しはじめたと話してくれた。
その当時、ティツィアーナはコロラトゥーラで何度も何度も何度もベルカントの練習し続けたそうである。
つまりその練習によって、ソプラノ歌手・ティツィアーナ・ドゥカーティの今の全ての基本をその頃に形成したと言っていても過言でないと言っていた。
…一方、ティツィアーナの家族(ネコも含む)にも影響し、その間、毎日6時間以上、ベルカント唱法やトリルを聞かされたそうである。
…しかし、歌う本人が一番大変だろうが、家族中で聞く(聞かされる?)のも大変だったかも…。
音楽家(芸術家)が育つためには、家族の協力なくしては、難しいんだろうな。
…本日、プレゼントされたクッキーをいただきながら、『ランメルモールのルチアのアリア』から知る歌手が生まれるまでのヒストリー。
※レオ・ヌッチとのツーショット&一緒に歌う写真を見せてくれながら…
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ティツィアーナ・ドゥカーティのレッスン