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「承前啓後(しょうぜんけいご)」

 福岡で、ティツィアーナ・ドゥカーティを応援してくださるTさんからお招きいただき、お囃子、狂言、日本舞踊の日本古典芸能の会参加で、福岡市博多区の住吉神社の能楽堂へ。
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 住吉神社に能楽堂がある事を知らなかった私…
 中に入れば、お座布団をいただき、板張りにござが敷かれ、その上にお座布団を置き、着座…(久々の正座である)

 午前の部では、ワークショップ…
お囃子では、鼓、太鼓、笛の説明、またお囃子は、能は能のお囃子、歌舞伎は歌舞伎のお囃子とそれぞれ分業、専門に分かれている事を初めて知る。
 演者も20代と思しき青年たちで、推測するに、そういうおウチの方々で東京芸大の邦楽に行かれ研鑽を積まれた将来、有望な方々というのは、素人の私にも伝わってくる。
 さて、今回の目玉というか、面白かったのは、『棒縛り』という狂言にも日本舞踊にもある同じ演目、しかしそれぞれから演じると、どのような表現の違いになるか?というものだった。

狂言は銀閣寺のようで、日本舞踊は金閣寺のよう…とでも言えば良いのか…

シンプルとゴージャス、
硬派と軟派(外連味がある)みたいな? 

 百聞は一見にしかず…
このような機会があれば、是非、ご覧いただきたい。

 ちなみにテーマの
「承前啓後(しょうぜんけいご)」
              とは…

"昔からのものを受け継いで、未来を切り開くこと。
学問や事業などのことをいう。
文化や文明を受け継いでいくことの大切さをいう言葉で、中国で昔から重要視されてきた考え方。
「前を承け後を啓(ひら)く」とも読む。"
#住吉神社能楽堂 #承前啓後

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