2017年7月20日、大文字山に登り、ナキイナゴを見てきました。

画像1 銀閣寺道辺りから見た大文字山。
画像2 登り始めて、休まずに大の字の辺りまでたどり着くのに、35分くらいかかります。凍らせたペットボトルの飲料水が2本は必要。水分を何も持たずに登るのは危険です。
画像3 十年以上前は、ブッシュ状にかなり草が繁っていました。鹿などがどんどん食べ進め、草地が疎らに(この2017年の時点で)なってました。
画像4 京都市街。
画像5 ススキがあるところなどに、ポツポツと、ナキイナゴが見られ、ささやかに、カシャカシャ……と鳴いてました。
画像6 いい眺めです。
画像7 この時はムイムイちゃんと一緒でした。マガジンの鳴く虫手書き新聞に載せてるのではないでしょうか。
画像8 中央の火床。この東側に、弘法大師をお祀りした祠があります。
画像9 真夏ですから、あまり人がいません。空気が澄む秋などが人気かと。
画像10 さて、また登れるだろうか。昨日もそう書きましたっけ。
画像11 ナキイナゴのカップル。灰色の大きな方がメス、黄色くて小さい方がオスです。バッタの多くが、大きなメスに小さなオスが乗っかる形で交尾します。オンブバッタだけではないのです。
画像12 Googleフォトさんから、6年近く前の写真が表示されました。大文字山、昨日の浄土寺からも見えましたが、毎年初夏に登っていた、最後の頃でしょうか。昔、途轍もなく沢山のナキイナゴが居たのです。6月頃に登って、大の字辺りにたどり着いた時点で、広範囲に渡って、シャカシャカシャカシャカ、という声の大合唱。黄色くて小さな♂が、後ろ脚と翅のギザギザを擦り合わせて鳴いているです。それが、大の字周りの草地が減少、この頃でも、もうかなり居なくなってました。環境の変化で虫が居なくなるのは淋しいです。いつものことですが。

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