10/12 レポート

おはようございます。
昨晩のマーケットは、9月米消費者物価指数(CPI)を受けて
長期金利が大幅上昇したことで、株価は下落しました。

ただ、21日移動平均線を反発したようにも見えるので、このまま下落になるかはちょっと疑問です。

【米国市況】株反落、CPI受けて利上げ観測高まる-ドル149円後半

一昨日のPPIでは反応がなかったように見えた長期金利ですが
CPIにはしっかりと反応しました。

長期金利も同じように21日移動平均線を反発したようにも見えるので
上昇トレンドは継続する感じです。

注目だったCPIの結果ですが、市場予想を上回りました。
予想通り、エネルギー価格が上昇していたことで、エネルギー関連は強かったです。

ただ、予想外だったのが、CPIの1/3を占める住居費の伸びが加速してしまっていることです。
家賃価格が4月くらいから上昇しています。
また、エネルギー以外のサービスもまだ高いなというのが印象です。

米CPI、コアが2カ月連続で高めの伸び-FRBの方針裏付け

これを受けて、11月の利上げ確率が上昇しています。
一方、12月以降の金利には変化なしです。
ここ最近の
「利回り上昇続けば追加利上げの必要性低下」
というFRB高官たちの発言が影響しているかもです。

ボストン連銀総裁、利回り上昇続けば追加利上げの必要性低下も

為替は、米長期金利上昇にあわせて円安になっています。

円は対ドルで149円台後半、米インフレ圧力でドル上昇-150円視野

原油は一旦落ち着いています。

センチメントは若干悪化しています。

本日からいよいよ3Q決算が本格化していきます。
しっかりと注視していきたいと思います。

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