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すべて嘘の合格体験記

文責 northden

※ この記事の内容はすべて嘘です。特に太線部は大嘘です。信じないでください。

※ 受験生はこんなもの読んでないで勉強してください。


こんにちは!northdenです。

突然ですが、皆さんは東京大学に合格したことはありますか?

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東大入試は難しいと思われがちですが、実はそんなことはありません。それどころか、国公立大学のなかでは簡単な部類なんです!

その証拠に、こちらをご覧ください!

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「統計情報リサーチ」 より)

東大の学生数は大阪大学に次いで2番目に多いです。つまり、阪大の次に入りやすい国公立大学ということです!

まだ信じられないという人もいるかもしれません。そんな人のためにお教えします。実は…

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この入試には、必勝法がある

んです!その攻略法をまじえて、僕の合格までの道のりを紹介していきます。


1. いざ試験本番!

合格への道のりは入試当日の2月25日から始まります。ほかの大学を受験しないなら、初めて受けるテストがいきなり本番になります。気を引き締めていきましょう!

といっても、特別な準備は必要ありません。東大入試の門戸は誰にでも開かれているので、当日に会場に到着さえすれば受験できます。便利ですね!


さて、理系の会場は東京都文京区の本郷キャンパスです。本郷キャンパスと言えば、この赤門が有名ですよね!

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荘厳な構えで、いかにも歴史を感じさせますね!しかし中からは何やら美味しそうな匂いが…
試験を受けるのに空腹ではいけないので、迷ったらまず食べるのが鉄則です!

実際に店内に入ってみると、床は油だらけなのか「滑り」やすかったですが、お味は最高でほっぺたが「落ちる」程でした。これで合格間違いなし!


2. 一日目午前:国語

最初の教科は国語です。理系なので配点は少なめなのですが、侮ることなかれ。ずばり国語こそが、合否を分ける最大のポイントです!

その中でも現代文の問題で差が付きやすいのですが、実は攻略法があります。

~現代文の必勝法~
本文を写せ!

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これだけでは信じられないかもしれません。でも、考えてみてください。

・現代文の答えはすべて本文中にある

・採点するのは、聡明な東大の先生方

つまり、本文さえ解答欄に書いていれば、採点官の先生方が問いの答えを割り出してくださり、必ず正解とみなされるというわけです!


ただ、問題点が一つ。東大国語の解答欄は、1問あたり約13.5cm×2行と、とても小さいんです。つまり、どれだけ小さい文字で写しきれるかが差が付くポイントになります!

幸い問題は4~5問あるので、充分な修練を積めば写しきれます。ただ僕は訓練が足らず、本文の冒頭10行ほどしか書けませんでした…


3. 一日目午後:数学

昼食を食べれば、午後は数学です。なぜか胃もたれを感じますが、体調不良を覆すのも実力です。

問題は6問あり、1問につきB5サイズ(またはその倍)という大きな解答欄が用意されていますが、そんなもの全く必要ありません!


~数学の必勝法①~
問いの答えをxとおけ!

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中学以降の数学では「わからないものをxとおく」ことが大事ですよね。東大数学も、まさにそれを問うものになっているんです!

それさえクリアできれば、「答えはxである」と書けば大丈夫。6完するのに30分もかかりません!


あ、そうそう、数学には証明問題もありましたね。でも心配いりません。

~数学の必勝法②~
示したい事柄を定義とせよ!


数学のあらゆる議論は、定義をもとに展開されます。聡明な東大の先生といえど、定義には逆らえないのです。なので、「定義より真である」と書いておけばOK!


なお当日は、朝食べたユッケがあたったのか、全問を30分ほどで解き終えたところで腹痛に見舞われ、終了時刻をトイレの中で迎えました。それでも6完なので問題なし!


4. 二日目午前:理科

理科の試験では、物理・化学・生物・地学から2つを選んで答えます。僕は会場で鉛筆を転がして、物理・生物をすることにしました
解き終わって分かったことなんですが、物理と生物は互いに親和性が高いのでおすすめのペアです!

さて理科にも、どの科目を選んでも共通の、攻略法があります。

~理科の必勝法~
全問「じゃあ、あなたには分かるんですか」

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理科は数学と違って、人間が作った理論ではなく、現象が先行する学問ですよね。だから、ただ紙の上で繰り広げられた仮定など、もはや無意味なんです!

聡明な東大の先生方も、答案に書かれた「じゃあ、あなたには分かるんですか」という問いかけには、はっとさせられ、思わず満点をあげたくなること必定!


ちなみに、解答した科目に合わせて用紙の所定部分をミシン目に沿って切り取る必要があったんですが、僕は間違えて地学の部分を破いてしまったので、面倒になって全て切り取りました。まあどの科目だろうと答えの文言は同じなので、大丈夫です!


5. 二日目午後:英語

最後の教科は英語ですが、実は直前の昼休みを終える頃には受験生の半数以上は諦めて帰ってしまいます。逃げるほど難しい試験ではないと思いますが、何故でしょうね?必勝法を知らないんでしょうか。

必勝法をここまで積み上げてきた僕なら、そして、記事をここまで読んだあなたなら、理科までで合格点は取れているでしょうが、有終の美を飾るためにも、英語のネックとなる英作文問題について、攻略法をご紹介しましょう!

~英作文の必勝法~
答案の末尾に「(古英語)」

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英語も生ける言語ですから、長い年月を経て変化しています。文献に残っていない古い時代の英語は、もはや現代の誰も知らない文法や語彙を持っているんです!

聡明な東大の先生にも、古英語で書かれた英文の文法や語彙を否定する術などありません。むしろ、答案に書かれた英文こそが史料になることでしょう。


あと、マークシートは全部塗り潰せばワンチャンバグって全問正解になります。祈ることが重要です!


英語の試験が終われば、約2週間後に「合格を確認する」までは、まさに暇になります。東京観光でもしておきましょう!


6. 合格「確認」の日

合格発表は3月10日の正午に行われます。当然受かっているでしょうでしょうし、発表ページをウェブで開くまでもないんですが、自分が最高点の可能性もあるので、まあ「確認」してやりましょう!

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あれ、番号が、ない、、、



◆ まとめ

いかがでしたか?僕の今日までの道のりが、入試への必勝法とともによくわかったと思います。

みなさんも是非この方法を試して、東京大学に合格してみてくださいね!



※ 繰り返しますが、この記事の内容は嘘です。

※ これを読んでしまった大学当局の方へ:
すべて冗談なのでどうか放校だけはご勘弁ください。

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