11/20(月)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000とも上昇しました。

私が注目しているのは、今年未だ波に乗り切れていないラッセル2000の動きです。
前回跳ね返された200日移動平均線をしっかり上抜けられるかに注目しています。

【米国市況】株がハイテク中心に続伸、20年債入札好調ー148円台前半

長期金利

昨晩の株式上昇の要因となったのは米20年債入札(規模160億ドル)が好調だったからだと思われます。
長期金利は若干の下落となり、ダウントレンドを形成しています。

日足では、50日移動平均線を抜けており、注目は週足の上昇トレンドを下に切れるかだと思っております。
200日移動平均線、50週移動平均線の数値がほぼ一緒なので、ここを目指す展開になればと思っています。

ただ、なかなか一筋縄ではいかないだろうなとも思っています。

為替

ドル円は大きくドル安円高になりました。
こちらも50週移動平均線を切ってきました。
週足の上昇トレンドがターゲットになってくるのではと思います。

2週間ほど前とは逆に日米金利差以上にドル安円高が進んできていると感じています。
どうなるかは注視します。

円は対ドルで148円台前半、ドル安主導で10月初旬以来の高値圏推移

原油

原油価格は続伸です。

Bloombergによると「石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が価格押し上げのため介入するとの見方が強まった。」

とのことです。

200日移動平均線にタッチしてきました。
ここで跳ね返されるか、上抜けるかで展開変わるかと思いますので、こちらも注視して参ります。

個別決算

大きなニュースとなった米オープンAIの最高経営責任者(CEO)を解任されたサム・アルトマン氏ですが、短い間にニュースが二転三転ありましたがオープンAIの社長を辞任したグレッグ・ブロックマン氏とともに
マイクロソフト入りとなりました。

市場はこれを好感し、マイクロソフトは昨晩2%を超える上昇となりました。

こういう動きの早さとダイナミズムがアメリカの強さなんだなと改めて思います。

アルトマン氏、マイクロソフト入り-オープンAIはシアー氏起用

マイクロソフト、上場来高値で終了-アルトマン氏入社「勝利」との声

オープンAI社員、取締役全員の辞任要求-マイクロソフト移籍示唆

センチメント

昨晩の株式の上昇で、Fear & Greed Indexの数値はさらに上昇です。

11月に入り、株価上昇のピッチが速いので警戒はしつつも、小型株は出遅れていることから、年末までしっかりと上昇して欲しいなと思いながら、どっしりと構えていきたいと思います。

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