里親になりたいとぼんやり思った①
私が最初に里親になりたいとぼんやり思ったのは乳児院1年目の頃です。
里親研修もしていたし、里親委託率も高い方だったので里親さんの面会などで、とてもあたたかな里親さんに出会ったことがきっかけです。
何回も面会対応や関わりの姿を見ている中で、この子は絶対に幸せになる!
心の底から思ったことがありました。
お風呂を入れるのもいつもどんな風か、とても細かく同じように同じように…子どもが安心できるようにと子どものことをものすごく大事にしていました。たしか私がお風呂に入れる姿を里母さん見にお風呂場をのぞいてもいいか言われて大丈夫ですと言っていつもの姿を見せたことを覚えています。
私タオルくらい巻いていたかな?笑💦
あの子の黄色いお気に入りのタオルも……安心するもの全て大切にしていた。
あの子の安心するもの、安心することをとても大切に一つひとつとても丁寧にしているところがとても印象的でした。
あたたかな雰囲気の里母さんと里父さん。
少し年配の方で、私の両親より歳上かな?って思いながら……面会の中で私がこの夫婦のもとで育ちたかった。
そんなことを思う瞬間も正直何度かあるほどでした。
里父さんなんて、他の子たちからも大人気だったな。そんなことを覚えています。
そんな素敵な里親さんに出会ったことがきっかけで、私もぼんやりとこの人たちみたいになりたいなと思っていました。
なんていうか、あたたかさが滲み出てるというか。ほっこりする人たちでした。
里子にいったあの子のことを思うと、すごく幸せに過ごしてるんだろうなと今でも思います。
社会人1年目だけでも沢山の里親さんを見てきましたが、私にとって1つのモデルとして私も将来こうなりたいというモデルになりました。
一番最初のきっかけでした。
2021.11.23